中小企業診断士 福田 徹 ブログ

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PDCAを回すコツはハードルを下げること

2009年11月09日 | 福田徹の経営

 皆様、おはようございます。今日は11月9日月曜日、私は中小企業診断士の福田徹です。


 PDCA(マネジメントサイクル)を回すコツは、計画のハードルを下げることです。


 PDCAとは、Plan Do Check Act cycleの略であり、企業活動などにおいてP(計画)D(実施)C(評価)A(改善)の4段階を1サイクルとして、これを繰り返すことで継続的な業務改善を行う仕組みです。

 PDCAを回すという言い方をするときに、イメージしていただきたいのはらせん階段です。

 PDCAを回すとは、らせん階段を登るように企業活動を改善していくことです。

 
 らせん階段といっても、緩やかに登るらせん階段をイメージして下さい。

 二段飛ばしをしたり駆け足で登ることよりも、一周して元の位置に戻ったときに確実に元の高さより高い位置にいて、元の高さより高い位置からその次の一周をスタートすることが大切です。

 それに対して、無理をして前期実績とかけ離れたできない目標を掲げることは愚の骨頂です。

 なぜなら、現実とあまりにもかけ離れた目標を掲げると達成することができずに、次の周を回ろうという気持ちが無くなるからです。

 だから、目標は少し頑張れば達成できるところにおきます。
 

 こうして、無理せずに少し頑張ればできる目標を立てて、それを確実にクリアすることでPDCAは一周します。

 目標を達成させ、その喜びを組織内で分かち合い(C評価)、上手くいったことは継続して実施し反省すべき点を直していく(A修正)のです。

 これを繰り返していくことで、PDCAが組織に定着します。


※関連記事とこの記事のカテゴリー
マネジメントサイクル(PDCA)を回す報告書とは?(見える化する)
PDCAを回すコツはハードルを下げること(目標ハードルを下げる)
PDCAを回す目標分解とは?(目標を分解する)
マネジメントサイクルをもう一回転させるPDCA報告会とは?(二回転目を回す)

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