Junko散々語々

ライブ活動の紹介やシャンソン、自作の詩の解説、日常の雑感を三々五々綴ります。

北桂子三回忌ライブ報告②

2013年09月30日 19時16分49秒 | Weblog

さて2部は、今回もJunkoが各メンバーとデュエットをご披露するコーナーからスタート。エリンヌとしてオリジナルを歌う藤木えりのナンバー「Miss Mermaid」というサンバリズムのノリのいい曲に挑戦 トシの差など顧みず頑張りました

平山紀美子とは「エル・アディオス」という、これまたリズムがお洒落なタンゴ。ママから依頼された沢山の日本語詩の中の一つ。ママは歌うところまでいかなかったけれど、きっと喜んで聞いていたことでしょう

  

 

そして、鈴木裕子のソロピアノはママの大好きだった曲「ひまわり」。次いで今回のサプライズとして登場してもらった竹山京李さん。私がREDより以前に出演していた、神楽坂のシャンソニエで知り合い、REDに遊びに来てくれてお客様コーナーで歌ってもらい、ママに気に入られスカウトされたという、REDとの長く深いご縁があります。

 

しかも、私がママに初めて依頼されて日本語詩を書いて歌ってきた、アズナブールの「二つのギター」に彼女が長年あこがれていたようで、私がCD化したことから昨年「歌わせてほしい」との申し出。他のシャンソニエに聞きに伺ったら、あの緩急の多い難曲をカンペキに歌いこなしていて感心この日のサプライズを思いついたきっかけとなりました。

恐らくはママが一番好きな歌手・アズナブール、その持ち歌の中でも一番好きな、ご主人との思い出にあふれた「二つのギター」、この曲をまともなデュエットで歌ったのは、シャンソン界広しと言えど他にいないのでは(ちょっとジマン)きっと、ママとご主人とお二人で聞いてくれていたと確信します。

  

 

そして、鈴木裕子と作ったルナソレ・オリジナル「ドアを開けて」を皆さんにも呼びかけてラストに歌いフィナーレ

「こんな笑顔撮ってもらったの久しぶり」というREDNewオーナー藤木えりの可愛いご挨拶の後、「北桂子オリジナル・メドレー」を、これも皆さんにもご唱和願って全員で歌い、無事すべてを終えることができました。

       

 

      

       

 

皆様へのお礼状にも書きましたが、こういう形での北桂子追悼はこれを最後と致しますが、恐らくは桂子ママに接した誰もが、その華やかさ、熱くひたむきな生き方を忘れることはないでしょう

今後は北桂子が作ったREDを、まだ若い藤木えりが頑張って長く継承発展させて行けるよう、及ばずながらサポートしていきたいと思います。いらして下さった皆々様、ご都合がつかなかった方々も、これからのREDを一層ご支援下さいますよう、切にお願い申し上げますm( _ _ )m

こうして、いつもいつもママは私たちと一緒に歌い、見守り続けてくれると思います

①②共に、写真撮影:若松岳

最後になりましたが、一周忌に引き続き、三回忌でもこの素晴らしい供花を贈って下さいました、宇都宮「ふしぎの森」オーナー・加藤公造さんに心より感謝を申し上げますm( _ _ )m

また、毎回、無料でこの素敵な写真を沢山撮って下さる、若松岳さんにも深い感謝を捧げますm( _ _ )m


北桂子三回忌ライブ報告①

2013年09月28日 10時00分57秒 | Weblog

大きな台風が日本列島縦断間違い無しとの予報で9/15は朝から土砂降り

が、北桂子三回忌昼夜ライブのこの日はREDに着く頃、徐々に雨は上がり、リハーサルの途中からは陽も射してきて、皆で「どうなってんの」……結局、台風は自転車並みの速度に落ち15日はずっと海上に留まってくれて、大事なライブには全く影響なし全員口を揃えて「さすが北桂子の威力はスゴイ、天から台風を止めた」いやもうどう考えてもそうとしか思えません

さて三回忌ライブはありがたくも昼夜共に「超」がつく満席の中、私めのご挨拶から始まって、RED の若き後継者、藤木えり、最後まで桂子ママをサポートし続けた平山紀美子、私Junkoと歌い手は一周忌ライブと同じメンバー、ピアノは今回ルナソレイユ・鈴木裕子が担当して順繰りにローテーションしながら、衣装も替えながら、故人を偲びつつも皆様に楽しんで頂ける構成で展開していきました

 

           

    

  

  

 

休憩に入る前に長女・中原香織さんのご挨拶。もちろん。今回もバー・カオス店主としてバーテンの腕も振るって頂きました