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フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

徒然草「人の亡き後ばかり悲しきはなし」に共鳴しました。

2007-06-25 23:45:54 | 雑記
アサヒカルチャーで徒然草を読んでいます。

今日は30段、「人の亡き後ばかり悲しきは無し」で始まります。
人が亡くなった後がとても悲しいと書いているのです。

亡くなった直後はやたら忙しくあっという間に月日が流れるし、
少し落ち着いてくると悲しみは深くなり、
更に時間が経って来れば笑って故人の話が出来るようになると書いています。

まさにその渦中にいる私ですが、
確かにそのとおりだと思いますね。

私自身まだ大人数の会には出られないのですが、
それも月日が経ってあるじの事を淡々と話せるようになったり、
あるいは回りもあるじへの悔やみを言わなくなったり・・・。

そうなれば私も大勢の集まりに参加出来ると思うのです。
忘れるわけでは無いのですが、故人への強い悲しみが薄れ
淡い思い出だけ、それも楽しい思い出だけが残るのだと思います。

先生のお声に張りが無かったので、お加減が悪いのかとお聞きしましたら、
今朝一番で奥様が再手術をなさったことをお話になりました。

昨年11月頃に手術なさったと記憶しています。
さぞご心配しながらの講義だったのでしょう、お疲れのようでした。

徒然草の吉田兼好の言葉は先生にどのように響いたのでしょうか。
先生の胸中を察しられ、私もとても辛くなりました。
一日でも早く、奥様がご回復なされる事を祈りたい心境です。心から願っています。

コメント
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