Starlight Terrace

オリジナル写真で綴る夜空と夜景がメインのブログ
【注目の天文現象】
 11/5夕 月と金星が接近(南西の空)

ZTF彗星(C/2022 E3) 2ndショット(2023/01/29)

2023-01-31 20:37:12 | ほうき星

日曜日の未明に話題のZTF彗星を再び撮影しました。


【ZTF彗星(C/2022 E3)1/29】
 キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,F2.8,ISO3200,StarScapeフィルター,
 総露出時間30分(2分×15コマ,彗星核基準加算コンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
 口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,トリミングあり,静岡県東伊豆町某所にて

前回の撮影から1週間後の姿です。この日の予報光度は約5等。
口径2.5cmのポケット双眼鏡でも容易に存在が分かる明るさでした。
頭部のコマは、同じ空に見えていたヘルクレス座の球状星団M13よりも大きく見えました。
肉眼でも見えてるような気がしましたが、光害の影響でちょっと確信が持てない感じ。
写真では右斜め下方向に顕著な細長いイオンの尾が2本確認できます。
左側にダストの尾の一部である「アンチテイル」が短く写ってますが、
イオンの尾と成す角度が変わり、1週間前に"✔"マークに近かったのが、
この日は"へ"の字に変化してました。これは地球との位置関係が変わったせいです。

さて、いよいよ地球最接近が迫ってきました。最大光度は4等台に達する可能性も出てきましたが、
今後しばらくは月明りの影響が避けられないので、観測条件としては厳しい状況になります。
北天で一晩中沈まないとは言え、これまでは夜半過ぎでないと高く昇って来なかったんですが、
現在は夜半前に最も高く昇り詰めるようになっていて、それはありがたいんですけどねぇ・・・
来週以降は地球からも遠ざかっていくので、徐々に暗くなっていく見込みです。


今朝の富士山(2023/01/31)

2023-01-31 09:11:07 | 富士山

今朝は東側に雲が少しだけかかっていて、イイ感じのアクセントになってました。

<今日のアメダス最低気温>
八王子:-4.7℃  富士山:-21.6℃

ウチの地域における昨日の最高気温は事前予想のとおり11℃台となりました。
今日は最高気温がまた1桁台に逆戻りしそうですが、明日は13℃くらいまで上がるとか。
春の足音が聞こえてきそうな予感🎶


今朝の富士山(2023/01/29)

2023-01-29 09:55:55 | 富士山

澄み渡った青空をバックに眩しいくらいの白さで見えてます。

<今日のアメダス最低気温>
八王子:-5.9℃  富士山:-26.6℃

また強い寒気が来てるようで、最低気温が2日連続でマイナス5℃台まで下がりました。
昨夜遅くには富山県で「顕著な大雪に関する気象情報」が発表されるなど、
山陰から北陸にかけてかなりの降雪があった模様。次々とやって来る寒気にうんざりです。


今朝の富士山(2023/01/28)

2023-01-28 07:51:51 | 富士山

久しぶりに紅富士を狙いました。

<今日のアメダス最低気温>
八王子:-5.4℃  富士山:-28.0℃

八王子アメダスの昨日の最低気温はマイナス0.7℃と高めでしたが、
今日はマイナス6℃近くまで下がり、厳しい冷え込みに逆戻りです。
昨日は陽射しがほとんど無くて最高気温は5.1℃と低めでしたけど、
今日はよく晴れているので、もう少し上がりそうです。
でも10℃を超えることはないでしょう。


Sh2-185

2023-01-27 13:51:30 | シャープレス天体アルバム

【Sh2-185】
 赤経: 01h00m00s 赤緯:+60゚59' 23"
 星座:カシオペヤ座
 視直径:120'
 他カタログNo.:IC59,63
 ニックネーム:-
 南中日時(@東京):8月18日03時,10月2日00時,11月16日21時 ※あくまで目安です。


 撮影日時:2022/09/26 01:44
 撮影地:静岡県東伊豆町
 撮影機材:キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC(F2.8),ASTRO LPR Type2フィルター使用,
             タカハシEM-200Temma2M赤道儀,ペンシルボーグ+QHY5LⅡM+StellaShot2により恒星ガイド
 撮影条件:ISO1600,露出6分×12コマ,1.6倍クロップ
 画像処理:Digital Photo Professionalにて現像,ステライメージVer.8,PhotoshopCS3にて処理
 メモ:カシオペヤ座の"W"字を形成する真ん中のγ星(固有名「ツィー」)に寄り添うように存在する
    淡い散光星雲です。赤色のHⅡ領域と青色の反射星雲が混ざり合い、写真では2色が混在した
    イメージに写ります。インデックスカタログでは赤味の強い東側の星雲はIC63、青味の強い
    西側の星雲はIC59の番号がそれぞれ付いていて、別々の星雲として登録されていますが、Sh2
    カタログでは両者を合わせ、1つの天体として登録されています。全体としてはギリシャ文字
    の"Ω"(オメガ)の形に近かったり、逆さまにするとコウモリに似ているようにも見えますが、
    形態に由来する愛称は特に付いていないようです。非常に淡い上に明るい「ツィー」の光が
    邪魔になるため、眼視では大きめの望遠鏡を用いても確認がかなり困難な天体です。

 星図:


 AstroArts社ステラナビゲータにて作成


今朝の富士山(2023/01/26)

2023-01-26 09:53:02 | 富士山

冬晴れの空の下、スッキリとした姿が見えてます。

<今日のアメダス最低気温>
八王子:-7.6℃  富士山:-23.9℃

今日は昨日よりも冷え込んでいて、八王子アメダスの気温が今季最低を更新しました。
ちなみに近年では、5年前の1/27に日最低気温で観測史上2位となるマイナス8.7℃を記録しています。
関東南部は好天の1日となりそうですが、明日は天気が崩れて降雪の可能性が出てきました。
降っても僅かであって欲しいなぁ・・・


今朝の富士山(2023/01/25)

2023-01-25 09:36:51 | 富士山

3日ぶりに姿を現しましたが、一部に雲がかかってモヤっとしたイメージです。

<今日のアメダス最低気温>
八王子:-4.5℃  富士山:-36.1℃

先週から予報されていたとおり、今季最強寒波が襲来し、ほぼ全国的に厳しい寒さに見舞われてます。
富士山アメダスの最低気温がマイナス36.1℃となっていたのには驚きました。
東京都心では昨夜に雪が観測されましたが、ウチの界隈では降雪があったのかどうか不明です。
ただ、物凄い強風が吹き荒れてたのには気付きました。千葉辺りでは台風並みの暴風だったとか。
寒気が抜けるまでしばらくかかりそうですが、大きな被害/災害等が発生しないことを祈ってます。


今日の太陽(2023/01/24)

2023-01-24 13:51:15 | 太陽

4日ぶりに太陽面を撮影。


EOS60Da+EF70-300mm F4-5.6ISⅡUSM(@300mm)+ND10000太陽撮影用フィルター(コレ無しでは危険!) 

薄曇りだったため、少しボケた感じのイメージになってしまったのが残念。
4日前にほぼ正面に見えていた巨大黒点は自転で右端まで移動し、見掛けのサイズが小さくなったせいか
自分の視力では日食メガネ越しで確認できなくなりました。これが裏に回ると南半球が寂しくなりそう・・・


ZTF彗星(C/2022 E3)初撮影

2023-01-23 00:02:07 | ほうき星

昨年11/23の記事で取り上げた期待の彗星を、昨夜(と言うより昨日の明け方に)パパラッチしてきました。


【ZTF彗星(C/2022 E3)1/22】
 キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,F2.8,ISO3200,StarScapeフィルター,
 総露出時間20分(2分×10コマ,彗星核基準加算コンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
 口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,トリミングあり,山梨県北杜市某所にて

この日の予報光度は約6等。口径3cmの双眼鏡でも存在が分かりました。
残念ながら肉眼で見えるレベルの明るさにはなっていませんが、
当初予想と比べれば光度が若干上振れしている模様です。
写真では青緑色の頭部コマから右上方向に太くて短いダストの尾と細長いイオンの尾が
重なって伸びているのが分かります。反対の左側にも角のような出っ張りが確認できますが、
これは大きく曲がったダストの尾の一部が太陽方向に伸びたように見える「アンチテイル」ってヤツかも?
もしかすると近日中にもっと細くなって針のように鋭い写り方になるかもしれません。
さて、地球最接近の2月2日には光度が約5等に達する見込みですが、満月に近い月の明りが邪魔になり、
観測し難くなりそう。それ以降は地球から遠ざかっていき、余程のことがない限り増光は見込めません。
したがって、今月30日辺りまでが観測好期になるのではないかとみられます。
なお、今日あたりから地平線下に沈まない位置まで北上し、一晩中見えるようになりますが、
しばらくは深夜にならないと高く昇って来ないのが少し残念です。
次はいつ撮れるかなぁ・・・