東京では初の熱中症警戒アラートが発表され、実際に都内のほとんどのアメダスで最高気温が35℃を超える
猛暑日となりました。梅雨明け直後ですしね、これはもう致し方ない気温上昇かなぁーって思います。
ところで、今日は立秋ですが、ご訪問の皆さんは記事タイトルに違和感を覚えましたでしょうか?
もしそうなら無理からぬことかと思います。
でも「立秋」は本来、秋の気立つ頃っていう意味で、これ以上は暑くならない端境期っていうことなんです。
裏を返せば暑さがピークを迎える時期に相当するんで、暑いのは当たり前ということになります。
なので、「立秋だというのに何でこんなに暑いんだよ!」なんて言ったりするとチコちゃんに叱られます。
しかしまぁ実感とはあまりにもかけ離れた字面で、その一つ前の二十四節気である「大暑」の面目が丸つぶれ
じゃん!って考えたりもします。ということで、「立秋」後の暑さは「残暑」って言い換えることも含めて
個人的には響かない表現です。同じく「立春」っていうのも寒さのピークの頃なんで受け入れ難いんですよねー。
要するに「立○」は、○に入る季節の前の季節が真っ盛りになる時期に相当するんで実態に合わないんです。
二十四節気で「立秋」の次の「処暑」を無くして、「小暑」以降を1つずつずらして今の「立秋」を「大暑」に
してしまい、今の「小暑」の日を「初暑」なんつーので埋め合わせたら、しっくりくるんじゃないかと思う
fornax8でした。そんな風になる訳ないやろ!って・・・ ごもっとも。
暦と実際の季節にはズレがありますね。
夏本番ですが、言葉のなかでキーワードとなる
「秋」を聞くと少し、楽な気持になれそうですよ。
秋のお彼岸までは、まだまだ暑そうですがね。
二十四節気が実感とズレてるのは太陰暦と太陽暦の差に由来するものかと思ったら、
どうやらそうではなくて、起源となる中国との気候差によるもののようです。
この先しばらくは猛暑が続く見込みのようですし、新型コロナの蔓延でまた巣ごもりとなると
エアコンのお世話になる時間が長くなりそうで、9月に来る電気代請求書を見るのが怖いです。
mashsannさんは夏休み中のようですが、これまでのお仕事がハードだったようなので、
どうぞゆっくりなさってください。