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今回は私が読みかけの本を、紹介しようと思います。読む本を並べるとその人の興味の対象やめざす方向性が見えてくるものです。こうして本を並べて見てみると、最近の私は診断士の仕事に興味が集中しているようです。
○問題解決ファシリテーター
組織のパワーを引き出し、優れた問題解決に導くにはどうすればよいかをテーマに、ファシリテーションという新しい概念を紹介しています。章だては、知識、技術(スキル)、応用(ツール)、実践(プロジェクトのかたち)と順を追って構成されています。本書の特徴は、数多くの事例です。著者の経験が惜しみなく語られているので、ファシリテーション現場のイメージがつかみやすいと思います。
○「先読み力」で人を動かす
正直いってまだ「積ん読」状態で、よくわかりません。パラパラとめくってみると、先読み=プロアクティブ・マネジメントを実践したプロジェクトのかたちが、多くの図で語られています。読むのが楽しみです。
○教育研修の効果測定と評価のしかた
同じ著者のシリーズ本「教育研修プラン推進マニュアル」とともに、必要に迫られて購入しました。両書を通じて、教育研修の全般知識を学べます。特に、研修により直接的な「経営成果」を求められてきている現状に対応して、教育研修の成果をより具体的に測定する考え方については興味のある部分です。
○ベンチャーキャピタルからの資金調達
この本も必要に迫られて購入しました。キャピタリストと経営者、つまりお金を投資する側と投資されて事業を伸ばそうとする側の2つの視点で書かれた良著です。前半はキャピタリストがベンチャーキャピタルからの資金調達の基本的知識とキャピタリストが企業を見る視点を具体的に示し、後半部分は投資を受けたことのある経営者が今後投資を受けたい人のために具体的なアドバイスを展開します。全体に、わかりやすく読みやすい良著です。
○IT経営可視化戦略
これも「積ん読」状態で、まだよくわかりません。「見える化」とITに興味があり、またamazonで評価が高かったこともあり購入しました。ITコーディネーターのテキストでもあるようです。
○論理トレーニング101題
論理の力を身につけるトレーニングブックです。例題をつかって接続表現、議論の骨格、論証の方法を解き明かしていきます。ところで、診断士の仕事の大きな部分は納得させた上で人の行動を変えることです。論理的な説得力をもつことは人を納得させる一つの方法ですから、この本の内容は本業ど真ん中です。それでいて私は、論理的に話したり書いたりすることがあまり得意ではないのです。このブログを読んで下さっている方は、すでにお気づきとは思いますが・・・。勉強していきたいと思います。
さて、並べてみるまで自分では気付かなかったのですが、かたい本ばかりですね。今後は、もう少し読む本の幅を広げて、人生をゆたかにできるような読書をしたいと思います。