いっちゃんの日記帳

昔ながらの原風景のふる里、京都美山で「いっちゃん」が、四季折々の風景とともに日常や出来事などを綴ります。

山ノ口講

2012年01月09日 | 日記

曇り空で肌寒い一日の美山。雪が無いだけでもまだましかな。

今日は、集落の山の神様に、昨年の山の仕事の無事を感謝し、今年の山の作業の安全を祈願する「山ノ口講」がありました。本来ならば12月の9日に行うのが多いのですが、我が集落は旧暦で行っています。

当番に当たる組が、山の神様の社殿に飾りつけをし、サバとおはぎ(ぼたもち)をお供えするのが集落の習わしです。9時過ぎに山の社殿に行き参拝。お神酒を戴き暫らくお参りの皆さんと談笑するのは何時もの事。今年は雪も少なくて話も弾んでいたようです。

一旦は家に戻り、その後は集落の新年会。24年度の人事の選挙や、報告などの後、みんなで杯を交わし年頭の宴を始めます。最近は集落でも呑む機会が少なくなって話す場も無くなって来ましたが、数少ない集落の皆さんの交流の場になっていることは間違いないと思います。

心地よく酔い、賑やかに話をし、時は瞬く間に過ぎていきました。これからはみんなで力を合わせて集落の取り組みに頑張っていきたいものです。

写真は、山ノ口講の様子です。



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