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自動車内装専門

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LAMBORGHINI カウンタックを彩る No6

2010-05-17 17:33:17 | お知らせ
LAMBORGHINI カウンタックを彩る No6

みなさんゴールデンウィークは如何でしたか?
今年は天候にも恵まれ、その手の自動車趣味の方には最高の日々と想像致します。


さて本題ですが自動車内装パネルには表皮の中にウレタンが使用され、各パネルにより厚み及び硬度が異なります。

カウンタックのパネルの場合、大まかに厚みは、3㎜・5㎜・10㎜と分けて使用されておりますが、硬度も違います
出来るだけ同質なものを使用する必要があります。

同質なものと異なる硬度を使用いたしますと、微妙にラインと面がオリジナルに違いが出てきてしまいます。


ダッシュボード及びメーターフードは3㎜で硬度はやや硬めのウレタンが、使用されております。

Aピラーは高度の低い軟らかい3㎜を使用          ダッシュボード下部のパネルは5㎜を使用しております。


又バルクヘッドの各パネルは10㎜が多用されていますが、各パネルに厚みを明記して記録を保管しておきます。
次に各パネルのボンドを液体でクリーニングしますが、この作業が案外大変で特に両面テープは厄介です。

ウレタンと同じくレザーも使用する部所で厚みが、異なりますので表皮を剥離する場合は気をつけたいところです。



例えばメーターパネルは0,6mmを使用します。    又ダッシュボードは約0,8~1,2mmを使い分けています。

次回は特注レザーが出来て来ましたので、裁断ー縫製の作業に入ります。
このレザーはの何処が他のレザーと違うかと言うと、一般的に自動車用レザーはなめしがクロームですが、色の透明度を
出すためにタンニンなめしという製法で柔軟性と透明度を確保しました。



大切な愛車を自分のセンスとアイデアで作り上げていくことは、とても楽しく自動車趣味の究極かも知れません。
つづく・・・・


自動車内装 及びレザー製品のご相談はhttp://www.foxhead.co.jpまで
お気軽にご相談ください。



ferrari ディノ246GT レストア-10

2010-05-07 15:50:13 | お知らせ
ferrari ディノ246GT レストア-10

前回はU君の活躍でトッピクスを報告させていただきましたが、
本ページに戻り『ferrari ディノ246GT レストア-10』になります。

室内パーツの修復も80%位進みました、でも室内を構成しているのは
パーツだけでは無く、ボディーに直に張り込む場所が在ます、
その中でも代表的なボディーバルクヘッド部分に移ります。


一番最初にバルクヘッドは付いているレザーを剥がします。


綺麗にボンド等を除去してから塗装を施します。


ディノの場合ビニルレザー仕様とレザー(本革)仕様が在りますが、
各々バルクヘッド部分に微妙な相違点が在ります。

先ずはレザー使用から説明致します。
車両の仕様レザーはコノリーの最高峰オートラックスA890・ダークブラウンを
使用しシートを製作いたしましたので、バルクヘッドも同じ色を使用するのが基本です。


このレザーを幅40mm長さ160の帯状に縫製して聞きますが、一本一本裁断するのでは無く
一枚革を織り込んで制作していきます。

勿論一本ずづ裁断した方がレザーの傷等をよけられ無駄が出ず安価になりますが、
レザーのシワ目が違ってきますので、私は無駄が出ても一枚革を使用しますし、
又ferrari社も同じく一枚革を使用しています。

バックレスとに使用する革の大きさはH1200mm×W1500mmの傷が無い良質なレザーが
必要になりますが、国産では其れに適合するのが存在しませんので、ferrari社に純正採用され
ているコノリーレザーが必要になります。


次にビニールレザー仕様ですが、使用されているビニールレザーは通称ウエーブレザーと
言いまして表面に波状のパターンが入っている独特な物です。
このビニールレザーに高周波ウエルダー加工で40mm幅で糸目パターを溶着させて20本
いれます。


パターンを入れるためには150mmの金属に糸目パターンを彫刻した大きなウエルダー型
が必要になります。



彫刻の拡大画像です。



この型でウエルダー溶着するとこの様な縫い目が再現されます。
この型は非常に高価なため国外、国内でも稀です。


ビニールレザー仕様も美しく再現できました。


ビニールレザー仕様も本革使用もその車がferrari本社から出荷されたと同じクォリティーを求め、
いつも悩みながら最善を尽くします。


これからも作業は続きますので楽しんで下さいね、続きは次回へ・・・・・


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