フルート吹きのほっと一息

フルートのこと、音楽のこと、作曲家のこと。そして愛犬トム君との日々。
一緒に楽しんでくださると嬉しいです

恩師 増永弘昭 17

2006年06月24日 | 恩師 増永弘昭先生
初めてのリサイタルは27歳の時でした。
自分からやると言った訳でもなく、
とにかくやりなさい!と、強く押す先生の一言。

いきなり先生が曲を決め始めます。
メインは何にしますか?
「ウンディーヌ」
ロマン派ですね。全体のバランスを考えて、
  他はレパートリーを使って、
「じゃ、ドゥメルスマンのイタリアコンチェルト」
こんな具合に曲を決められてしまいます。

習う以上は命がけでモノにするのが信条です。
とにかく怖いし、つらいのですが、
やってしまいました。小さなホールでの演奏会。

もうあれから長く時間が経ってしまいましたが、
今も思い出します。

「プログラムの構成を考える時が一番楽しいんです」
いつも師匠と一緒にプログラムを考えていました。
今は一人で考えます。


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