皆様、おはようございます。中小企業診断士の福田徹です。
千葉県のいすみ鉄道は、「自社養成列車乗務員訓練生を募集」しています。(第1回目の説明会は定員になったため募集終了)
訓練費700万円を自己負担すれば、鉄道の運転士になれるかも知れません。
趣味ではなく仕事として鉄道それも運転に関われるのです。
経営が苦しい地方鉄道の多くが、鉄道ファン向けのイベントやグッズ販売を企画していますが、運転士を募集するのはびっくりです。
鉄道の運転士資格は各鉄道会社単位で免許が与えられます。
身体能力や学科試験に加えて、自社での(他社に委託するケースもある)長期間の訓練を要する資格です。
そのため、経営基盤が弱い地方鉄道にとってコストのかかる運転士養成は、とても頭の痛い問題です。
現在いすみ鉄道は60歳代のベテラン運転士の退職に備える必要があります。
しかし、経営再建中の身であり、できればお金を使いたくない。
そこで、いすみ鉄道は「体力があって経済的・時間的に余裕がある鉄道ファン」に、自腹※1を切ってもらい運転士になって貰うことを考えたようです。
応募(説明会への参加)はいすみ鉄道の当初予想を上回る20人になった時点で、予定より早く締め切られました。(第2回説明会も別に募集するようです)
さて、どんな年齢の方々が応募されたのでしょうか?
3月21日に開かれる説明会の様子が報道されるのが待ち遠しい思いがします。
※1
鉄道運転士は社員(この場合嘱託)である必要がある。そのため訓練開始前に、まず嘱託社員として採用される。その際に700万円を会社に支払う。また訓練中は雇用関係があるため最低時給を会社が支払う。訓練が終わり、実際に運転業務に就く際には規定の給与が支払われるとのこと。
※いすみ鉄道「自社養成列車乗務員訓練生を募集」
http://www.isumirail.co.jp/topics/100305.html
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