FORTY THREE-SEVEN

43カーモデルとその他の事柄
その他の方がたぶん多い

要衝と反応とワタシ

2023-07-09 06:00:00 | 映画
時代劇に必殺シリーズというのがあります
今後制作されるか否かは全くの不透明ですが
長いシリーズで
最後の方は中村主水という男のシリーズだけになってしまった
たしかにそのキャラクターは魅力的で話も膨らませやすいのですが
こればっかりになってしまうのはなぁ
シリーズの最高傑作というのは、この主水シリーズの
新必殺仕置人 まあこれは異論のないところでしょう
シリーズの中でワタシが好きなのは
暗闇仕留人とこの
助け人走る

主演は田村高廣さん
末期は好々爺の役が多かった氏ですが
この作品の氏は超カッコイイ
田村高廣氏のお父上は剣戟王 阪東妻三郎
その、阪東妻三郎氏の主演作品
雄呂血 が4Kデジタル修復版 がCS放映されました
いかはキネマ旬報のその関連記事

後編で


「雄呂血」のようなサイレント映画は、秒間16コマ、18コマ、場合によっては20コマで撮影されています。
ですから秒間24コマで撮られた通常の映画とは違って、上映速度を調整しないと全体の動きが速くなってしまうんです。

 
これいまさらのように語られているけど
この話見たことがあるんですよ
阪東妻三郎氏がなくなったのが1953年 松田工業社の手に渡り再上映されたのが
1965年というからその時ではなく90年に入ってから
雄呂血 のラストの殺陣回りがちょんちょん飛び跳ねるように見えるのは
そういう演出ではなく
サイレント時代と現代の撮影コマ数の違いで
それが研究の結果分かって
オリジナルに近い状態での上映を目指す
というものでした
フリッツ・ラングのメトロポリスのジョルジョ・モロダーの再編集版が公開されたとき
オリジナルが見たいですね といったら先輩が
あれなぁ日本公開版104分だけど一切音無いからな苦行だぞ
と言われたことを思い出しまして
これ実現しても誰も見に行かないんじゃないかと
まあその後音沙汰失く立ち消えになった模様です
先日YAHOOニュースで知りまして
7/8の放映を見てみました
ウームなかなか素晴らしい
活弁が入っているのでそれほど違和感なく見ることができました
鮮明というか 古いバージョンちゃんと見ていないんで何とも言えないのですが
なんというかふつうにみられました
阪東妻三郎氏のアップ
これがねぇ
助け人の田村高廣氏が生き写し
助け人の解説に「ほとんど阪妻」という解説がついていたことがあったけど
こういうことかぁ

何か円環が閉じたようなかんじです(笑)
これ7/30に再度放映がありますけど
劇場公開はあるのかしら
あったら見に行く・・・かな

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