中小企業診断士 福田 徹 ブログ

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オストリッチシンドロームに罹ったら

2009年09月06日 | 福田徹の企業再生

 皆様、おはようございます。今日は9月6日日曜日、私は中小企業診断士の福田徹です。

 数ヶ月後に資金がショートする可能性がある、某顧問先では、担当者の資金状況についての認識がしばしばブレます。

 何度確認しても、次に行くと危機意識が頭から抜けてしまっています。

 これは一体どうしたことなのか?


 どうやら、彼はオストリッチシンドローム(ダチョウ症候群)に罹っているようです。

 オストリッチシンドロームとは、ダチョウが天敵に追い詰められると頭を砂の中に埋めて現実逃避する(真偽不明)ことの比喩から、人や組織が周囲の環境変化を正面から受け入れられずに、現実から逃避してしまい周りが見えなくなっている状態を言います。(詳しくは、以前に書いたダチョウ症候群という記事を参照下さい)

 彼は、本来最優先に考えなければならないはずの資金繰り状況への対処を優先させずに、目の前にある重要度の低い課題に意識を回してしまっているのです。
 そして、彼を除く幹部達は彼以上に、危機意識を失ってしまっています。

 しかし、彼と彼の会社の幹部達には中小企業診断士がついています。私たち中小企業診断士は、彼らの目となり耳となり、彼らを正しい道に導くことができます。

 この会社の事業再生はすでに計画づくりを終えて、事業再生計画は実行段階に入っています。

 だから、すぐに現実をすべて直視しなくても、薄めを開けていればいいのです。


 安心して下さい。あとは、設計図通りに皆さんの手を引いて、目を開けても恐くないところまでご案内申し上げます。

 

※関連記事とこの記事のカテゴリー
再生の本筋は事業と人生の再構築
ダチョウ症候群

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