春が近いのか遠いのかわからに日々が続きますが、LP400 interiaレストレーションの第2弾になります。
前回のブログで取り外した部品は旧表皮とウレタンを取り外し接着剤を洗浄して綺麗なパネルにいたします。
旧接着剤が付いていると新しい接着剤と化学変化を起こして剥がれるという事が有りますので必ず洗浄いたします。

LP400の内装パネルはアルミ材とFRPで構成されていますので洗浄で綺麗になるとアルミパネルの亀裂とかFRPの欠損部分とか
補修する必要な個所が見えてきますので修正する必要が有ります。

アルミも亀裂です。

次がFRPの欠損部分を復元した画像です。

オーナー様の希望によりスピーカーホールもFRPで埋めました。
アルミ溶接修正もFRP修正も加工後は狂いが生じますので必ず一度は実車に取り付けて確認です。

ダッシュボードの確認です。
弊社は自動車インテリアを業務と致してから操業43年になります。
その間に手掛けさせて頂きました車両の型紙は膨大な量になりました。特にスーパーカーと言われる種の型紙と現車から取り外したオリジナル生地は殆ど保管してあります。
内装レストアでご質問がございましたらお気軽にご相談ください。
クラシックカーは文化財でアートです 是非大切して下さいね。
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