なかなか「演奏会を開く」にたどり着かない
悶々としたコロナウィルスの日々が続いています
モチベーションを探しつつ
気力、健康、体力をふるいにかけ
人生最後の演奏会だとしたら
魂が求めている音楽はどれか?
どんなプログラム構成で演奏するか?
コンサートという時間をどう組み立てるのか
などと考えてみたりします。
初めてのリサイタルの時は
自分からやりたいなどとは
ひとかけらも思わずでした。
背中を思いっきり押してくださった恩師に
多大なる感謝です。
「ならさき、君はリサイタルをやりなさい。
メインの曲は何にしますか?
大きな流れを作らないとなりません」
ええええっ とおののきましたが、
先生の言うことは全てを絶対受け入れる・・・という
スタンスのもと20代を過ごしていたので
拒否すると言う選択肢はなく
知っている曲名を挙げたものです
『プログラムを考えている時が一番楽しい」
と、先生は仰っていましたが、
あの時は・・・恐怖でしたね
今は・・・
引き継いできたノウハウの蓄積を
自分の中で再構築して
自分の価値観と判断で
実現できる最大のパフォーマンスが
重ねてきた日々の証となるかなと
恩師には聴いていただきたい
天国でも良いので