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ferrari F40の裏話

2011-06-30 13:12:39 | お知らせ
Ferrari F40


いつも見て頂きありがとうございます。

今回はF40のシート裏話をさせて頂きたいとおもいます、 確かでは在りませんがF40が発売されたのが
1986年~1992年頃だと記憶しております。

ですから最終型からすでに19年たって、元々繊細なファブリックのシートも傷んだ車両が多く見うけられる
様になりました。
当然メーカーもシート単体部品供給するわけですが、ここ何年かの再販部品のシートは量産されていた時と
少し異なります。



向かって左が以前の量産品で、右側が再販されたシートです。
一見同じように見えますが、再販部品のウレタンが全体に硬く厚みが10㎜前後厚く製作されており着座すると
非常にタイトに感じます。



又ボデーシェルですが、同じく左側が量産型で右側が再販部品です。 左側が艶が無く右側の方がクリヤーが
綺麗ですね。

次もシェルの写真ですが、手前が再販部品です。


最大の違いはシートの重量が違います、生産型が約4,8㎏に対し再販型は6,7㎏と1シートで約2キログラム重いのです。
ですから一台で4㎏増える事のなります。

これはカーボンの製作方法の違いです。 生産型はドライ方法それに対し再販型がウエット方法で制作しております。
一般的に強度と軽さが必要なF1車両はドライ方法です。

一般の方が見分けるにはシートを外し裏返しにしますと,底の面に白いペイントで量産型はシリアルNoが入っており
再販型は何も書いてありません。



又底面のカーボンのつなぎ跡が量産型の方が複雑です。
(筋みたいに見えるのがカーボン同士の合わせ痕です)


左側のシリアルNoが入っているのが量産型で軽量なシェルです。(リブの幅も違いますね)

ではどちらが良いのかと聞かれましたら、個人的にはウレタンが非常に硬く重い再販型では無く、
私は量産型をお勧めいたします。

特には走りを求める方は量産型を張り替えるのがベターと思います。


ではまた次回
(超マニアックな内容でごめんなさい)

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大英帝国の幻 ROLLS-ROYCE20/25 その7

2011-06-25 09:30:14 | お知らせ
大英帝国の幻 ROLLS-ROYCE20/25 その7

梅雨の合間、この2~3日は非常に暑かったですが、みなさま如何お過ごしですか?

前回はボデーフレームの木骨が激しく腐食している画像で終わりましたね。


今回は木骨に使用する木材からのお話です。

腐食した部分は脱着を進めて行くにしたがい、リャーシート床部分からトランクルームまでの広範囲に及びました。

木骨再生に関し、特に注意をしなくてはいけないのは木質の強度です、適度に硬く又粘りがある材質が必要になります。
日本の代表的な木材のヒノキ・ケヤキで適しませんし、ましてベニヤとか合板類は強度及び耐久性に劣ります。

幸い友人に輸入木材を生業としている人がいて、相談した結果『アッシュ』の木が適していると・・・
アッシュは現在ではモーガンのフレームにも使用されています。

そこで今回は『ホワイトアッシュ』と言う名の白く綺麗な木材を選択いたしました。
特性は、適度に硬く・脂分を含み・しなりに強く粘りがあります。ただし普通の木工屋さんでは、硬く強度があるために
加工機械の歯が痛み、一般では受け付けて頂けません。

先ずはリャーシート床部分から各パーツの曲がりを計測して繋いでゆきます。



床部分が終わりましたらシート後部からトランクと入ります。
抜けたシート後部からトランク部分です。


右側の修正は出来ました。同じ様に左側も製作します。




つずいてトランクの中を修復します。


如何ですか? 全て木材でボデーフレームが構成されてい様子がよく解ると思います。
お若い方にはまさか自動車が木で出来ていたとは信じられないでしょうね。

信じられない話がもう一つ ブレーキに関してですが、今では4輪にブレーキが装着されているのは
当たり前ですが、何と1925年ころまでは前輪のブレーキは付いていなくても良かったのです。
その後法令で4輪ブレーキが必要とされたました。

まさに 馬車から自動車になる進化の過程です。

現在の自動車生産のバックボーンになっている一つです。

この後の作業は床板を取り換え、ボデーと一体になったリャーシートの製作と進んで行きますが、
今日は此処までです・・・お・し・ま・い



ではまた次回

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イタリア車 アルファロメオ

2011-06-20 18:41:01 | お知らせ

アルファロメオジュリアスプリントSS

大英帝国の亡霊を連載していますが、余りにも痛みが激しいので息抜きに
少し新しく、色気のあるアルファロメオをページに載せます。

ジュリアSSは戦後のアルファロメオの基礎を築いた天才デザイナー『フランコ スカリオーネ』
によってデザインされました。

最初は1300ccでジュリエッタSS(1957~1962年)その後排気量が1600ccになり名前も
成長しジュリアSSと(1963~1965年)なります。

現車はオールペイント後のガラス等が未装着状態です、写真では一見綺麗見えますが
以前レストアしたであろう内装の状態が非常に醜く、オーナー様から弊社に新車出荷時の状態に戻したい
とのご依頼で、作業をお請けさせて頂きました。

作業前の状態です。


何となくさびしい後姿です。


ダッシュボードの状態です。





そしてリャートレー


ドアーの状態です、ステンレスの大きな+ビスが見えますね。


リャーラッゲージスペースの状態です。



ルーフの状態



これらを全て新車時に付いていたであろうオリジナル生地を探し出して 
新車出荷時に近い状態にまで仕上げていきます。

ロールスと並行してアップさせて頂きますので、飽きずに見て頂けましたら幸いです。


ではまた次回

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大英帝国の幻 ROLLS-ROYCE20/25 

2011-06-11 14:24:02 | お知らせ
大英帝国の幻 ROLLS-ROYCE20/25 その6 


梅雨に入りジトジトしております。・・・こんな日にはブログでも覗きながらボーとするのもいいかな?

前回でフロントシートが完成するまでのお話でしたね。

今回はリヤーシートからいよいよ泥沼に入って苦難連続です…ご期待下さい。

先ずはリャーシートを取り外すのですが、座面はかんたに取り外しが出来ました。



続いてバックレスト(背面)シートを取り外し作業を開始したのですが、どこにも取り付けネジがありません。

よく見ると ガーン・・・なんとリャーシートが車体の一部になって、つまり据え付け家具と同じで車体の中でリャーシートを、
作り込んで行くのですね。

しかもバックレスト部の表皮レザーを剥がした処、またまたガーンそこには腐った綿と虫が・・・

説明するより画像見て下さい。



そして…


次に


リャーシートをマイナスドライバーと釘抜きで格闘し何とか取り外しましたが…ウッ く…腐ってる。

なにが?


よく見えない?


そうです! この時代は基本フレームはスチールですが、ボデー構造は木骨にアルミパネルを釘付けしてあるのです。
その木骨つまりボデーフレームが腐っています。

リャーシート周辺からトランクに至る広範囲のウッド部分に腐食の確認が出来、このままではレストア後又70年は持たないでしょうし、又日本で車の木骨に使用する木が入手可能かどうか? 又マイナスの巨大木ネジは見つかるのか?課題は山積み状態です。

と言う事でどの様にするか考えますので、今日は…お・し・ま・い

ではまた次回

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イタリア車

2011-06-06 09:23:11 | お知らせ
梅雨時ですが、時々出る日差しは夏ですね。

処でfoxheadはどんな処ですか?とお問い合わせがありましたので、今日は工房の1部を
ご紹介させて頂きます。

今日の工房内です…イタリア車がいっぱい



中央の246gtはダッシュボード張り替え作業中


左のマセラティはエンジンオーバーホールとサスペンションブッシュの取り替え中です。


手前のカウンタックは今日納車です。

中央左は For Sale のfiat500Fです


その奥の左右は私のおもちゃのX1/9と、これ又
中々完成しない1936年製ランチャ アプリリア シリーズⅠです。




こんな感じで、イタリア車ばっかりの今日のfoxheadでした。


ではまた次回

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