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自動車内装専門

#Ferrari F40 seat skin

2024-03-08 14:08:13 | お知らせ

Ferrari F40 seat skin

ferrari社の創立者が最後に情熱をかけた車両 F40も生産から35年以上たちました。
40年近く経ちますとインテリアも傷みが目立つようになり特にシートの劣化は激しいようです。

今回はFerrariオリジナル生地を使用したシートスキンのご紹介になります。



オリジナルの生地の入手も困難になって来ました 弊社でもあと4脚分で終了になります。





詳しくはお問合せ下さい。

クラシックカーは文化財でアートです 是非大切して下さいね。

自動車内装 及びレザー製品のご相談はhttp://www.foxhead.co.jp 又はinfo@foxhead.co.jpまでお気軽にご相談ください。

ferrari F355 interia Restoration

2024-02-22 14:50:50 | お知らせ
Ferrari F355 sports seat Restoration

今回はferrari F355 スポーツシートの復元作業です。
オーナー様が他社で製作いたしましたが、再度弊社に依頼されての復元記録です。
張替え前の画像です。

お馬さんの輪郭もぼやけています。

先ずはすべての表皮を剥がして旧接着剤除去除去作業です。

型紙に合わせてferrari純正レザーのconnollyレーザー A8500カラーの裁断です。

各パーツを縫製して完成になります。

お馬さんマークも綺麗に復元


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Ferrari DINO246GT Differences in seat design

2023-11-21 09:18:17 | お知らせ

先日ferrariディノのシートデザインについて問い合わせがありましたので、私の分かる範囲でご説明させて頂きます。

先ずはDinoの種類ですが、最初は排気量2Lの206gtから始まりエンジン排気量を2,4Lに拡大し246GTとなりました。
また246gtには初期型のLタイプから始まり中間期Mタイプ最終型のEタイプと大まかに3タイプに分かれております。

シートフレームは大別しますと206と246のLタイプ・ そして246のMタイプとEタイプと分かれます。

先ずは206のシートデザインです。



素材はビニールレザーです。
おもにシートセンター部部のフレームが異なるために206及び246gtのLタイプには専用ののウレタンフォームが
必要になります。


裏側です。




同じくビニールレザーですが、246gtです。一番ベースモデルのパターンです。


246のMタイプとEタイプのシートウレタンセンター部です。




センター部の206とLタイプ とM・Eタイプとの比較画像です。長さ・厚み・形状ともに違いが分かると思います。



コノリーレザーによるシートデザインは主に2種類です。



そしてデイトナシートパターンです。


246は年式によってデザインが違うのではなくて あくまでお客さまの希望によって各シートデザインを
採用していたみたいです。

シートを張り替える前には可能でしたらシートファームを一緒にお取り換えをお勧めいたします。
製造後数十年の年月をへておりますので、画像の様に風化しているのがほとんどです。




弊社は新たにウレタンフォームをインジェクション型で製作している会社です。


それでまた次回

クラシックカーは文化財で芸術品です 是非大切して下さい。

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Ferrari DINO 246GT interia Restoration 3

2023-11-17 16:39:02 | お知らせ
今回はメーターのリビルトのお話です。


1960年代の代表的なレイアウトで、雰囲気が有りとても美しいメーターです。



しかし製造から40年以上たち汚れ傷等が目立ちますので、
各メータ類をパネルから取り外し計器屋さんにリビルト依頼を致します。



車両のメータパネルは以前コンパウンド等研磨剤で磨いた跡がありますが、
ディノのメーターパネルはアルミ素材にヘアーラインを施した後、
アルマイト染色で色を出していますので、研磨剤等で磨くことは厳禁です。



古いアルマイトを除去し研磨後ヘアーライン処理をし、アルマイトで同色に染めま
す。



リビルトが済んだメーターをパネルに取り付け完成となります。
(新車時の様です)



序にシフトゲージをリビルト致します、古いメッキを除去し
エッジを出すため研磨後、再メッキ処理した状態です。


次はシートかドアーパネルに移りたい思います。


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ferrari 412i interia Restoration 

2023-06-27 15:43:12 | お知らせ
ferrari 412i interia Restoration 長期に渡る復元も最終段階に入りました。
フロントシートの旧表皮を剥がしてウレタン類の修復です。

座面のレザーを縫製して修正したウレタンに組み込みます。

同じ手順で組み込んだシートバックと合体します。

ヘッドレストも同色レザーで製作し・・・

シートが綺麗になりましたのでシートヒンジも蒸着加工でオリジナルと同じく綺麗に復元しました。


完成したシートを室内にに取り付け完成です。


参考に作業前のシートです。


ちょっと遊び心でお部屋のソファーも同じコノリーレザーで仕上げてみました。


今回で412ⅰ のレストア作業は終わります 次回は他車種のシリーズで楽しんでいただく予定です。
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ferrari 412i interia Restoration

2023-03-08 17:31:33 | お知らせ
ferrari 412i interia Restoration  の復元です

412i はインテリア構成部品が非常に多くて全て記載できませんので画像を見て楽しんでください。
リャーシートは以前他社の作業でオリジナルウレタンに10㎜のウレタンを張り付けてありましたので撤去してオリジナルと同じソフトさを
出すため正規の薄い綿を張り縫製したコノリーレーザーを張込みます。



車体に組み込みます。

ドアーパネルは痛んだベースボードを新しく製作し車体に合わせた後に張り替えた部品を取り付けます。


車体に取り付けます。

ダッシュボードはオリジナルのコノリーレザーVM890ダークブラウンを張込みますが、ダッシュボード構成部品が
日本の高温多湿の夏の影響で痛んでいますので修正した後に表皮を張り込んでゆきます。






続いて長いセンターコンソールです。

新しく縫製したカーペットを取り付けた後に組み込みます。


次回はフロントシート関係記事になります・・・もうすぐ完成ですね。

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ferrari 412i interia ㏛4

2023-02-22 17:45:05 | お知らせ
ferrari 412復元作業sr4はリャーシートサイドパネルとサンバイザーの作業内容です。
サイドパネルは複数のパーツの合体で美しいフォルムを形成しています。
現車は以前複数回張り替えて有りポケットのパネルが再使用不可能でしたので新たにアルミで製作いたしました。

有るにパネルに同色のレザーを張込みます。

アームレスト部分を制作します。

次に本体のパネル張込み作業です。

仕上がった各パーツを本体のパネルに組付け車両に組み込みます。

参考にサイドパネル以前の画像です。サイドポケットは他社での作業時に埋めてありました。

続いてサンバイザーの作業です。まずは風化したサンバイザーのウレタン類を全て除去致します。

フレームだけの状態でにして

新しくウレタンで整形をします。

完全に復元できたサンバイザーになります。


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ferrari 412i interia ㏛2

2023-01-12 16:43:56 | お知らせ
2023年明けましておめでとうございます。
昨年に続きferrari 412i interia 復元作業の記事になります。foxheadには1950年の212inter~1995年迄のferrari interia の型紙が保管してあります。
その型紙に合わせてオーダーカラーのconnollyレザーを裁断します。

裁断したレザーをルーフコンソールの曲面に合わせて一枚レザーで表皮を取り付けます。

次はリャートレー部の作業に入ります新規に制作した各パネル類に同色のレザーを取り付けて行きます。
先ずは張込み前のリャーガーニッシュの画像ですが本来は一枚革で張り込むのですが、以前作業された方が一枚で張り込むのが
難しい為縫い目を入れて製作してありました。




一枚革で製作するのは難しい作業になりますがオリジナルを大切にする意味で工場から出荷された時と同じ仕様にいたします。

リャートレー部のパネルです。

次にルーフの作業に入ります。防音と断熱の意味で20㎜位のウレタンホームがルーフパネルに貼ってありますが
劣化していますので新しい物と交換です。

ルーフライニングを張り込んだら先に完成したヘッドコンソールを取り付けて行きます。
汚れを避けるために完成した部品から取り付けて行くようにしています。

同じくルーフサイドガーニッシュになります。

一台の室内を復元するのは時間が多くの時間が必要になりますレストアとは時間と経験が必要にですね。

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ferrari 412i interia ㏛2

2022-10-21 17:15:35 | お知らせ
ferrari 412i interia 復元作業㏛2になります。
412iも製造から37年の月日が経ち室内を構成している各パネル類も劣化が進んでいますので、レザーを張る前にパネルの修正が必要になり、
劣化が激しいパネルは新規製作になります。
リャートレーボード付近は太陽光線で風化が激しい部分ですので、新規製作になります。

ドアーパネルも雨等で激しく痛むところですのでボードを切り出し防水の意味で樹脂加工を施します。

各ボードが出来たら車体に合わせて確認作業をします。 (リャーセクション)


続いてドアーパネルのフィッテング確認にはいります。この時代のクラシックカーは左右のドアーの大きさが同じでは無いので
か必ず左右のフィッテング確認が必要になります。

続いて412iのウイークポイントはルーフコンソールですこの時代のABS樹脂(プラスチック)は熱に弱くルーフの熱で縮む性質が有り
日本の夏の暑さで変形してしまいます。

以前の修理でアルミ板を張って補修したのでしょうか? 既に限界を超えて修復不能です。(新品部品はすでメーカーにも廃番に在りません)
幸いイタリアの取引先に程度の良い本体が有るというので、購入して規定厚のウレタンを入れてレザーを張る準備が出来ました。


綺麗に復元するのには目に見えない下地作りが一番大切ですが・・・目に見えないのですね!


クラシックカーは文化財で芸術品 是非大切して下さいね。

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ferrari 412i

2022-09-16 18:11:00 | お知らせ
ferrari の創立者エンッオが生前愛した車とされているピニンファリーナデザインによる、端正なスタイルの 4シーターferrari412の室内復元記録です。

弊社に入庫したときは室内は白いレザーでしたが オーナー様のご依頼は『他社のショップで張り替えたのですがferrariの内装とは思えないくらい
の仕上がりで是非ferrari社から出庫した状態に戻したい』とのご希望でした。
室内画像です。

オーナー様のご希望で当時のferrari純正のレザーを供給していたconnolly社のグリーン色A4305を使用して復元いたします。
先ずは室内の各パーツ類を取り外します。

取り外したシートとダッシュボードです。




これから取り外したパーツを点検してから順番にオリジナルに戻してゆきます。

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