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DPF-7002の改造(前説)

2009年04月08日 23時55分00秒 | オーディオ
DPF-7002の改造記事の続きを明日アップできそうです。
結局、電解コンデンサ全てと、アナログ信号部分の抵抗およびセラミックコンデンサ全部と、電源のダイオード2つを
交換しました。

電解コンデンサは東信工業UTSJ、抵抗はタクマンのREYと最近話題のものを、
電源のダイオードにはショットキーバリアダイオードERC84-009、
セラミックコンデンサの替わりには型番は失念しましたが千石でオーディオ用と謳ってあったマイラとスチコンを用いました。

オペアンプを交換したらここまでやらなきゃね、という感じで効果は絶大でした。
DACの性能をオペアンプが損なわずに引き出し、更にそれを損なわずに出力するという感じです。
UTSJもREYも初めて使いましたが、さすがに評判が良いだけあって素性は悪くなさそうです。
まだエージングができていないので音は堅いですが、3ヶ月後には素晴らしい音になっていると思います。

昔DPF-7002を入手したばかりの頃に最初にやってみた、クロックを高精度なものに交換しただけの時とは次元が全く違います。
まず手を付けなければならないのはそこじゃなく、

 1.I/V変換のオペアンプ
 2.アナログ信号部分の抵抗およびセラミックコンデンサ
 3.電源のダイオード
 4.差動合成のオペアンプ
 5.電解コンデンサ

の順になると思います。
クロック交換はその後でいいと思います。
とにかくDACの性能を生かし切れていない部品を交換するのが先決です。


今悩んでいるのは音声出力の小さな基板へのジャンパー線を交換するかどうかです。
音の良い100年くらい前のビンテージワイヤを使いたいのですが、100年眠っていた線ですからエージングに時間が掛かるんです。
今回はヤフオクで売るのが前提ですから、良さがすぐに分からなければならないと考えるので、
エージングに6ヶ月くらい掛かるのはちょっとまずいかなと思っています。
落札者の方に実際に我が家で聴いてもらって判断してもらうのが一番いいのかなとも思います。



※2018.2.20追記
オーディオ攻略メモ - 修理の方法- から、このページにとんで来られた方々へ
コメント
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