中小企業大学校の第8期中小企業診断士養成課程の受講生募集が始まりました。募集要項はこちらから確認できます。第8期には、今年度の1次試験合格者も応募可能です。申込書類作成には、多少の時間が掛かります。1次試験合格発表待ちの方で興味が有る方も、早めに募集要項を確認しておくことをお薦めします。
募集案内ページより
1 | 募集期間 | 平成20年9月1日(月曜)~9月12日(金曜) |
2 | 開講日 | 平成20年12月4日(木曜) |
今回募集の第8期は、平成20年12月4日~翌21年6月30日までの7ヶ月間のコースです。昨年度または、今年度の診断士1次試験合格者(今年度は予定者)の方は、養成課程修了による資格取得の機会です。ご検討下さい。
H18年に新しくなった診断士養成課程は、受講対象が1次試験合格者に変わりました。新養成課程は、机上演習と診断実習を組み合わせたカリキュラムにより、中小企業経営支援のために必要な意識と能力の養成をめざすものです。1次試験的な知識(LEC科目案内へのリンク)を持っていることが前提の研修であり、演習と実習が主で基本的に座学の講義はありません。研修内容は、非常に厳しく、特に実習が始まる2ヶ月目からは息もつかせない刺激的な半年間を過ごす事ができます。
養成課程による中小企業診断士資格取得は、2次試験回避のための制度ではありません。2次試験制度とは、得られるスキルが一部違うのです。
2次試験後の実務補習と比較して大学校の養成課程は、より深堀した企業診断を、より多くの企業で経験できる実践的な講座です。また、社会経験のある大人が受講により人生観を変えることもある程の、楽しい(きついけれど勉強になる)経験ができる講座です。
今年4月まで受講していた者として大学校の養成課程を自信を持ってお薦めします。費用(受講料+生活費+その他+期間中は仕事ができない機会損失)が掛かりますが、診断士取得のひとつの道としてご検討下さい。