先日、宇宙飛行士・野口聡一さんが国際宇宙ステーション(ISS)に無事到着しましたね。
そのISSが明日12月28日未明に日本上空に姿を見せます。
時刻は早朝の5:37頃、最大光度マイナス2等級以上の明るさで見えそうです。
マイナス2等級というと夜空に見える最も明るい恒星シリウスよりも明るいので、
光害の酷い都市部でも見えるはずです。
具体的な見え方については下記サイトで調べられます。
英語で書かれたサイトで分かりづらいので、調べ方を以下に記しておきましょう。
(1)上のURLのサイトにアクセス。
(2)Configuratinの項目中の"from database"をクリック。

(3)国名アルファベットリストの"J"をクリック後、選択肢から"Japan"をクリック。

(4)表示されたページのSearch String:横のテキストボックスに地名を入力した後、
"Submit"ボタンをクリック(下の例は名古屋)。

(5)検索結果から目的の地名をクリック。

(6)最初のページに戻るので、Satellitesの項目から"ISS"をクリック。

(7)ISSが明るく見える日時のリストが表示されたら、日付をクリック。

(8)ISSの天空上での飛行経路が黒の実線で表示されます(いわゆる星座早見形式で、
体を真南に向けて頭の真上を見上げた際の天球を図示)。
また、"Click here"をクリックすると日本付近のどの辺りを飛ぶのかがわかります。

で、明日未明は中国・四国地方の上空を通過するようです。
広島辺りでは最大光度マイナス3等級の明るさで南東方向に見えそうです。
東京では南西の空でマイナス2等級まで明るくなるとの予報でした。
この季節に早起きは辛いという方は、年明け1月4日や5日に夕方の空に見えるようですので、
そちらを狙ってみるといいかもしれません。
なお、少し倍率の高い双眼鏡を使うと宇宙ステーションの形も認識できる可能性があります。
お持ちの方は試してみてはいかがでしょう。