フルート吹きのほっと一息

フルートのこと、音楽のこと、作曲家のこと。そして愛犬トム君との日々。
一緒に楽しんでくださると嬉しいです

凛と立つ姿を思い出して・・・

2009年05月02日 | 恩師 増永弘昭先生
技術と言うヤツは必ず関連性がある

「指がまわりません。どうすればいいですか?」
「赤いボタンを押しましょう!ほらするするまわる
「どうしたらいい音が出るんですか?」
「青いボタンを押しましょう!ほらいい音になった
なんてことはありえない訳ですね。期待した方、残念でした。

さて。で、私の話。
ここの所あの名曲プロコフィエフを練習しているんですが、
呼吸や発音の技術の全てをごまかさず、「正直な技術」で演奏するのは
実はとても大変です。ですが
ふっと恩師増永弘昭先生の演奏する姿を思い出したんです
姿勢よく凛と立つ先生の姿を。

・・・・なぜあの姿勢で演奏できるのか。
・・・・なぜあの姿勢で発音できるのか。

ああそうかー。全てを整わせなければ実現しない。
そうかー。目に見える些細に思える欠点を全部直してみましょ。
という訳で、実は改めてちょっと開眼してしまった私なのでした。

恩師は亡くなっても私に課題を与えてくれているんですよね。
またまた練習のし直しです。
仰げば尊し我が師の恩





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