2010年の元日は満月で、しかも部分月食が起こります。
元日の月食は長い日本史上で初めてのことだとか。
次に国内で見られる元日月食は2029年。その時は好条件で皆既月食が見られるようです。
さて、今回の部分月食の欠け方は最大で月の直径の僅か8%。大体このぐらい(↓)になります。
【2000年7月16日の月食(食分0.08)】
ニコンCoolpix700+口径10cm屈折望遠鏡 ISO100 スポット測光による自動露出
皆既月食と比べればかなり物足りない現象になろうかと思いますが、
元日に起こるのは珍しいということで、記念に見ておきたいですね。
最も大きく欠けた状態になるのは午前4:23頃ということです。
元日の宵ではなく早朝、初日の出の前の出来事ですので、お間違えなく。
観望には双眼鏡があるといいかもしれませんね。
なお、2010年はこれを含めて3回の月食が国内で見られます。
参考サイトはこちら↓