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自動車内装専門

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LAMBORGHINI カウンタックを彩る No2

2010-01-30 18:02:33 | お知らせ
LAMBORGHINI カウンタックを彩る No2

先ずは問題のナビゲーションモニターを、ダッシュボードに
ビルトインするためにパネルの加工から始まりました。

コンポ取り付けスペースを確保するために、ステアリングポストの
右横にある時計左側に移し、センターパネル及びセンターコンソール、
グローブボックス蓋を制作いたします。



この時点で新規パネルの制作は完了いたしましたが、念のために
ナビゲーションのフィッテイングを確かめます。



この画像は加工前の写真ですが、比較するとグローブボックス
蓋の横幅が短く変化したのが、わかると思います。



難問のレザーの染色ですが、試行錯誤の結果完成まで6カ月かかりましたが、
各スペックをクリアーした素晴らしいものが出来上がりました。



専門的になりますが、革のなめし方には二通り方法が有ります。
①クロームなめし
現在のレザーの大半がこの方法です、良い点は耐摩耗性、耐光性が非常に良好。
欠点はレザーの本来持っている風合いが、損なわれます。

②はタンニンなめしです。
 この方法は先のクロムなめしの反対の性格で、風合いが良いが、耐光性、耐摩耗性を
 クリアーするのは非常に難しくなります。

今回は風合い重視しかも透明度の有る色調を出すために、難しいタンニンなめしを選びました。



テスト結果です5段階テストですが、4~5の非常に良い結果です。
因みに一般ファニチャー用は2~3です。

しかし色の透明度を出すため極力染色を淡い色で染めたために、
15頭分染めた内の半分は、牛の筋肌が出て不良廃棄処分となりました。

周りの人は勿体無いと言いますが、美とは妥協しない事と確信しております。

続きます・・・・

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ferrari ディノ246GT レストア-6

2010-01-22 13:15:38 | お知らせ
ferrari ディノ246GT レストア-6

少し忙しくブログがアップできませんでした。

前回はシートフレームの錆を落とし再塗装した処までお伝えしましましたが、
今回はフレーム裏の表皮取り付けパネルを取り換えるところからご説明させて頂きます。
このボードは張り替え時には必ず取り換えことが必要になります。
取り換えを怠りますと表皮の張りが緩かったり、剥がれたりの原因になります。




材質はMDFの3mm防水タイプです
(純正に使用されている物は2,8mm未防水タイプです

前回で風化した座面の写真の写真ですが、ディノの違う車の
レストア時の記録が見つかりましたので参考にと、記載させて頂きました。



この車両が特別傷んでいる訳でなく、殆どの車両が裏を見ると近い状態になっています。
弊社がウレタンの型を制作し初めて再生可能になりました。

今までは傷んだウレタンの上に10mm位の平らなウレタンを張り表面だけを誤魔化していたのが現状です。

ウレタンのインジェクション型の制作は非常に高価になり少数生産では不可能ですが、
スーパーカーの歴史的な意味合いでの価値観から、弊社が制作いたしました。
イタリアのレストア工場にも供給させて頂いております。



背面にウレタン取り付けた後にフレームの裏側のウレタンも取り付けます。





ウレタンだけのシート全体画像になります。
この様にベースになるウレタンがしっかりして初めて、ferrariの
美しい造形美の再現が可能になります。



この後の作業はレザーの裁断から縫製、取り付けと移っていきますが、レストアとは

文化財の補修に似て時間と資料の必要な高度な自動車の楽しみ方の一種です。

続く

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LAMBORGHINI カウンタックを彩る No1

2010-01-16 13:31:44 | お知らせ
LAMBORGHINI カウンタックを彩る No1

ブログを見て戴いている方から、ランボルギニー編も見たいのですが?・・・と
お問い合わせが有りましたので、ferrari編と交互に載せさせていただきますので
、宜しくお願いいたします。

と言う訳で、今日はLAMBORGHINI編ですランボと言えば代表作は何と言っても
カウンタックとなります。
デザイナーのマルチェロ.ガンディニー代表作の一つですが、1971年に発表
されてからすでに40年が過ぎていますが今見てもデザインに古さを感じずに
さらに輝いているように感じます。



今回ご依頼された内容は、内装及び外装も一新すると言うご希望でした。

特に内装はあの狭いダッシュボード内に6~6,5インチのカーナビを
つけて戴きたいと・・・ 



と言うことはダッシュボードパネルを作り変え、
グローブボックスも変えなけれしかも奥行きが無く1DNも2DNタイプも、
ダッシュ内に取りつかないということです。



解決方法としてモニターとナビ本体ユニットを別々に取り付ける方法を選択し
先ずはイメージを確認するために原寸大のモックアップで位置決めに入ります。

ン・・出来そう?

次の難問がご希望のレザーの色です・・この色は染色をされている方でしたら
お解かりと思いが、透明度を必要とする非常に出しにくい色です。



しかも車両用となりますと耐摩耗性・耐光性とスペックをクリアーしなければ
使用できません。

各スペックをクリアーするには顔料を厚くせざるを得なくなり、そうすると
透明度の有る綺麗な色が出にくいという難問が生じました。

てな訳で難問が多々ありますが、赤いカウンタックがどの様に変身して行くか
乞うご期待下さい。

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ferrari ディノ246GT レストア-5 新年号

2010-01-08 17:41:50 | お知らせ
2010年 明けましておめでとうございます。

2010年 最初のブログです、昨年から続いている246Gtsの内装レストアも
中間地点を過ぎシート編となりました。



外見から見てもかなり変形して、シート内のウレタンの劣化が分かります。
まずはシート表皮をはがしてウレタンの確認が必要です。



サイド部分です以前に補修した跡が両サイドに確認できます。



裏側から見た画像ですが、表面のウレタンが風化してボロボロと崩れてきます。
古いウレタンを取り外しフレーム単体にします。



伸びきったラバースプリングを取り外しサンドブラスト後、焼き付け塗装処理に入ります。



ラバースプリングも新品に取り換え 次の作業のウレタン取り替えに入ります。
座面ですが、あまりの醜さに記録を取るのを忘れました。(笑い)

ウレタン取り換え作業は次回とさせていただきますね。

今年も宜しくお付き合いください。

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