日々是、趣味三昧【Golf,BASSFishing,etc】

日記な独り言。趣味の記録。

■映画:アポカリプト■2008.11.23

2008年11月24日 | 日々是、映画



メル・ギブソン監督作品「アポカリプト」

原住民系ジャングルもの。
ジャンルで見るとあまり類を見ない系統。
主人公がロナウジーニョに似ているかは別として「金かかってんなぁ~」と思わせる作品。

なんせ全編ジャングルロケな上に特殊メイクによる体直装飾には時間がかかっているだろうなぁとついつい要らぬ心配を見るものに与える。

ジャングル原住民たちって「もっと感情表現に乏しいだろう・・」「そんなに綺麗な顔立ちじゃないだろう」なんて差別的とも取れる感情を見るものに抱かせる罪な映画でもある。

途中、「エネミーライン」を思わせるシーンや「プレデター」を髣髴とさせるシーンなどが織り交ざる。

「アポカリプト2」を作ってほしいと思わせるラスト。

なぞの多いマヤ文明の末路をもっともっとスクリーンに叩きつけてほしかった。

メル・ギブソンといえば「マッド・マックス」主演で一躍オーストラリアバイオレンス映画の金字塔をぶちたてた人物。
前作監督作品「パッション」など公開前に物議を醸し出す監督として今作も例外ではなかったようだ。



全編通してグロシーン満載のためR指定公開となってしまったが、子供に見てほしいストーリーでもある。
社会の基本はどこにあるのか。野蛮とはなんなのか。命の価値と社会の関係。

・・・・・子供にはまだ早いか・・・・・

見て損のない作品であることは間違いないが、見ていて酸欠になりそうなので携帯酸素持参で見ることをお勧めする(BJ)
マヤ文明をもっと掘り下げてほしかったことが最後まで残念で仕方ない。