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ferrari 365bb 復元

2013-03-05 18:34:23 | お知らせ
ferrari 365bb

今回は ferrari356bb の内装レストアの作業風景になります。

356bbは前回のデイトナから当時ピニンファリナーのチーフデザイナー『フィオラ・バンティー』によりガラリと
スタイルが変わり、現在のフェラリースタイルの基礎になった車です。

その美しいスタイルとミッドシップに積まれた12気筒で、ライバル ランボールギニーとの逸話は有名ですね。

何時ものように、車内の内装材を全て取り出します。



レストア前の、車内より取り出したシートです、ウレタンの劣化でbbの特徴的な美しいシートを
垣間見ることはできません。


シートの表皮を剥がし、ウレタンの状況を確かめます。



センター部分も含めこの状態では、いくら表皮を張り替えてもあの美しいシルエットは蘇りませんね。


痛んだウレタンを取り換え、純正使用のコノリレザーのオートラックス8500番カラーとデイトナストライプを
使用し、新たに縫製後この様に蘇ります。


ダッシュボード等内装材を組み込む前に、車内を綺麗にします。


そしてダッシュボードを組み込み始めます。


グローブボックス及びドアー周りを組み込みます。


最後にシートを組み込み完成ですね。



何時もですと、パネルの復元等 詳しくご説明させて頂いておりましたが、時間が無く写真を撮り忘れてしまい、
有る物だけで説明させて頂きました。

次回は珍しい初期型の365bbのダッシュボード周りレストアです。


クラシックカーは文化財で芸術品です 是非大切して下さい。 

ではまた次回

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