採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

2022お正月料理

2022-01-17 | +お客さんの日

年末、今年は29日に移動して、さほどお料理三昧という訳でもなく、割とのんびり過ごしてきました。
それというのも、年末に一度だけ買い物に行ったのですが、行った先がホームセンターとそこに併設のスーパー。
そのスーパーがあまり品ぞろえがよくなくて(大きいローストビーフ用肉とか売ってない)、何か買い物しそびれてしまったのでした。

新年会は2日で、弟一家が来てくれて総勢7名。
姪っ子ちゃんは、もうすぐ高校生ですって。
生まれたばっかりのずーっと前は、座布団に収まる大きさでちんまり寝ていたよなー。
もうお姉さんなのですが、そのほかはみんな高齢者で、共通の話題があまりなくて気の毒といえば気の毒でした。
(今度はファッション雑誌でも持ってきてもらって、いまどきファッションを教えてもらおうかしらん)

29日 午前もちつき一臼(by母)。我々は午後到着。午後もちつき1臼。
   父が早い段階からおせち料理気分だったようで、買ってきたもの(黒豆、伊達巻など)はもうこの日で食べ終わるような状態でした。
30日 パンプキンパイ作成。もちつき2臼。(確かこの日の2回目以降は、餅つき機の不調により鍋で蒸した)
   みんなで買い物。ホームセンターで、スポイト、照明とりつけ器具、父の腕時計ベルト。スーパーでその日の夕食用薄切り肉等。
31日 もちつき2臼。ランチに年越しのかけそば。自然薯添え。夜は紅白を見ながら、みんなで「これ誰?」「さあ」などと。
1日 お雑煮を食べたりとか。
2日 重箱詰め。新年会
3日 午前中は駅伝を見てのんびり。青学圧勝、見事でしたよね。帰路の車中、タブレットで区間順位分析など見ながら復習戦。


ひとまず撮った写真を。
今年は、料理をあまり作らなかったので、「冷蔵庫にあるものゼンブ出す」作戦。
そしてその分盛り付けを丁寧にしてみました。
(去年はコロナのワクチン前だったこともあり、特に重詰めはせず、タッパとかのままで、ひとりずつのお皿に盛り付けたような気がする)

お正月料理

母の定番、すり胡麻入りなます。
今回は私の持って行った金時にんじんで作ってもらいましたが、味としては普通のにんじんの方がにんじんの味が濃いかも?
トッピングはセミドライゆず皮。
(このゆず皮は、試みに干しブドウと一緒にHBパンに焼きこんでみたところ(by母)とっても美味。焼き立てはパネトーネに負けないくらいかも!?)

お正月料理

(左上)聖護院大根の千枚漬け
私が「聖護院カブだ、ヤッタ☆」と間違えて聖護院大根を買ってしまい、でも大根でも千枚漬けを作れるようなので作って持ち込んだもの。
ネットのレシピ通りにしたら、なんだか塩気が濃くてビミョー・・・。
砂糖か酢(もしくは両方)を足すのだろうけどどうしていいかよく分からず結局そのまま・・・。

(右上)ごまめ風
頂きものの佃煮があったので、手持ちのクルミを素焼きして皮を剥いて混ぜたもの。
売れ行きよし。(なんかクヤシイぞ)(おそらく他が酸っぱいものが多かったせいか)

(左下)甘酢赤大根(外側)と、大根梅和え
赤大根はうちで作ってあったもの。
大根梅和えは母が作ったもので、梅干し味がとても濃かったのでりんごもまぜて薄めてみました。

(右下)煮しめ
前の日に母が作ってくれて、その日みんなでモリモリ食べちゃったみたいで、新年会に出す分はこれっぽっちに。
(持って帰る分は当然なし。大根が余っていたのでもっと作ってもらえばよかった・・)

お正月料理

(左上)いぶりがっこ、かまぼこ

(右上)レンコンのカレー味ピクルス
前もって自宅で作って持ち込んだもの。
なるべくもたせるということを考えたせいかどうか、やや酸味強し・・。

(左下)レンコンの赤ピクルス
ビーツつけ汁で赤くしたもの。
こっちも何だか酸味強し。

(右下)ごぼうきんぴら
母がゴボウを買っておいて、作ってくれました。
母はおおぶりカット派なのだけど、あまり大ぶりだと箸をのばしにくいので、細めに切ってもらいました。

お正月料理

渋皮煮+きんとん。
のっかっている葉っぱは、庭のレモンの葉。
サツマイモは、私の畑のシルクスイート。
味付けをほぼ私がやったため、例年(母作)とはちょっと違う味。
バターをもっと、なのかしらん。


お正月料理

お友達手作りの生ハムと庭のルッコラ。
(Duckbill さん、ご馳走様でした☆☆)

ルッコラが、かなーり辛め。
今思うと、年末、ベビーリーフを買っておけばよかったかな・・・。
あと、オリーブオイルを垂らしてもよかった。

お正月料理

(左上)キムチ
産直で買った塩漬け白菜をもとに、キムチペーストや刻みにんじん、リンゴを混ぜて作ったもの。

(右上)チャーシュー(市販)
バラチャーシューだったので、脂身が多かった。

(左下)台湾芋頭
味付けなしで煮た(蒸かしたんだっけ?)もの。(母作)
母も私もこういう方が素材の味がよく分かって好きだけど、ほかの人は、なんで味付けしてないのかな?と思ったかも・・・。

(右下)べったら漬け(母作)
ほどよく発酵して、甘酸っぱいピクルスのような味に。ほかのピクルス系より酸味控えめでした。
もう少し薄切りがいいかも。



お正月料理

国産きじ肉燻製と、ルッコラ、りんご、畑のディル
お友達の手作り品です(Duckbill さん、ご馳走様でした☆☆)
さっきも書きましたが、ルッコラが辛かった・・・。
後日自宅では、マスタードマヨドレッシングをかけて、ルッコラの辛みもやわらぎめちゃ美味しかったのだけど、この時もそうするとよかった。


お正月料理

揚げ湯葉の煮もの
(写真をうっかり撮り忘れ、2018年のものを再利用)
母が京都から取り寄せておいてくれたもの。
今年は、ふと思いついて銀杏(ちゃんと皮を剥いた)を入れて、それが割と美味しかった。
(姪っ子ちゃんには、まだ銀杏はちょっと苦いとのこと。大人になると好きになるかな?
でも、5歳くらいの男の子がお母さんに「ぎんなん買ってー、買って~」とおねだりしているのをスーパーで見たので、年齢じゃないのか)

お正月料理

かずのこ浸し豆(Fujika作)
セミドライゆず皮がここでも役立っています。

実は今年はなんか反省点複数あり。
・かずのこは、塩が強めに残っている状態で、出汁の味も薄いしと使ってしまったのだが、かずのこから出てくる塩味は、なんだか生臭みがあるのだった。やはり適切に塩抜きする方がよい。
・ひたし豆を作る際、何をぼけていたのか、お湯が沸いてから豆を入れてしまった。
茹で加減は見たつもりだったが、やや固めだった・・・
・レンコンは、酢水で茹でて白く仕上がったし、固さも丁度よかったのではないかと思う。
(キョウコさ~ん、沢山のレンコンありがとうございました☆)


お正月料理

薄切りレンコンのかりかりチーズ焼き(Fujika作)
レンコンの変わった料理を検索していて見つけたもの。(多少アレンジ)
薄切りにして茹でて水に漬けておいたレンコンをホットプレートで焼いて、チーズもホットプレートにこんもり盛って、
そこにレンコンをオン。コショウを振ってカリカリになるまで焼く。というもの。
反省点がいくつかあって、(今年はこんなのばっか)
・カリカリになるまで焼くとチーズらしさが失われて勿体ないという意見あり(母)。カリカリでもOKという人も。
・チーズの塩味だけではやや足りないので、コショウだけでなく塩も振る必要がある
・ホットプレートで焼くと面積が広くて便利なのだけど、部屋がかなり煙たくなる。換気できる台所もしくは玄関?がいいかも。

お正月料理

トンポーロー(弟作)
八角も入って、めちゃ本格的ないい香り。台湾にいるようでした。
お肉はアメ横で買ったとのことで、皮つきの本格派。
我が家でもゆで卵を用意しておきましたが、予め煮てある分もあって、たまごたっぷり。
余った分も、おつゆともども沢山分けてもらってうちにも持ち帰りました。

業務連絡:
Kazuharu君、ごちそうさまでした。めちゃ美味しかったです。
高齢グループはだんだん肉食パワーがなくなってきてるので、大変助かりました。
持って帰った分も、たまごを更に足しつつ長々楽しんで、なくなったときは名残惜しかったです。
また来年も、よろしく!

お正月料理

夜の部というかシメというかは手巻き寿司。
具は、カニ(ほぐし by Fujika)と、イクラ(アメ横)。

お正月料理

そして、弟が買ってきてくれたブルーチーズがあって、それも寿司で巻いてみたところ(発案者:弟)、これもまた乙な味。
お嫁さんによると、「お寿司というより、何か別のおいしいモノ」に。
少量のチーズが、何故かすし飯で水増しされて、チーズ味のたっぷりしたものに変化します。海苔との相性もグーでした。

お正月料理

パンプキンパイと(セルフ)プチフール

年末、かぼちゃを丸ごと使った「××」を新聞で見かけ、父がリクエスト。
レシピを切り抜いて、かぼちゃも買ってありました。
ところが、作ろうとしたら、レシピの切り抜きが行方不明。
依頼された母は、(自分が食べたかったわけじゃないから)塩味系か甘系かも思い出せない状態。
しかも、寒い台所においてあったせいで、皮がところどころ弱ってきています。

仕方ないので皮ごと使うのではない、パンプキンパイにすることに。
(皮ごと蒸して、傷んでいない皮はそのまま食べてしまいました)
パイ皮は、カルディのバター100%のが買ってありました。
反省点ややありで、
・スパイスが強い割には甘さが足りなかった(私が味付けるとだいたいこのパターン・・・)
・パイ皮の底が、生じゃないにしても、じっとり。全然サックリしてない・・・。
 (次は、パイ皿の底なしで紙だけ敷いて焼くといいかも・・。くそー。お菓子何年作っているんだ、私)

2枚入りのパイシートの2枚目、再冷凍するのもなんなので、16等分してプチフールに。
こっちは、サックリ焼けました、よ!(名誉挽回)
フィリングは、プチフールに塗るのに使った卵1個の残りで作った電子レンジカスタードと、りんごローゼルジャム。


お正月料理

宝石のように美しい、七色のパート・ド・フリュイ
(楽子さん、ありがとうございます!)

これは新年会では出し忘れてしまった。女性二人(お嫁さんと姪っ子ちゃん)に受けそうだと思っていたのになあ~。
高齢者グループでアレコレ言いながら楽しみました。
味は、右から、ライチ、りんご、マンゴー、いちじく、ラズベリー、カシス です。
ピンク色をいちじくで作るというのが意外性がありますよね!
確かにいちじくを煮ると綺麗なピンクになるのです。



■その他メモ的な

お正月料理

今年はお雑煮がありました(母作)。
たまたま、お餅に使うかな、と、この青のり(淡水産)を持って行ったのですが、父が、
「昔食べたお雑煮にはこの青のりが入っていた」という新証言。(これまでそんな話は聞いたことがなかった)
(父の祖母にあたるひとは早くに夫をなくして、東京で乾物屋さんをやっていたそうなので、父の父は青のり雑煮を食べて育った可能性はあります)

ええ?と検索してみると、青のり入り(乗せ)のお雑煮って、結構あるようです。
なので試しにやってみたのがこちら。
食べてみると、青のりが出汁にすぐに馴染んで柔らかくなり、お餅と絡まって、白餅が青のり餅のような味わいに。
おだしにも青のりの味がします。
私は割と好きな味でしたが、ダンナサマは青のりなしがいいみたい。
で、肝心の父に
「こんな味だった?」
と聞いてみたところ、
「うーん、よく覚えてない」
とのこと。
(一同ずっこける)

むしろ覚えているのは、おしるこ(ぜんざい)が大好きでいっぱい食べた、ということでした。
昭和14年生まれなので、子供の頃はろくな甘いものはなかったでしょうし、甘い小豆は美味しかったんだなー。
(まんが日本むかし話でも、ごちそうといえば、ぼた餅とか小豆飯とか・・・。
タンパク質が足りてないような食生活だと、小豆に含まれる成分が栄養的にすごく重要なんじゃなかろうか、と勝手に思ってます)



お正月料理

重箱内のしきりには毎年苦労するのですが(オーブンペーパーで箱を作ったり)、今年、これがピッタリサイズということが判明。
年末には捨てないでとっておくといいようです。


お正月料理

おもちをつくと、折角柔らかいお餅があるので、あんもちを作りたくなります。
でも、粉がついたお餅であんこをうまく包んで閉じるのは結構大変。
で、今年思いついた新方式。
長い楕円形にしたお餅を粉の上に置いて、あんこをのせ、ぱったん、と閉じ、ヘリ部分はハサミで綺麗にカット!
柏餅スタイルのあんもちが、簡単にできました。


お正月料理

長年使ってきたもちつき機に、今年異変が。
駆動部周囲のプラスチックパッキンにヒビが入ってしまいました。
こうなってしまうと蒸す作業は心配なので、鍋で蒸して、搗くのだけこの機械で。
こわごわですが、なんとか使えました。

母は、新しいもちつき機を新調する気マンマン。
知り合いには、高齢でおもちって大丈夫なの、とか心配されてしまいましたが、まあ、当分は大丈夫じゃないかな。



■メモ
・ごみ箱持って行ったのはよかった。次回も。
・紙皿は、大小あるとよい。
・角型の沁みないタイプも在庫が尽きたのでまた買う

■■2022年のお正月料理メモ

■タンパク質系
〇トンポーロー(弟作)
青菜のお浸しを添えるとよかったかな?

○ローストビーフは今回はなし

○生ハム
スライサーは持って行かず、頂きもののスライス済みを出した。

○カニ
とても立派なズワイガニ生冷凍。叔母からの頂き物。
年末にはそのまま、新年会では手巻き寿司で頂きました。

〇キジの燻製(頂きもの)
ドレッシングがあるとよかった

■副菜・野菜系
○大根と人参のなます
母の定番で、白ごま入り。さっぱりして大好き。
今度自分でも作ろうかしら。

○レンコン天ぷらなど作ろうかと思って、油の鍋など持って行ったが、母が揚げ物の気分ではなく使わず。

○揚げ湯葉の煮物
今年3回目。母が京都出身の知人に教わって取り寄せておいたもの。
ぎんなん入り。

○お煮染め
自家製大根、ニンジン、生しいたけ、鶏肉などで母が作ってくれました。
レンコンは確かなし。入れてもらえばよかった。

○数の子
今年も塩数の子を持参。

○ゴマメ

○黒豆
○伊達巻き
早々と買って、食べてしまいました。

○かまぼこ


■ごはんもの
○ホームベーカリーのパン(母作)
お寿司の段階で、チーズも出して、パンを薄くスライスして出した。
レーズン・ゆず皮入りのパンがよかった。

■お漬け物
○白菜のお漬物(父作)

■飲み物
○日本酒

○おとそは今年もなし。

■甘いもの
○栗渋皮煮入りいもきんとん

○パンプキンパイ

○フルーツケーキは今年は作らなかった。

○フルーツポンチは今年はなし。

■おもち
もち米は、秋田産の「きぬのはだ」10キロと、古代米だという長野伊那産「白毛餅」。
餅つき機の都合で鍋で蒸したとき、一度、大失敗が。
鍋の下の方が全然蒸せていないまま、搗いてしまった。
その後、Youtubeで勉強して、途中で裏返したり、よくよく確認してから搗きに入るようにした。

○のしもち・なまこ餅
 ・白餅
 ・よもぎ+ゴマ(よもぎの量は少な目だったか)
 ・青のり(アオサ)+落花生(なまこ型)
 ・青大豆
 ・冷凍してあった芋頭ペースト入り(これが、生米ツブツブ入りに。でも、角餅にして焼きなおすとさほど気にならず)

○丸餅
 ・白餅(古代米のほうで作成。味の違いは・・・・)

〇玄米餅を作ろうかともち米の玄米を買ってみたが、作らず。


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