裏庭の「キンカン(金柑)」がだいぶ色付いてきた。6月にも実の写真を載せたはずだけど、あれは去年の実が残ってたのだろうか?通常は初夏に花が咲き、11月~12月に実をつける。
残念ながら、キンカンは我が家ではあまり人気が無い。甘露煮にしたり、キンカン酒にしたりするのだけど、あまり減らないな。
ビタミンCの宝庫であり、風邪の予防に効果があるそうなので、薬と思えば良いか。
今年は暖かいせいか、実が出来るのが早いようだ。あまり長く実がついたままで置くと木が弱るから、そこそこに収穫しないといけない。
●キンカン(金柑) ミカン科
学名:Fortunella
(11月1日~11月23日撮影)
これは11月初め頃に撮影した「アマナツ(甘夏)」。
11月の終わり頃には、このようにかなり黄色みが増してきた。
この辺ではアマナツと呼んでいるけど、正式には「カワノナツダイダイ(川野夏橙)」と言うそうだ。アマナツとかアマナツカンと言うのは、通称名みたい。それにしても柑橘類は、「ナツミカン(夏蜜柑)」、「ダイダイ(橙)」、「ハッサク」、「イヨカン」、「ポンカン」などなど似た感じのがたくさんあって、ややこしい。僕にはまったく区別がつかない・・と言うか、覚えられない。
●カワノナツダイダイ(川野夏橙) ミカン科
別名:アマナツ(甘夏)、アマナツカン(甘夏柑)、アマナツミカン(甘夏ミカン)
(11月4日~11月28日撮影)
ついでに、実をつけたまま放ったらかしの「カリン(花梨)」を。これも我が家では人気が無く、カリン酒にしているけど全然減らない。
実はかなり固くて酸味が強くそのままでは食べられないので、ハチミツ漬けやジャム、果実酒などに用いられる。また「カリンポリフェノール」という成分を含んでおり、のどの炎症をしずめて風邪やぜんそくの咳を止め、痰を取る効果がある。のど飴でもお馴染み。
●カリン(花梨) バラ科
学名 Chaenomeles sinensis
(11月28日撮影)