カメラ目線になったところを撮影。
玄関前の壁の上がツバメ達のお気に入りの場所になってる? 多いと5羽くらいとまってます。
結構霞んでますが、一応見えてます。
東京では今日も最高気温が35℃前後になるとみられ、熱中症警戒アラートは出たままです。
昨夜、年間三大流星群の1つであるペルセウス座流星群が極大(活動ピーク)を迎えました。
関東では日中に雷雨となった所が多く、天気が安定しない一日で、夜もスッキリ晴れるか微妙な状況。
ならば晴れてる所まで行って流星の乱舞を見てやろうと思い立って伊豆方面へ出撃しました。
22時過ぎに目的地に到着し、23時前頃から観望・撮影を開始。全天のおおよそ北半分は雲が結構多く、
あまりコテコテの機材を出したところでにわか雨に見舞われたりしたら困るので、三脚+コンデジ1つだけで
南天を狙ってタイムラプス風動画をひたすら撮り続けました。
その釣果がコレ。
前後半2つの動画をつなげてます。破線状に動いていく光跡は上空を飛ぶ飛行機で、線のようなものが
瞬間的に現れるように見えるのが流星です。リアルタイム動画ではないので、実際の見え方とは違いますけどね。
少し残像を残すような設定で撮ってますが、YouTube上の動画だとちょっと分かり辛いかもしれません。
予想極大時刻は22時頃とされてましたけど、後半(未明の時間帯に相当)の方が流星数は多い感じです。
で、13秒くらいのところで確認できる右寄りに捉えられた明るめの流星のカットを切り出したのがコレです。
真ん中で縦方向に見える淡い光芒が天の川で、その右に流星が写ってます。よく見ると色が変化してるような・・・
流星は上から下へ流れていきました。それを逆方向に辿っていくとペルセウス座北部の輻射点に至るので、
間違いなくペルセウス座群の流星です。時々逆向きに流れるのも見られましたが、別な流星群のものか
群に帰属されない散在流星って奴でしょう。動画はカメラが自動で撮ってくれるので、撮影中はアームチェアに
座って適当に観望し、明け方までの約5時間で87個の流星を目撃しました。途中でおやつタイムを取ったり、
ウトウトすることもあったんで、連続して真面目に見ていたら確実に3桁は計数できたことでしょう。
帰宅したら、玄関先の壁の上に2羽のツバメがいました。
巣立って間もない兄弟でしょうかねぇ。 しばらく佇んでいたところを2m程度の至近距離から撮影。
まだ飛び慣れてなくて、長めの休憩を取ってたのかな?
[追記]
あれ? 深夜なのにまだいるー。今度は遠めから望遠で撮影。
どうやら今夜はここでおねんねするみたい。もう寝ましょ・・・ 明日たくさん飛ばなきゃ・・・
少し視界不良ですが久々に見えました。
朝撮りは7/19以来のこと。雪はほとんど消えましたが、1箇所だけまだ残ってるのが分かります。
コロナの影響により今年は登山禁止ということで人出が少ないことでしょう。
ネオワイズという名の新彗星が発見された模様です。認識符号はC/2020 P1で、大彗星となったC/2020 F3とは
彗星名は同じですが全く別物です。この新彗星も太陽にかなり近づくらしく、近日点通過は10/20頃の見込み。
現在の光度は約16等と暗く、彗星本体のサイズは小さめのようなので、10月後半に双眼鏡で見える明るさに
なるかどうかっていう状況です。ただ、毎度のことながら彗星の振る舞いは予測がつかないことが多いんで、
今は暗いフリをしているだけかもしれず、予想外に大化けする可能性もゼロではありません。
逆に太陽放射の灼熱地獄や強力な重力に耐えられず、途中で崩壊して雲散霧消することもあり得ます。
もし幸運にも、大彗星に化けたC/2020 F3と同じ振る舞いになると仮定してシミュレーションすると・・・
AstroArts社ステラナビゲータによるシミュレーション(10/22明け方4:50)※背景はおとめ座の星々
イオン,ダストの尾の実長を共に0.1AU(AUは天文単位で、1AUは太陽-地球間の平均距離)としています。
最大光度は約2等に達します。本当にこんな風に見えるようになってくれたら嬉しいかぎりです。
ただ、地平高度は5度以下の超低空で、澄み渡った快晴の空でないと観望は厳しい感じ。
まぁ、10月後半なら日本では秋の長雨の時期も過ぎて好天が続く頃なんで、C/2020 F3よりは好条件でしょう。
果たしてこれは2匹目のドジョウになるのか? とりあえず今後の成り行きを注視したいところです。
7月に世界中の天文ファンを熱狂させたネオワイズ彗星ですが、もう7等級近くまで光度が落ちてしまいました。
その旬の時期は日本では不運にも梅雨時だったため、残念ながら見逃した人も多かったのではないかと。
個人的には辛うじて1晩だけ観望・撮影できましたが、ネット上や天文誌に掲載された美しい画像を見るにつけ、
一番綺麗に見えていた時期に逢いたかったなぁーって、悔しい気持ちが込み上げてきてしまいます。
ところで、この彗星に関連したニュースをチェックしていると「北半球では23年ぶりに肉眼で見える彗星」という
見出しが結構見られました。では、その23年前に見えた彗星は何かというと、ヘール・ボップ彗星って奴でした。
(1997年4月1日撮影 一眼レフカメラ+105mm望遠レンズ,銀塩カラーフィルム使用)
1997年の春に光害まみれの都会の夜空でも肉眼で確認可能な明るさになりました。その光度はマイナス1等ほど。
空の十分に暗い所では明るいダストテイルと真っ直ぐ伸びるイオンテイルがV字型を形成しているのが肉眼でも
分かるほどで、1年半程度もの長期間に渡って肉眼光度をキープするという破格のモンスター彗星だったんです。
総ページ数が150にも及ぶこんなガイドブックまで書店に並んだりしたんですよ(今も手元にあります)。
その前年には見掛けの尾の長さが約100度にも達した百武彗星が現れ、2年連続で大彗星の当たり年になりました。
こういった大彗星は概ね10年に1個くらいの割合で出現してきてるんですが、その明るさランキングをまとめた
こんなサイトがあります(英語ですが・・・)。
Brightest comets seen since 1935
peak m1が最大到達光度ですが、ヘール・ボップ彗星は7位で、意外と順位が低いです。
実はつい最近、この順位表が久々にアップデートされ、ネオワイズ彗星が18位にランクインしました。
最大光度1.5等(括弧付きなのは不確かさがあるという意味)となってますが、実際には1等より明るい観測報告も
見られたんで、ちょっと眉唾って感じもします。21世紀に入ってからは5番目で、これも過小評価って気がします。
それはそうと、50年以上も首位を守っている池谷・関彗星はとんでもないグレートコメットだったんでしょうね。
国立天文台・乗鞍コロナ観測所で日中に捉えられた太陽に巻き付くような勢いの姿はあまりにも有名です。
台風が上陸した夜に見つけたっていう執念の発見事情も物凄いですけどね。
東京では初の熱中症警戒アラートが発表され、実際に都内のほとんどのアメダスで最高気温が35℃を超える
猛暑日となりました。梅雨明け直後ですしね、これはもう致し方ない気温上昇かなぁーって思います。
ところで、今日は立秋ですが、ご訪問の皆さんは記事タイトルに違和感を覚えましたでしょうか?
もしそうなら無理からぬことかと思います。
でも「立秋」は本来、秋の気立つ頃っていう意味で、これ以上は暑くならない端境期っていうことなんです。
裏を返せば暑さがピークを迎える時期に相当するんで、暑いのは当たり前ということになります。
なので、「立秋だというのに何でこんなに暑いんだよ!」なんて言ったりするとチコちゃんに叱られます。
しかしまぁ実感とはあまりにもかけ離れた字面で、その一つ前の二十四節気である「大暑」の面目が丸つぶれ
じゃん!って考えたりもします。ということで、「立秋」後の暑さは「残暑」って言い換えることも含めて
個人的には響かない表現です。同じく「立春」っていうのも寒さのピークの頃なんで受け入れ難いんですよねー。
要するに「立○」は、○に入る季節の前の季節が真っ盛りになる時期に相当するんで実態に合わないんです。
二十四節気で「立秋」の次の「処暑」を無くして、「小暑」以降を1つずつずらして今の「立秋」を「大暑」に
してしまい、今の「小暑」の日を「初暑」なんつーので埋め合わせたら、しっくりくるんじゃないかと思う
fornax8でした。そんな風になる訳ないやろ!って・・・ ごもっとも。
厳密な意味で満月となるのは明日(8/4)の0時59分ですが、昇ってきたところをフライングで撮影しました。
8月の満月は「スタージャンムーン」と呼ぶんだとか。スタージャンって何のこと?って思って調べたら
チョウザメのことらしいです。その漁が始まる時期にちなんだ名称のようですけどピンときませんねぇ。
さて、今回撮影に使用したのはコンデジでしたが、月の模様とウチから見える地上の街灯りをイイ案配に
両立させて撮るのはとても困難なんで、1/30秒と1/1000秒露出で撮った画像をテキトーに重ね合わせて
肉眼で見た感じに近づけるような処理をしてみました。ヒトの視覚ってホントに凄いなぁーって感じます。