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自動車内装専門

1957年製 ferrari250TR

2021-06-08 16:25:37 | お知らせ
Ferrari 250TR シートその他の復元記録です。 
シートアルミシエルに新規製作したウレタンフォームを接着して 縫製した生地を組み付けて行きます。

サイドサポート部分が完成したらバックレストセンター部分を手縫い作業で仕上げて行きます。

最後に新規に制作したクッション部分を取り付けて完成になります。

仕上げる前のシートとヘッドレスト画像です


完成後のサイドビューとヘッドレスト画像です。


スペアータイヤを止めるストラップとボンネット・トランクを止めるストラップのオリジナル画像です。


オリジナルと同じく復元したスペアータイヤストラップとフードストラップです。



ferrari 250TRはレーシングカーですのでインテリアパーツはこれで全てですが、次にレストアされるのは50年位
後になると思いますが、その時代にオリジナルが分かるようにオリジナルに忠実に復元できました。

クラシックカーは文化財で芸術品 是非大切して下さいね。

自動車内装 及びレザー製品のご相談はhttp://www.foxhead.co.jp 又はinfo@foxhead.co.jpまでお気軽にご相談ください。

1957年製 ferrari250TR

2021-01-30 10:37:55 | お知らせ
クラシックカーを復元するときに一番難しいのが当時と同じ素材を見つけることです。
製造時代から50~100年と時が過ぎて行きますと、当時普通に存在していた材料が非常に貴重なものになったり
自然環境等色々な規制で生産が出来なくなったり 色に関しまして鉛規制で当時の様な発色の良い レッド・ロイヤルブルーとかは不可能になりました。

今回の250TRのシート生地は調べた結果は、綿素材のキャンバス生地でしたが幸いにも現車に近いものが入手できました。

現代のレーシングカーはシートセルはカーボンが主流ですが1950年頃はアルミ素材が最も軽く適した材料で250TRも見事なアルミワークで作られています。

裏側から見ると3分割で2~3㎜のアルミ板を綺麗に友付けガス溶接されているのが分かります。

シート復元の最初の仕事が劣化したウレタンを取り替えることから始まりますが例の如く製造者のサインが見つかりました。
70年も前の職人さんとの出会いです。

彼の為にも完璧に復元してまた70年後に残さなければと思います。 剥がした一脚分のウレタンです。

アルミ溶接の職人さんもシート縫製の職人さんも当時は限られた道具で素晴らしい仕上がりの製品を素手の感触を頼りに
製品を作られていたのは凄いことです。
余談ですが
私も40数年前にイタリアで素晴らしい縫製職人とお会いできた事を嬉しく懐かしく思います。


クラシックカーは文化財で芸術品 是非大切して下さいね。

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1957年製 ferrari250TR

2021-01-04 13:53:35 | お知らせ
2021年 仕事始めになります。 
昨年来のコロナ過の中ですがやはり新年は何か良いことが有る様にと希望をもって進みたいと願っております。
そんなことを願いながら元気の出る赤い車のレストア日記です。

その名は1958年製造ferrari250TR 通称テスタロッサこの圧倒的なリャービューです。

今回のご依頼はシート関係とスペアータイヤホールドバンド関係になります。
基本的にレーシングカーですので内装はこれがすべてになります。
古いオリジナルシートです 素材はキャンバス生地で色はロイヤルブルーとなります。

ヘッドレストも同じ素材ですが染色が飛んで歴史を刻んできたことが窺われます。

先ずは表皮をはがしましてウレタンの確認ですが やはり長年の経過でウレタン劣化が進んでいます。

スペアタイヤをホールドしている革のバンドですが、硬化が激しいくタイヤをホールドできません。
昔はレース中にドライバーがタイヤ交換していたのですね。(良き時代かな?)


これらの部品をオリジナルと同じ素材を使用して復元してゆきます。

復元状況は次回・・・


2021年は皆さんに明るい未来が有りますように願っております。

クラシックカーは文化財で芸術品 是非大切して下さいね。

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パリオートサロンショー

2020-01-08 15:00:13 | お知らせ
2020年 仕事始めです 

私たちの仕事は70%がビンテージカーの復元になりますが、年に1メーカーに限定して開発に協力させていただいております。
この画像は数年前 あるベンチャー企業に感じるものが有り パリショーに向けてインテリアを担当させていただきました。
パリショーに向けて製作した4シーターです。

フロント周りです。

パリオートサロンショーでの1ショットです。


自動車デザインが変化していくのはある意味仕方ない事かもしれませんが、若い人が憧れるような美しい物作りをと思っております。

2020年も宜しくお願い致します。


クラシックカーは文化財で芸術品 是非大切して下さいね。

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Lamborghini Miura interior Sr7

2018-11-19 16:32:17 | お知らせ
Lamborghini Miura interior Sr7

お久しぶりです! 二年ぶりのグログ更新になりましたがMiuraの内装復元記録の第7弾になります。

1966年頃から市販されたMiuraですから内装部品の樹脂パーツも経年劣化により取り換えが必要になります。
しかし生産台数の少ない車両ゆえにパーツの入手は難しいの現状です特に内装パーツは難しいのが現状です。

そんな意味も有り今回は弊社で復元した部品の紹介をさせて頂きます。

先ずはFRPで出来ているシートシェルですが、張替は3回が限度と思います シートシェルにインサートされている
留め金が3回位で折れてしまいます。
そんな意味で弊社でシートシェルを型から制作して新規に制作いたしました。


新しいシートシェルに同じく型を制作して新たに制作したウレタンファームを装着いたします。


またヘッドレストのウレタンファームも100%劣化していますが 殆どの業者さんは何枚かのウレタンを重ねて制作していますが
本来の形からはかけ離れた物が多いのが現状です。


幸い弊社では数台Miuraを復元していますが一台だけ原型を留めたヘッドレストが有りましたので、その個体を計測して同じ物を復元
することが出来ました。


新しいウレタンを取り替えて制作したヘッドレストです。


又プラスチック関係も経年劣化で張替の際に再使用できない物が多く見受けられます。
その一つにダッシュボードのデフロスター吹き出し口のベゼルです、これ等は海外にリプロ製品が有りますが形が違っていたり出来が悪く
弊社では使用できませんので 正確にデーターを取り復元しました。

次もプラスチック製品でドアーロックのベゼルになります、良くネットでFIAT850のベゼルが合うと書いてありますが実際は形状が違い
使用することはできません。
この部品は海外にリプロ製品がありますが表面の形は良い出来ですが裏から止める足が付いていません(問い合わせたら両面テープで止めるそうですが…)
そんな事も有り矢張り新しく制作いたしました。


クラシックカーは文化財で芸術品 是非大切して下さいね。

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Lamborghini Miura interior Sr6

2016-03-07 18:09:49 | お知らせ
Lamborghini Miura interior Sr6

Miuraの内装復元記録の第6弾になります。

今回はセンターコンソール及びその他のパーツの復元になります。

Miuraのセンターコンソールは助手席に、アシストグリップが装着され 
本体とセンターパネル・アシストグリップ、そして小物入れの蓋の4個の構成で出来ています。

本体とセンターパネルを取り外した画像です。


手縫いのアシストグリップです。

小物入れの蓋ですね。



いつもの様に表皮を張り替えるために剥がし旧接着剤を除去致します。
綺麗になる色々なことが見えてきまして、センターパネルは経年変化により激しく痛んでいましたので、
板金作業を止めて新規製作になりました。

各パネルのインナーのウレタンを取りかえて張り込み作業を開始です。




張り替えた各パネルを再度組み立て、完成です。


次にフレッシュエアーが出てくる エアーダクトベゼルのメッキ部分の再生作業です。
長年の仕様で表面のリングメッキ部分がかなり傷んでいます。



材質はプラスチックですが、Miura時代は未だプラスチックメッキは出来ておりませんので、真空蒸着でリングを
形成しています。

同じ手法でメッキ部分を復元いたしました。


ひき続いてミウラの再生記録を連載いたしますので、楽しんで頂けましたら幸いです。

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Lamborghini Miura interior Sr5

2015-06-15 17:54:09 | お知らせ
Lamborghini Miura interior Sr5

Miuraの内装復元記録の第5弾になります。

前回からインテリアの各部品のリフレッシュ作業に入りましたが、少し間が空きましたね。

各部品の旧接着剤を除去ます、古い接着剤が残っていますと、折角張り替えても少し時間が
過ぎますと 新しい接着剤のケミカルが旧接着剤を溶かしてしまい、剥離の原因になります。

綺麗に洗浄したメーターフードに新しいウレタンを張り込みます。



ウレタンを張り込んだメーターフードに、オリジナルレザーで縫製した表皮を張り込みます。


次も同じ工程でセンターメーターフードを仕上げてゆきますが、メーターフードはFRP素材で出来ていますので
当然樹脂の劣化で、メーターフードは劣化あるいは変形していますので、それらを修正してからのウレタンフォーム
張込み作業になります。



ウレタンが張り込みが終了して、接着剤が硬化してから 縫製した表皮を張り込んで行きます。

この時に一番気を付けることは、ステッチのラインが曲がらない事と、各面が美しく出ることを
特に気を付けなければいけません。




次はMiuraの特徴的な凝った形状のダッシュボードに移ります。

Miuraのダッシュボードはメーターフードを挟んで、右と左の2ピースで形成されています。
先ずはタコメーターとスピードメーターフードがつく左側からです。


センターにウレタンの溝がありますが、この部分に縫製した表皮のダブルステッチ部分を直接接着してゆきます。
この溝部分は右側のダッシュボードに繋がりますので、ステッチの位置を左右同位置に事がポイントです。
ずれていますと完成時組み上げた時に ステッチがずれてしまい一体感が無くなってしまいます。


これらの事に注意をしながら、縫製したレザーを張り込み完成になります。



ひき続いてミウラの再生記録を連載いたしますので、楽しんで頂けましたら幸いです。

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Lamborghini Miura interior Sr4

2015-02-07 16:12:26 | お知らせ
Lamborghini Miura interior Sr4

Miuraの内装復元記録の第4弾になります。

今回からダッシュボード周りの復元に入りますが、実はMiuraのダッシュボードは縫製が凝っていまして
難しい車種の一つです。

それは非常に造形が複雑で、ほとんどの角を色違いの糸で強調するようにダブルステッチで仕上げて
あるからです。

この年代の面白いことは ダブルステッチの幅がデザインを担当した会社によって幅に違いがあります。

ピニンファリーナ約7㎜幅で縫製して、対するベルトーネは狭いラインの5㎜のダブルステッチをもちいます。

これは次の年代の308GTbと308gt4でも7mmと5mmはばです。

話が少しそれましたので元に戻しますが、Miuraの凝った造形のダッシュボードを仕上げるには 次の
写真の様に沢山のカットした素材が必要になります。



これらを順に縫製してゆくわけですが、この年代の内装パーツは原則的に一台に一個となっており 
現代車の様に部品に互換性がありません。

同系車種の部品を隣の車から外しても 互換性はないのが普通です。

各部品にはボディーナンバーの三桁数字が打ってあり、これはランボールギニーもフェラーリも同じです。

つまりその車に合わせて加工して取り付けますので、削り合わせた車のボディー番号3ケタを打ってあります。


ファイバー製品にはアルミのプレートを取り付けてあります また スチール製品には直接打穀で
番号が入っています。


かくパーツの風化したウレタン等を綺麗クリーニングしてからいよいよ作業開始になります。







実際の作業は次回に入ります。


ひき続いてミウラの再生記録を連載いたしますので、楽しんで頂けましたら幸いです。

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Lamborghini Miura interior Sr3

2014-11-16 14:58:14 | お知らせ
Lamborghini Miura interior Sr3

前回は室内の各パネル及びシートの脱着作業でしたが、いよいよ各パーツの復元作業に入ります。

本来なら各パネルを飾っている表皮(レザー)の剥がし作業から始めますが、今回の車両は

ダッシュボードのグローブボックス部分の造形が変えてありますので、その部分をオリジナルの
形に変える為の板金作業から始まります。

本車両のグローブボックス形状画像です。
 


オリジナルの形状は開口部が大きく画像の様に開いています。


元の形に戻すためにグローブボックスを車体から取りはずします。


材質はスチールで出来ており2部構成で形状を保っています。



新規に製作する部分は 奥のパネルと 室内側の開口部の大きな部部のパネルを製作いたします。
各パネルのサイズはイタリアの友人からデーターを頂いてシートパネルから叩き出しました。



製作したパネルにウレタンを張り込み、オリジナルカラーのビニールレザーをパネルに張り込み完成です。



この様にオリジナルを改造されている車両も多々ありますが、先ずは元の形に戻す作業から復元は始まります。

ひき続いてミウラの再生記録を連載いたしますので、楽しんで頂けましたらば幸いです。

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Lamborghini Miura interior Sr2

2014-09-30 16:45:21 | お知らせ
Lamborghini Miura interior Sr2

しばらく時間が経ちましたが、Miura interiorの第二弾です。

Lamborghini Miuraは 書籍で調べると当初は、販売の計画は無かったそうですが、ショーに出品した際に
余りの反響に、急遽販売を決定したそうです。

その書籍の通りに、各装着パーツは試作の段階を出ておらずに車両全体が試作みたいな作りをしています。

先ずは室内をレストアするには、何時の様に各パーツを車両から取り外します。

先ずは室内で一番面積を必要とするシートです。


シートを取り出しましたら 前後のガラスを取り外します。


此処でMiura特有のリャーガラスですが、Dinoに比べると約三倍の厚さがあリます。
これは横置きに搭載した、12気筒エンジンの熱と騒音を防ぐためと思われますが、大変に重量があります。

次の画像を見ますと、いかに室内とエンジンが近いか良く分かります。



前後のガラスを取り外しましたら、フロント部分から随時室内を構成する部品を取り外して行きます。

先ずはセンターメーターカバーから取り外して行きます。


カバーはFRP樹脂で出来ています。


センターメーターを取り外しましたらコラムアンダーカバーを取り外し、Miuraの特徴の素晴らしいデザインの
メーターフードを取り外します。






そして今回の問題のモデファイを施されてしまいました、グローブボックスを取り外します。



そしてセンターコンソールを取り外して


ヘッドコンソールを取り外します。


最後にドアーパネルを取り外していよいよ 室内レストアの始まりです。


そうそうフロントガラスを取り外してAピラーに直接ビニールレザーが張ってありますが、取る時には 配線が
バラバラにならないように気を付けて下さい。
Miuraは細いアピラーに配線を直接ボンドで、一本一本接着剤で張り付けたあります。


この辺は何とも試作車その物ですね。 (漏電によるショートが怖いですね)

続いてミウラの再生記録を連載いたしますので、楽しんでみて下されば幸いです。

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