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憧れのラテンボディ・ダイエット!

Health&PeaceなZOUKダンス「BIOZOUK(ビオズーク)」の話を中心に健康や運動について話してます。

助け合う力

2017-07-09 09:44:42 | 日記
その昔、千葉の茂原に住んでいた頃のことです。

東京からの最終電車で帰路についていたら、途中(到着駅のいくつか前)で乗っていた電車が事故を起こしました。

踏切に車が乗り捨てられていて、それに衝突したようでした。

無論、電車も大破。

中にいる乗客に怪我は無かったものの、田舎で他に交通機関はありません。

JRがバスを手配してくれたらしいが、直ぐには来ませんでした。

しかし、その周辺に住んでいる人たちは「何事か?」と家から出てきてくださり、それだけでなく手分けして自家用車を出して帰れない乗客たちを最寄り駅まで運んでくれたのです。

ある人は寝ている旦那を起こしてまで、車を出してくれたのはよーく記憶に残っています。

本日は朝から町内のみんなで公園の掃除をしました。それがこの記憶を呼び起こしてくれました。

人間って助け合う力が備わっています。またそれを阻害するものもあります。

その正体を探っていきたいと思う今日この頃です。



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筋トレとしての棒術トレーニング

2017-07-07 11:06:30 | 日記
鍛えなきゃ強くならないもの、

それが筋肉(^^)


しかもそれは付きにくく落ちやすいものです。



その為にも筋トレって必要だなぁと、


歳をとればとるほど思うのです。


自分は筋トレの一貫としても棒術をお勧めするのです。



私の棒術で使う棒は約180センチで重さが1.5キロほどです。



しかし、これを振るのってけっこう筋力がいるんです。しかも全身を使うから偏ったものになりにくいと思います。



「老化は足腰から」


と言われるように足腰の衰えが老いに追い打ちをかけます。


棒術ではまず足腰を丈夫に育てます。


まずは「騎馬立ち」です。

これによって強い足腰を作ります。


フォームは一般的な騎馬立ちと違い、太腿が水平になるまで腰を低くしてその体制のまま、

「三方受け」


という棒振りをします。


その後、


「波返し」


という棒振りをすることで、騎馬立ちの体制を揺らし柔軟性のある足腰にしていきます。


そして、

「不動立ち」前進、後進


をすることであらゆる方向に移動できる足腰を作っていくのです。


時間にして様々ですが、だいたい30分もあればイイのではないでしょうか?


体力によってはそれ以下でもいいと思います。



それによって体の要である丈夫な腰を育てます。


さらに足腰を作るのなら、


「半身半立」前進


などがお勧めになってきます。



足腰を十分に作っておくと、


技はそこから生まれるというのがよく分かってきます。



最初はどうも手だけとか部分しか使わないんですが、慣れてくると全身運動になります。


まあトレーニングとしては、あくまでも


「楽しい」


と思える範囲でいいと考えます。



精神的に自分を追い詰める必要はないと思ってますので。



武道というと


「礼儀」
「マナー」


が必要というけど、身に付かない人もいますから(^^)


そしてその足腰を十分練った上で棒振りをすると、上半身も鍛える様になってきます。


しかし、ジムとかでの筋トレと違い、目線を遠くしたり、人と組んで行うから「呼吸」は詰まらないと思います。


やはり運動に「呼吸」は付きものと思ってますので、詰めるような呼吸は心身にあまりいい影響を与えないのでは、と考えます。


そういった意味でも


「楽しい筋トレ」


に棒術はなると思い、楽しくできる仲間が現れないかなと思っている今日この頃です。


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『待つ』ことの大事

2017-07-05 22:29:16 | 日記
BioZoukではリード&フォローの形はとりつつも、


フォロー&フォロー


の考え方を推奨しています。



それはお互いに、


『待つ』


という事が大事だからです。



相手を尊重し

何をしたいのか、

アプローチが伝わったか、

などをより待つ事で確認するのです。



「機が熟す」という感じで、


慌てず、

急がず、


という事を大事にしています。



棒術においてもそうです。


振り下ろす棒がキチンと天に伸びて、


心身共に「気」が満ちた時に技を繰り出すのです。


そこで


「心・技・体」


が一体となるのです。




「大自然」はそういうように出来ていると思うんですね。


種が何日もたって実がなるのも、


お腹の中から赤ちゃんが誕生するのも、


ちゃんと時間が過ぎて成るものです。



筋トレにしても筋肉付けたいと思ってやっても、


時間は掛かりますね。



そしてそこいらを理解するには


「内面の動き」


を読み取る必要があると思うのです。



いわゆる


「勘」


とでもいうのでしょうか。



これは頭で理解するものではないと思うのです。



それより、


「体」


で分かるって感じでしょうか。



「身体知」


と呼ぶ方もおりますね。


そのためにも


「頭」


で急いで理解するというより、


じっくりと


「体」


に落ちるまで



「待つ」


というのが大切だと思っております。


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水平線を斬る!

2017-07-02 10:28:46 | 日記
自分は20歳の頃から棒術を始めました。

ちょうど30年前です(^^)


スタイルというは「新体道」というちょっと変わったスタイルなんですが。


その後には古流の椿木小天狗流というのも学んでいるのですが。


まあこの新体道で学んだ棒術が今教えている棒術の源流ではあります。


ここの考えというのがちょっと面白く、


「天地を貫く」

とか

「己の非をを斬る」

なんて表現をします。


もちろん精神論なのですが、



六尺の棒を


「天地に広がるように」

とか

「水平線を斬る」


という思いと同時に操るととても気分が爽快になります。



棒術始めて最初に教える技が、


「大上段打ち下ろし」



「中段打ち込み」

です。


この「大上段〜」は思いっきり天に伸ばしてとか、


「中段〜」では遠くの水平線を斬っていくように、


なんて指示を出します。



そうすると普段の生活かなにかで縮こまった体や意識が広がっていくように思え、それがまた気持ちいいんですよね。


特に屋外での稽古はそれを加速させていきます。




なかなか近眼的に過ごしてしまう毎日に、ちょっと刺激が与えられると思います。



目線も遠くなるし、


呼吸も深くなる。


ですからストレス解消にも役に立つんだと思います。



体験している人は凡そ


「気持ちいい〜」


と感じています。




人を倒すとか、護身とか色々と武道の目的はありますが、


気持ちを方向転換させるのも楽しいなぁ〜、


という事を考えながらやってます。




一生懸命稽古する!


ってのも大切かもしれないけど、


忙しい毎日のちょっとした一息に棒を振ってストレス解消。


なんかそういう感じでこれからもやれるといいなぁ〜、


と思う今日この頃です。


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BioZoukの目指すところ

2017-06-29 12:12:47 | 日記
BioZoukでの教えは、


こうしたらダメとか、

こうしなさい、

ではなく


遠心力に導かれて、

「こうしたらどうだろう?

ああしてもいい!」

など


創造性



想像性


を呼び覚ますものを目標としております。


そしてまた、ソーシャルの場合でも以下のようになる事を望んでおります。


上下や優劣なく、


束縛や規制も隔たりもない。


皆んなが対等に楽しんで踊れる。


そして体も心もマスマス健康になっていく。


人間社会の理想がもしかしたら、ここで実現できるかもね(^_−)−☆


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アブラッソに至るプロセス

2017-06-28 10:13:09 | 日記
BioZoukではアブラッソ(ハグ)に至る過程を大事にしてます。


日本では特に人に触れる機会が欧米に比べ少ないように思えます。


ZOUKが生まれた国、ブラジルでは挨拶でアブラッソしたり、ベージョ(キッス)したりするのは日常にあります。


日本では握手さえままならないと思われます。


ですからZOUKの基本だからといってすぐにアブラッソするのはどうかな?と考えます。



2人の男女が出会い、

気持ちが合い、

触れ合い、

そしてアブラッソに至る。



この過程をジックリと味わい、

どのような感覚が生じるかを観ていきたいんです。




「腕は翼の名残り」


というモダンバレエの母であるマーサ・グラハムの言葉を頼りに、腕柔らかにそして敏感に相手を捉える。



触れ合いながら相手を感じアブラッソにより一つに溶けていく。


そこが感じ取れていくなら、その後のダンスもより感じるものになると思います。


これでアブラッソという習慣がない日本ならではの感じ方が現れて来ると思いますよ(^_−)−☆。

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さらば東京

2017-06-26 08:18:43 | 日記
今月で自主的な東京遠征を終了しました。

まさに今Jetstarにて成田を発つ直前。


2009年にブラジルから戻り、

2014年から福岡に移住しても月2回、

多い時には月3回東京遠征して、



せっせとせっせと


ZOUK普及や指導をしてまいりました。



交通手段は大体が飛行機でした。

特にJetstarが多く、何十回利用しただろう?



今やかつて生徒だった人たちが


インストラクターとして活躍し、


ZOUKの普及に努めております。




そんな事もあり、


そろそろ東京から離れよう


と思った次第です。




またいつか自分を必要とする人たちがいたら、

その時は来ようと思っております。




その時まで、

さらば東京!!


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心をひらき他とつながる体のレッスン

2017-06-20 18:20:40 | 日記
武道というと、人との競争・対立を思い浮かべ、ダンスというと、恥ずかしいとなる人が多い。

そんなコトでなく本来はココを狙ってんじゃないかな、と思う今日この頃。

逆にこれを銘打ってやっていく方が共感してくれる人が多いかもね。

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ZOUKを踊って愛に至る

2017-06-14 14:20:15 | 日記
ペアダンスは何を習得していくのかというと、


ズバリ

「愛」


なんです!


他のは知らないのですが、

少なくともBioZoukの目的はここにあるのです。


その為に


体を開いて、

心を剥き出しに

して踊るんですね。


自分も最初は分からなかったですよ。

しかし、最近踊っていて、


ドーーーーーン!


とそういう世界に飛び込んだ感じがしたのです。


ステップとか技とかは枝葉のようなものです。


内からの働きを大事にするんです



如何に相手を知りたいか、

如何に相手と一緒になりたいか、

から始まり、融け合う。



そんな「気づき」が満載だと思ってます。


これは特に誰が作ったとか僕が作ったとかでなく、

体という叡智がそうさせてくれるんだなぁ、

と思います。


これからも益々と踊ってそういう仲間が増えたらな、

なんて思っております。



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自他一如

2017-06-11 11:01:29 | 日記
「自他一如」

この言葉をかけは元々、仏教用語であり、

命はすべて繋がりがある、と説いています。



自分が修行した武道でもよく、


心身一如!

自他一如!

天地人一体!


と言われていました。



まあほとんどは繋がりのある世界で、

他なくして自は無し!

といったところでしょうか?



そうは言っても、


個は個。


自分と他人は違う!


なんて、考えちゃうんでしょうね。




頭の世界だと分断が起きやすいとも思います。


しかし、心の世界はどうでしょうか???




頭をつかうのが人間にとって大切と考えて、


他と自を分けてしまって


苦しい世界に飛び込んじゃうこともあるのではないでしょうか?



武道の稽古でも、


「隙あらば!」


なんてやっている事も多いと思います。



それなのに口では


「自他一如!」


とか言っているところも少なくありません。



実際、自分もよく分からなかったところもあります。



しかし今はそこから始まる稽古も面白いと考えております。



そう、人を倒すとか自分を守るではなく、


心身一如とは?

自他一如とは?

天地人一体とは?


を追求していく武道の稽古がしてみたいと思ってます。



それをとりあえず、

今やっている棒術にのっけてやっていこう!

と考えておりますので、


興味ある方はぜひ一緒に追求していきましょう(^^)


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センターを見つけるワカメ

2017-06-03 11:26:09 | 日記
BioZoukで必須のエクササイズといえば、

ワカメです。


心身の力の抜き方を教えてくれるエクササイズです。



そしてもう一つ重要なのは、


必ずセンターに戻るという事です。



普段、知らないうちに入っている力み。


これをパートナーの協力の元に認識して、

自分の力で抜いていく。


そして抜けたところで、


本当の自分のセンターに帰ってくる。



これがワカメを行う目的なのです。



そしてその状態を維持しながらズークを踊れるようになると、

それがBioZoukとなるのです。(^_−)−☆



このワカメ習得した方ならどこででも誰とでも出来ますので、やってみるといいと思います。


きっと、やさしい心身や人との繋がり方が感覚的に分かってくると思いますよ。


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敵意を愛で溶かす

2017-06-01 22:55:22 | 日記
武は愛なり。


とは、合気道開祖である植芝盛平の言葉のようです。



普通に武術のイメージというと、

攻撃的とか、真面目とか、修行とかを連想しますね。



しかし、そうやったからって残念ながら奥義に至るとは限りません。



エジソンも本当は、

「私は1%のひらめきがなければ99%の努力は無駄になると言ったのだ。なのに世間は勝手に美談に仕立て上げ、私を努力の人と美化し、努力の重要性だけを成功の秘訣と勘違いさせている」

と言ったそうです。


つまり、努力が大切なのではなく、このひらめきがなければ徒労に終わるだけだと。



そこで、稽古で初めて創意工夫が出てくるのです。守破離でいう破が始まります。


「敵意を愛で溶かす」


これは自分がやっていたスタイル「新体道」で言われていた言葉です。


棒術もこれを目指し、あーでもないこーでもないと稽古を積んでいきたいと思ってます。


そしてまたこれが日本武術の成果なのではと思う今日この頃です。

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自他一如、そして相抜け

2017-05-31 10:22:36 | 日記
武術には次の段階があると言われています。

・合う

・合わせる

・合っている


ここいら辺を入念に稽古しているのが、

合気道だったり、

自分が長年稽古していた新体道だったりします。




そして稽古を積んでいくと人間って

『すでに合っているんだなぁ』

と体感出来るようになります。



これは『自他一如』なる状態だと思います。



これは頭の理解出なくて、

本当に体で実感するんです。



で、それで武術的にどうするのかと言うと、

離れた相手とか、

後ろからの攻撃が分かってきちゃうのです。


まあ、大きく考えればそうなった時には、

攻撃も防御もいらない


『相抜け』


と古くから言われている状態になるんだと思うんですけど。


こういう状態になるにはどうしたらよいか?




それは何かを積んでいくんじゃなくて、


むしろ「剥ぎ取っていく」


ことが大事なんです。



人間は色々なこと学んで積み重ね、


それで逆に自分を縛っちゃたりしてます。



そして人に対しても壁を作り自分を守るようになっちゃったりしまいます。


その積み重ねたもので余分なものをドンドンと取り払っていく稽古もあるんですね。


そうするとドンドン体も軽くなり、

意識も開かれてくるんです。



こういう状態を稽古していくのが自分にとっても、

日本武術を学ぶ意義があるなぁ〜と考えております。


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BioZouk鈴鹿レッスン実験中

2017-05-26 23:09:57 | 日記
2回目の鈴鹿レッスンが終了しました。

今回はペアダンス初心者が3人来てくれました(^^)v

年齢はバラバラですが、みんな日本人です(笑)


ここのレッスンで試していることがあります。



それは相手と組むときにいきなり

アブラッソ(ハグ)

では始めないということです。


やはり日本は触れ合うことに慣れていないので、
いきなりの初心者がそれをすることは
高いハードルなのでは?と考えたからです。


ズークの基本はアブラッソですが、
それはブラジルで生まれたからであり、
人との挨拶で握手すらしない人が決まりだからと言って、最初からアブラッソで始めるということは
考え直したほうがいいのでは?と考えました。



ですから前後ベーシックでも手と手を触れあい
リードするという形を取っています。


「人に触れる」


ということをしていないのだからこそ、
そこを特に初心者のレッスンでは
意識したものと考えます。



そして手と手で前後ベーシックをしていると、
慣れて来た時にお互いに

「お話し」

ができるのです。


昔ブラジルでダンスを習っていた時に、

「ダンス中は話すものでない。体と踊りでコミュニケーションするんだ」

と教わりました。


これを守っていたのですが、
やはり相手を知るには話すことも必要だな、
と思ってきたからです。


これで踊る人たちが近しい間柄になると、
もっともっといい形が生まれるのでは、
と考えております。


そして最終的に仲のいい人たちが踊れば、
もっともっと心も意識も解放された踊りが
生まれるのではと思います。



これからの目標としては
一般的な人たちに対して敷居を低くして、
誰でもダンスが取り組める体制を
こちらが作ることではないかな、
と考えております。



デリケートな人だからこそやがて心が開き、
体が開けることでアブラッソをはじめとする
しっかりとしたコンタクトが生まれると思ってます。



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0化へのいざない

2017-05-24 23:57:44 | 日記
鈴鹿に移住したのは四十代最後に出会った「サイエンズ(SCIENZ)」を本気で学びたく思ったからです。

サイエンズの意味は、Scientific Investigation of Essential Nature(科学的本質の探究)の頭文字、"SCIEN" と、Zero(ゼロ・零・原点・無・空などの意味)によるもののようです。

そこに行き着くためには二十代に精神も生活も全てを捧げた「新体道」があったからだと思います。



1980年代後半はバブル絶頂、その中で「気」ブームが起きました。

マスコミではよく「気」があるのか?ないのか?なんて論争していました。

そこで「触れないで相手が飛ぶ!」ということで西野流呼吸法や合気道など共に評判になったました。


自分も当初、新体道の道場があった茗荷谷まで行き稽古を見学したのですが、何をやっているのかわからん状態という印象だったので、創始者である青木宏之が書いた「からだは宇宙のメッセージ」(地湧社)を購入して帰りました。

その当時として「1600円は高いなあ〜」と思って帰ったのはよく覚えてます(笑)


しかしこの中で出てきたワードはプロレスに憧れ、高校時代から空手を齧っていた自分には衝撃的でした。


それこそ当時は「遠当て」と言って先にも触れた「触れずに相手を倒す」技がここのスタイルの究極と聞いていたから興味を持っていたのですが、この本に書かれていることは全てを捨てて「0化」しなさいなんてことなんです。

普通の武道書ならテクニックがだいたい説明されているんですが、思想書なんですね。


ですから本気で世界のみんなが新体道をすれば平和になると信じて、二十代前半はそんな活動していました。


その後はやはりどこにでもある組織のごちゃごちゃに嫌気がさして抜けてしまいましたけど、今でもこの本は僕のバイブルです。


ということで少し目次を紹介します。興味のある方はぜひご一読を、今的に言えば武道のパラダイムシフトと言えると僕は思っています。


第1部 新体道の世界

 第1章 空の発見
     
    本来の自分にかえる
    一+一=一の世界
    武道・宗教・芸術の統合
    人間の営みに上下はない
    自然の動きとは何か
    からだは宇宙

 第2章 動の瞑想・新体道

    動きながらの瞑想
    宇宙と一体になる
    真の人間交流
    新体道的武術の結晶

 第3章 武道史は終わった
  
    守、破、そして離
    日常性への還元



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