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Junko散々語々

ライブ活動の紹介やシャンソン、自作の詩の解説、日常の雑感を三々五々綴ります。

Long Local Tour 報告~福井編①

2011年08月04日 13時51分10秒 | Weblog

長丁場の歌の旅もいよいよ最終の地、我が故郷・福井へ名古屋から直通で入りました。28日前日入りなので、お気に入りの温泉六角形の湯船や畳敷きのお風呂がある三国観光ホテルでのんびりしたいところを、札幌入り前にすでに送ってあった、自前の音響設置のためすぐにライブ会場へ

   

三国町の「風の扉(ドア)」というネーミングも素敵なこのお店は、景勝の地・東尋坊の近くながら、緑濃い山側に建てられ、海の香りはまさに風だけで感じるもの。翌29日やってきたルナソレイユ・ピアノ鈴木裕子ちゃん(食事中のスナップ)と作ったオリジナル「時の扉を開けて」のラストナンバー「ドアを開けて」にあまりに符合するので、もちろん29日夕「風の扉ライブ」ラストはこの曲を歌いました(CDは残念?ながらすでに完売

話は戻って、前日入りした夜ようやく一風呂浴びた後、足はどうしても「魚志楼」へ……。7/8にupしたブログでお話したように、恐らく久しぶりの三国ライブを誰よりも楽しみにしていて下さったはずのマスターが心筋梗塞(今、サッカーの有名選手もこれで倒れ、話題となっていますが)で急死。お店はママと息子さんで何とか対応できるので、1週間休んで7月半ばから再開したとのこと。カウンター中、いつもマスターがその前を行ったり来たりしていた棚の上に遺影が…

                      

本人も未だに自分が死んだとは思わず、その辺にいるでしょう、とママも息子さんも…

団体さん等がはけたところで、ママとを酌み交わし、20年前からの思い出話が始まり、話し足りずに、田舎で唯一夜遅くまでやっている洋風レストランへ。「まだ旅行にでも行っているかなという気持ち。未だに涙も出ません」とママ。さぞやと思いやられました

翌日のライブにママはちゃんと来て下さり、私が1曲だけと、マスターがあまりにも好きだった谷村新司の曲を追悼を込めて歌いましたが、途中私が何度もボロ泣きしかかっても、ママはジッと耳を傾け静かに微笑んでおられました。

打上げは地元の方々と最終的にもちろん「魚志楼」へ行きましたが、その前にちょっと寄ったお寿司屋さんで、地元の漁師さんが獲れたての甘エビを大量に持ち込んで下さって、甘エビ大好き裕子ちゃんは大満足でした

                  


Long Local Tour 報告~名古屋編

2011年08月04日 13時00分27秒 | Weblog

さて、札幌から7/24に一時帰宅。1週間余の滞在ゆえ譜面、衣装、靴アクセサリー、CD等仕事用品だけでもかなりの量、それに普段の着替えを加えると大荷造りとなり、北海道は宅配に2日かかるので、それらを計算に入れて発送、受け取り、荷解き&再荷造りと、25,26の中2日は、一応家内の用も諸々発生するし、まさに戦争のようでした

27日名古屋にはで15時過ぎに入りましたが、一旦ホテルに落ち着き、ちょっと近くのコンビニまで…とホテルの玄関を出たら、何と大雨それもハンパではない雷付きのいわゆるゲリラ豪雨シャンソニエ「エルム」で共演予定の橋本奈央子ちゃん(左写真左)から「リハーサルを延ばしますのでご無理なく」と親切なメールが入ったほど。

    

結果、本番の1時間ほど前にはウソのように雨は上がり、若手の前歌さんたちを含めた2回のステージ は無事終了。奈央子ちゃんが、私の詩で「別れの詩」(アルバム「懐かしい人々へ」収録)を歌ってくれましたが、若い人らしい素直で力みのない、それでいて深い思いのこもった歌い方に、ちょっと涙ぐみそうなほど感激私のを懸命にPRして下さったので予想以上の枚数も出て、別の感激もしました深夜のステージもあるので打上げはご一緒できなかったけど、本当にありがとう

名古屋ではファン代表となって下さってる面々が、毎回美味しいお酒と珍味をご馳走してくださり、前回ご一緒だった歌手の宮入公子さん(私の隣)も見えて、今回も盛り上がりましたY様、本当にいつもありがとうございます

 


Long Local Tour 報告~札幌編③

2011年08月04日 12時20分15秒 | Weblog

もちろん、お仕事もちゃんとやりましたよ今回、初日が土曜だったからとはいえ、満々の各席、カウンターに至るまでなぜかカップル(老若)ばかりという珍現象がありました。

17,18の連休明けはいささか静かな銀巴里でしたが、東京からも2組見えたり半ばからまた賑やかになってきて、今回もCD全買いのお客様が何組かいらした上、リピーターになって下さった方も相変わらず心豊かになる北国の、何と45周年を迎えたシャンソニエの殿堂、銀巴里でした

            

             そんな中のお1組                          火木出演の湯浅輝子さんと  


Long Local Tour 報告~札幌編②

2011年08月04日 12時08分22秒 | Weblog

最初の2~3日こそいわゆる蝦夷梅雨気味で夜は12℃まで下がる有様でしたが、大通公園のビヤガーデンが始まる頃、空もからりと晴れ、そうなると「夏こそ北海道」という陳腐なフレーズそのまま、何という爽やかさ、何という気持ちよさ、思わず2日間もビール飲みに通っちゃいました。花壇のコンクールもやっててそりゃまあ綺麗なこと

    

 で、こういうワケです

     


Long Local Tour 報告~札幌編①

2011年08月04日 11時12分11秒 | Weblog

我が歌人生最大(最後?)の超ハード日程を終えて8/1帰宅しました7/16~23の札幌、27名古屋、28~31福井とほぼ半月のいわばライブツアーこのトシで我ながらよくやったとホメたい気分。いえ、各地の皆様の温かい応援あってのこと。励まされ癒された旅でもありました

         

            

まずはいつも1番に迎えてくれる、札幌・中島公園。今まで春秋時々冬という来札スケジュールでしたが、夏の札幌の鬱蒼たる緑の美しさは、秋の紅葉も凌ぐ濃淡の見事さと知りました。


ご近所に芥川賞作家!?

2011年07月11日 10時03分24秒 | Weblog

また不思議なことが起きてしまいました…                                            いずれは「Junkoの奇跡話」として本にしたいかなと思うほど、数々のシンクロニシティ(多分そういう現象?)が起きる私ですが…                                                               私が最近好きな作家は玄有宗久、池澤夏樹、そして一番新しいところで堀江敏幸です。堀江さんの存在は全く知らなかったのですが、札幌滞在中たまたま入った本屋の文庫コーナーで、大変シンプルな表紙の装丁が却って気になり購入。短編集『雪沼とその周辺』を読み終わったら解説が池澤夏樹だったので、「」とびっくりしつつ「有り得る」と、両作家の共通性を感じました。                                                               その後東京で玄有さんの『リーラ・神の庭の遊戯』を読み、最後に解説が堀江敏幸だったので「」…そろそろ来たゾ……堀江さんは最近『なずな』という小説を上梓したそうで、つい先日読売、朝日2大新聞に立て続けに写真入で大きく紹介され、双方とも目に飛び込んできたー                                                     堀江さんの長編小説『河岸忘日抄』が大変気に入った私。とある異国の河岸に係留された船で生活する主人公の日々の思いが綴られるとりとめのない内容なのにひどく惹かれ、また悪いクセでこの中に出てくるあるエピソードを下敷きに歌作りの最中                                                       今朝も6時からレコーダーのイヤホンを耳にウォーキングに出て、気の向くまま路地から路地へ、耳には拙い自作の音が……ん?ふと何気なくあるお宅の表札を見て、ほぼフリーズ 遂にキター………ほ、ほりえさん、すぐご近所に住んでらしたの………帰ってからネットで調べましたが、どうやら同姓同名らしい…それにしても何という偶然…ご近所の堀江さん、ブログupしてしまってスミマセン


涙雨の七夕…

2011年07月08日 08時53分49秒 | Weblog

このところ、親しい方のお身内のご不幸が相次ぎ、いささか滅入っておりますところへ…信じられない、とんでもない、訃報が飛び込んで、一瞬暑さも冷風になって時が止まりました……昨年「夏の思い出」として8/30にupした中で、故郷福井の中で一番落ち着く場所、三国町・魚志楼をご紹介しましたが…

            北前船時代の面影を残すこの港町の置屋は、約20年前料理茶屋として復活、ここでライブさせて頂いたこともあり私の歌の歴史と重なると言っていいほど長く深いお付き合いをしてきました。今や有形文化財指定となっても変わらず料理に腕を振るう粋なママ、そして、このようにカウンター越しにお客様と地域コミュニケーションを計る味のある名物マスター…つい先だっても「順子さん、地震は大丈夫でしたか?」と温かいお電話を下さったばかり。

日帰り覚悟で早朝の新幹線に飛び乗り、降りきしる雨の北陸路へ。三国町「永正寺」まで辿り着けば門前にこのような大きな立て看板が!本当なんだ……  正信念仏偈の読経の中焼香に立つと今にも語りかけそうな遺影に息がつまり、出棺の時は大好きだった谷村新司の「Far away」が流れてたまらず嗚咽……                         夜出先から戻り胸が痛いと苦しみ出し救急車搬送、2時間の心臓マッサージの甲斐もなく62才の若さで急逝されたのですから、ご家族は茫然自失の状態、それを表すように最初から最後まで「遣らずの雨」か「涙雨」のご葬儀でした。

今月末には久しぶりに三国町でライブをすることになっており、マスターも楽しみにして下さっていたし、私たちも前後魚志楼にお寄りして飲み食べおしゃべりするのを楽しみに……ママをどうやってお慰めしようか、今から心痛む福井ツアーとなってしまいましたが…

                         65才も過ぎてマジで初の東京~福井日帰り!重い辛い七夕から一夜明け、今朝はさすがにウォーキングの元気はなく、それでも6時半にはゴミ出しをして戻ってきたら、門扉の前に「誰か」の気配…

そばへ寄ってみると、大きなヒキガエルが門に向ってじっと動かず手を突いているではありませんか!目が大きく愛嬌のある顔立ちだったマスターに似ていなくもない(怒るかな;)…「お礼を言いに来てくれたのね」…この家に9年住んで初めて見た大きなカエルとこのタイミングに、どうしてもそんな気がした私でした。合掌。

 


EXW探索・新宿区の寺院・牡丹寺

2011年07月02日 12時14分11秒 | Weblog

西武新宿線新井薬師前から新宿方面2つ目、下落合駅から5~6分、早朝でも車通りの激しい新目白通りから北へ入ってすぐ、いきなり「ここが新宿区?」と思わされる、深い木立に囲まれた山門が…

               最近、友人から聞いてぜひ訪ねたいと思っていた真言宗豊山派「瑠璃山 薬王院」。奈良長谷寺の末寺にて東長谷寺と称され、長谷寺から移植されたボタンが有名で、40種類、1000株を有し、牡丹寺とも呼ばれています。

                                このように境内は威容を誇る高い本堂、その周りは庭はもちろん石段に沿って至るところ牡丹だらけ。残念ながら見ごろはゴールデンウィークの頃ですが、梅雨どきの茂った葉も見事で十分楽しめました

                              石段の途中にお行儀よく並ぶ薬王院六地蔵


第2次ブーム?

2011年07月01日 08時58分50秒 | Weblog

昨年2月のブログでワインスピーカーなる優れもののミニ音響機器を紹介、その後しばらく私の周りではかなりの人気を博し、高校時代の後輩が扱っているというだけで何の義理もないのに40台ばかり売りました。平行して同じメーカーが作っているケータイ用充電器(docomo、softbank専用)もかなり捌いたのですが、ブームは半年位?少々の在庫を抱えすっかり営業?を忘れておりました

                                         ところが最近ライブに見えたお客様が、他のお客様や私がぶら下げているこの充電器を見て、「まあ~便利そう、私もほしい!」と仰ったことから、第2次ブーム到来その方から次々追加注文が来たり、別件、ちょっとした祝返しに使いたいと大量注文が来たり…

                                                                        てなわけで、今やピンク、黒、白と3色揃ったこの軽くて小さくて便利な充電器の梱包や発送に追われております。(私は何屋だ)恐らく大震災の影響もあるのでは?というのが私なりの分析そう、イザという時3個ぐらい持ってれば、当分電源が持つというもの(まず充電器そのものを充電しておくことが肝要です!)今、私の手元に20個(ピンク10、黒6、白4)残ってます。国内最小、500回充電可能がウリ、元々¥2000近いお値段をかなりお安く~~いかが?(やっぱ、私って何屋

 

 


EXW探索・緑の多い家々

2011年06月25日 15時18分12秒 | Weblog

私は福井の田舎のお寺の生まれゆえ、周りに緑があるのは当たり前、逆に東京という都会は緑が少ないのが当たり前…と思ってきましたが、ウォーキングをしてみると、各家々がどれほど熱心に緑や花を取り込んでいるか、つくづく思い知らされる日々です

       このように玄関前を美しくあしらっているお宅はしょっちゅう見かけます。

     左は一軒家、右はマンションですが、ここまで見事に緑を取り入れるとはもう芸術ですこの夏の節電にも大いに貢献しそう

     がしかし、こうなると、単なるものぐさ、いや廃屋こういう古アパートも実に多いです