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ferrari ディノ246GT レストア-4 2009年最終編

2009-12-29 15:43:40 | お知らせ
ferrari ディノ246GT レストア-4 2009年最終編



一年間愛読して頂きありがとうございます、2009年最後の更新に
なりました。

ディノのレストアも中間地点で、ドアー編となりましす、ディノの
ドアーパネルは大まかに、ドアー本体パネル・アッパーガーニッシュ・
センターパネルの三構成で成り立ってます。



一番上部がスチール製のアッパーガーニッシュです。 スチールパネルに
7mmのウレタンで出来ています。



これが本体のドアーパネルです、材質は圧縮ボードの3mmが使用されております。
圧縮ボードは防音の効果が有り60年代の車両には良く使用されておりますが、
水分を含むともろくなる性質があり弊社では必ず新しく制作しなおします。



センターボードです材質はスチールで0.8mmを使用していますが、
錆とウレタンの経年変化による劣化が激しい状態です。



その他のパネルの錆も生産から40年が過ぎていますので激しい状態でしたので、
ブラスト処理後錆止め加工のプラサフ処理を致します。



ドアー本体の圧縮ボードを現車に合わせ、新規制作している画像です。
80年代までのスーパーカーは同じ車種でも個々により、形状サイズが
微妙に違いますので、一台一台現車合わせが、必要になります。

良く雑誌等で、分解したときに車体番号とサインが入っているのは、
製造者のプライドとか書いてありますがそれは間違いで、組み立て
時に間違わない様にと、製造者の責任の為にサインが入れてあるのです。



内装使用レザーはferrariが当時純正採用していた英国connolly社
のautolux4308番カラー ブラウンを使用いたしました。

弊社とconnolly社とのお付き合いは35年位になり、現在も良好な
交流をさせていただいております。
コノリー社の創立者のお一人でMr,Timothyさんは、ランチャを
とても好んでいた方でした(現在は引退されておりますが)

次回はいよいよシート編になりますが、2010年もよろしくお願いいたします。

皆様も良き新年をお迎えください。


スーパーカーの内装につきましてはhttp://www.foxhead.co.jpまで

ferrari ディノ246GT レストア-3

2009-12-17 17:03:01 | お知らせ
今回はメーターのリビルトのお話です。


1960年代の代表的なレイアウトで、雰囲気が有りとても美しいメーターです。



しかし製造から40年以上たち汚れ傷等が目立ちますので、
各メータ類をパネルから取り外し計器屋さんにリビルト依頼を致します。



車両のメータパネルは以前コンパウンド等研磨剤で磨いた跡がありますが、
ディノのメーターパネルはアルミ素材にヘアーラインを施した後、
アルマイト染色で色を出していますので、研磨剤等で磨くことは厳禁です。



古いアルマイトを除去し研磨後ヘアーライン処理をし、アルマイトで同色に染めま
す。



リビルトが済んだメーターをパネルに取り付け完成となります。
(新車時の様です)



序にシフトゲージをリビルト致します、古いメッキを除去し
エッジを出すため研磨後、再メッキ処理した状態です。


次はシートかドアーパネルに移りたい思います。


続く・・・


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ferrari ディノ246GT レストア-2

2009-12-07 16:26:04 | お知らせ
前回からの続きになりますが、サフェサー処理後の各パネルに規定厚のウレタンを取りつけてます。


ウレタンの色が違うのは、各部品でウレタンの種類と厚さが異なる為です。

次にダッシュボードに移りますが、現車のフロントガラス下のボディーの曲率と
ダッシュボードの曲率(R)が違うためにダッシュボード本体を10mmくらい伸ばしました。
赤い数字が足らない距離です。


曲率を修正した後の画像ですが、この時代のferrariは一台一台が手作りですので、時々合わないのが有ります。
お客様の希望でオーディオの穴も埋めフラットにします。


ダッシュボード本体の古いウレタンとボンドを綺麗に除去します。
除去しませんと新しいボンドと成分が違うために、時間がたつと剥離する問題が生じます。

規定厚のウレタンに取り換え、純正のマウスレザーをはり完成です。


この後の作業内容はメーターパネル再加工→シートと移っていきます。

続く・・・

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