フルート吹きのほっと一息

フルートのこと、音楽のこと、作曲家のこと。そして愛犬トム君との日々。
一緒に楽しんでくださると嬉しいです

演奏会のちらしです

2007年07月16日 | flute 2007
8/21に札幌で演奏会を開きます。
そーだ、ブログに演奏会のチラシをのせましょう!
と思いましたが、
実はパソコンの使い方が今ひとつ解っていない私。
ようやくアップできました~

大きくしたのが見たい方は
2007年のコンサート情報のところ、見てくださいね!!
http://www016.upp.so-net.ne.jp/palm/concert2007_duo.html

恩師 増永弘昭 31

2007年07月12日 | 恩師 増永弘昭先生
通い詰めたレッスン室
昔と変わらず良く音が聴こえる
ああ、この響き・・・

君はもっと違うところに神経を使わなければならない
それが良い音だと思いますか?
耳が壊れています。 

いろいろ怒られたっけ。
先生のレッスン室で練習をしていると
思い出が一気に沢山押し寄せて
まずい。
顔がくしゃくしゃだ。

あの場所にいるだけで
先生の声すら聴こえてくるような気がする。

はい、もっと練習してから来ます。
スミマセン
来月もおじゃまします。
よろしくお願いします。
お師匠様

恩師のHPはコチラです

エラート アパッショナータ

2007年07月01日 | 作品あれこれ

 

2007、夏から秋にかけてのデュオリサイタルのプログラム


フルートソロ曲は
Sigfrid Karg-Elert Sonate Appassionata fis moll Op.140
エラートのアパッショナータ


音楽辞典の読みがなをみたら

ジークフリート カルクーエーレルト
へえええ。エーレルトなのか。


このヒトは1877-1933の生涯。ああ、56歳で亡くなっているのね。
ドイツ人で、ライネッケ(←このヒトの作品も演奏する)にも作曲を学んでいる。
第一次世界大戦(1914-1918)では、陸軍の音楽隊にいたんだって。


私が演奏するアパッショナータは1917年に作曲されていて、
まさに戦争の真っ最中だな。そうか。なるほどね。


などと調べていると演奏がまた、面白くなってくる。
時代の背景も楽しみながら音楽を読む。

しかもこの作品、しつこくドイツ語が表記されていて、
(ドイツ語まったくわからない)
音楽に人間くささを求めているのがよく解る。
以下、表記されている言葉

とても生き生きと強く情熱をもって
厳格な拍子と速さで。
興奮して
とても情熱的に
だんだん静かに
表情豊かに
激しく
すこしせきこんで
ひっそりと
慎重に
静かにゆったり
表情豊かにそしてせきこんで
きんちょうして
やわらかく
突然情熱的に打ち付けられるように速く
絶望する
大急ぎで

へーっていう感じです。
バロック時代(1600年代)やその後の古典派の時代なら
こんなにしつこく指定されませんからねぇ。

さて、演奏はどうなることやら。
発見の毎日 今日も楽しく練習です。