『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

橋下不出馬、維新票獲得で自民党圧勝?

2014-11-24 08:50:12 | 日記

橋下維新の党共同代表が衆議院選挙出馬断念です。話題性を失い維新の会は今回の衆議院選挙で現有議席を大きく減らす可能性があると思います。一旦は『老兵は死なず・・』と体力的衰えを理由に不出馬を決めたにも関わらず、若手議員の政党支持率低迷の危機感から東京比例出馬を決めた石原慎太郎次世代の党最高顧問共々かつての人気や老兵石原慎太郎氏の仲間を引っ張る気力・体力はありません。では、前回獲得した議席の多くが同じ野党の民主党に流れるのでしょうか?民主党は枝野幹事長や合流したばかりの浅尾、かつての重鎮、原口、馬淵、赤松各前議員の当選すら分からない状況で大躍進とはいかないようです。今回の衆議院解散時期をいち早くピッタリ予想し当てた飯島内閣参与によれば、今後論戦で民主党は選挙目当ての野合のそしりを逃れられず、自民党論客に選挙戦で矛盾点を突かれ支持を減らし現状維持程度しか獲得できないそうです。維新の党、次世代の党、みんなの党がそろって議席を減らすとなればその多くが本来ならば行くはずの民主党ではなく消去法で公明党の組織票を抱える自民党に流れるのではないでしょうか?飯島氏の予想通り自民党300議席越えも十分あり得ます。実際、野党第1党民主党は選挙準備が整わず小選挙区の半数近く候補を擁立できません。80以上の小選挙区で自民党の対立軸が共産系しかおらず相撲になりません。では、衆議院選挙の争点アベノミクスは野党民主党などの敵失などで完勝した後、成果を上げられるのか?筆者は否定的です。大手企業や公務員はいざしらず、現在消費税不況に陥っている中小企業の多くが来春賃上げをするとは思えません。実質賃金はマイナス圏から抜け出せずGDP6割の消費活動は4月の消費税8%引き上げによる低迷から抜け出せないまま2017年4月を迎え、今度は延命のため消費税増税を行うのではないでしょうか?そのかなり前から、日銀金融政策変更や消費増税期日の接近により日経平均株価は大きく下がり始め、企業業績を低下させ、悪い円安インフレが進行しているはずです。政策や政治に期待が持てない中、個人は対策に重きをおかなければなりません。アベノミクスが失敗に終わり、失業率が上がり、高齢貧困者も急増する。さらに悪いインフレが進行している最中、政治家の都合で消費税が上がる恐ろしい近未来予想図です。

以下コピー  衆院選(12月2日公示、14日投開票)で大阪3区と16区からの出馬が取り沙汰されていた維新の党共同代表の橋下徹大阪市長(45)と幹事長の松井一郎大阪府知事(50)は23日、出馬を断念すると発表した。同日、大阪市内のホテルで開かれた松井氏の政治資金パーティーで、松井氏が明らかにした。

 

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