風雅庵の日々

園芸、屋上、近所の散策を中心に記録します

風雅の意味

風雅とは、自然の中に趣や味わいを感じること・さま。
風雅を目指し、自宅を風雅庵、ダイニングを風雅亭と呼ぶことにしました。

チェロの音階

2013-07-14 18:16:55 | 音楽
レッスンでは1ポジの次として、第4ポジションを習ってます。
4ポジの特徴:1ポジより高い音が弾ける、1つ高い開放弦を1指で押さえて出せる

ポジションの定義は不明なようで、考察の対象になってるようです。
1指で押さえる位置を特定できる、Cloverさんの定義が気に入りました
2ポジを2a,2b、3ポジを3a,3bのように、半音ごとにポジションが定義されます



1ポジと4ポジしか習ってませんが、指番号をふれば無理やり弾けます
図の右の方は今まで弾いた曲に出てきたポジションです。
Halfと2bは便利です。3aポジが苦手なのは拡張型のせいだったんだなぁ

図の中央辺りにある数字は、間違ってるかもしれないけど周波数です。
たぶん純正律と呼ぶんだと思うのですが、
A線の開放弦を442Hzとして、D線,G線、C線の開放弦を2/3の周波数に合わせてます
これは、5度の音程2^(7/12)=1.498が1.5の非常に良い近似になってるからだと思います。
というか、これで12音階や5度調弦が生まれたと思うが、とても偶然とは思えない

周波数f、速さv、波長λは、v=fλの関係があります。
光や電波では速さが光速Cで一定で、C=fλとなるのと同じですね。
弦楽器では速さは張力Sと線密度ρによって変わり、v=√S/ρとなるそうです。

純正律では、押さえる位置は1/2,1/3,1/4など、整数比になるみたいです。
例えばA線の周波数は、fi=va/(2*L*Li)となります。ここで、Lは弦長で、波長はλ=2Lです。
Liは押さえた時の弦の短縮率(2/3,3/4とか)、A線の速さva=442*2Lとなります。

D線の4ポジのラが442Hzなのは、速さが2/3で弦長が2/3だからなんだなぁ。
4ポジの1指は1/3とキリがよいので、フラジオで位置を見つけることができます。
4ポジの上1/2の位置、1オクターブ上の音は周波数が倍です

どう違うのかなぁと思って平均律でも周波数を計算してみました。


D線,G線、C線の開放弦を1/2^(7/12)の周波数に合わせてます、
たぶん、チューナーで音を合わせるとこうなると思います。

押さえた時の弦の短縮率Liは、1/2^(i/12)としましたが、
実際には純正律の位置で押さえることもあるので、はてどうなるんだろう?

ところどころ1Hzくらい違うところがあるんだけど
まあ、誤差の範囲なのでしょう、たぶん
コメント
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