『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

米国中間選挙、今晩判明(日本時間) 共和党勝利!

2014-11-05 08:05:37 | 日記

オバマ政権にとって上院で共和党が過半数を確保できるのか焦点になりそうです。過半数を握れなければ政治は混乱レームダック化し次期大統領選挙まで2年間、米国経済のみならず世界経済・情勢不安になりそうです。つまずきの始まりはシリア、ここで指導力を発揮出来なかったことがロシアのクリミア併合を許し、世界を一気に不安定化させました。今回民主党が上院でも敗北すれば次期大統領は共和党から選出される可能性が高くなります。日本にとっては有利かもしれませんが、それまでの不安定化は避けられません。日本でも安倍首相が消費税増税の延期を決断するのか、しないのか判断時期が迫っています。(いずれにしても時期の問題で増税をしないという判断はないと思います。)消費増税を国会議員の定数削減や話題の不明朗な政治活動費、歳入庁の設置などには一切手を付けずそのまま党内事情に押され決断した場合には消費をさらに冷え込ませ、政治への不信感・不安定化に突き進むことになると思います。円安がさらに進み消費税が上がり、企業業績は下がり賃金は物価上昇に追いつかないstagnation停滞と inflation物価上昇が同時発生する教科書に出てくるような失政によるスタグレージョンです。さすがに苦労人菅官房長官はこの辺は理解しているようで悪い数字予想のGDP7-9月改定値を最大指標に判断するようで自民党内での延期支持拡大を待っているようです。

以下コピー 【ワシントン西田進一郎】オバマ米大統領の残り2年の政権運営を左右する中間選挙は4日朝(日本時間同日夜)、東部各州から投票が始まった。即日開票され、5日未明(同日夜)には大勢が判明する見通し。野党・共和党の優勢が伝えられており、下院の過半数維持に加え、上院の過半数を8年ぶりに奪還できるかが焦点だ。共和党が両院を握ればオバマ氏のレームダック(死に体)化がさらに進むことは避けられない。
中間選挙は4年ごとに行われる大統領選の中間年に一斉に行われる連邦上下両院選や州知事選などの総称。任期2年の下院は全435議席、任期6年の上院は100議席のうち36議席が改選される。州知事選は36州で行われる。焦点の上院の現有勢力は、共和党が45議席で民主党は55議席(無所属2議席含む)。共和党が6議席を上積みすれば、過半数に届く。
 最終盤の情勢では、共和党が上下両院で議席を上積みする勢いだ。米メディアや選挙分析機関によると、共和党は焦点の上院では47議席を既に固め、過半数獲得に向けて残る激戦区8州で4議席以上の獲得を目指している。米メディアは共和党の過半数奪還の可能性が高まっていると予測している。

【ワシントン=加納宏幸】   オバマ米政権の今後2年間の行方を決める米中間選挙は4日投開票され、米CNNテレビは野党共和党が、焦点の上院(100議席)で過半数の51議席を固めたと報じた。共和党は下院(定数435)でも過半数を確保しており、上下両院で主導権を獲得した。共和党は、ブッシュ共和党政権が大敗した2006年中間選挙以来、8年ぶりの過半数となった。これに対し、民主党は44議席にとどまっており、現有55議席(無所属2を含む)を減らすことが確定した。

維新の党とみんなの党、それに生活の党の3党は、消費税率10%への引き上げを延期する法案を、衆議院に共同で提出した。
維新の党・江田共同代表は「経済情勢、身を切る改革、さらには増収策、そういったものの成果を見つつ、延期し凍結をするという法案を出した」と述べた。
3党が共同で提出した「消費税再増税凍結法案」は、2015年10月からの消費税率10%への引き上げを延期するため、「国会議員の定数削減」や「歳入庁の設置」などを税率引き上げの前提条件として盛り込んでいる。

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