さて2部は、今回もJunkoが各メンバーとデュエットをご披露するコーナーからスタート。エリンヌとしてオリジナルを歌う藤木えりのナンバー「Miss Mermaid」というサンバリズムのノリのいい曲に挑戦 トシの差など顧みず頑張りました
平山紀美子とは「エル・アディオス」という、これまたリズムがお洒落なタンゴ。ママから依頼された沢山の日本語詩の中の一つ。ママは歌うところまでいかなかったけれど、きっと喜んで聞いていたことでしょう
そして、鈴木裕子のソロピアノはママの大好きだった曲「ひまわり」。次いで今回のサプライズとして登場してもらった竹山京李さん。私がREDより以前に出演していた、神楽坂のシャンソニエで知り合い、REDに遊びに来てくれてお客様コーナーで歌ってもらい、ママに気に入られスカウトされたという、REDとの長く深いご縁があります。
しかも、私がママに初めて依頼されて日本語詩を書いて歌ってきた、アズナブールの「二つのギター」に彼女が長年あこがれていたようで、私がCD化したことから昨年「歌わせてほしい」との申し出。他のシャンソニエに聞きに伺ったら、あの緩急の多い難曲をカンペキに歌いこなしていて感心この日のサプライズを思いついたきっかけとなりました。
恐らくはママが一番好きな歌手・アズナブール、その持ち歌の中でも一番好きな、ご主人との思い出にあふれた「二つのギター」、この曲をまともなデュエットで歌ったのは、シャンソン界広しと言えど他にいないのでは(ちょっとジマン)きっと、ママとご主人とお二人で聞いてくれていたと確信します。
そして、鈴木裕子と作ったルナソレ・オリジナル「ドアを開けて」を皆さんにも呼びかけてラストに歌いフィナーレ
「こんな笑顔撮ってもらったの久しぶり」というREDNewオーナー藤木えりの可愛いご挨拶の後、「北桂子オリジナル・メドレー」を、これも皆さんにもご唱和願って全員で歌い、無事すべてを終えることができました。
皆様へのお礼状にも書きましたが、こういう形での北桂子追悼はこれを最後と致しますが、恐らくは桂子ママに接した誰もが、その華やかさ、熱くひたむきな生き方を忘れることはないでしょう
今後は北桂子が作ったREDを、まだ若い藤木えりが頑張って長く継承発展させて行けるよう、及ばずながらサポートしていきたいと思います。いらして下さった皆々様、ご都合がつかなかった方々も、これからのREDを一層ご支援下さいますよう、切にお願い申し上げますm( _ _ )m
こうして、いつもいつもママは私たちと一緒に歌い、見守り続けてくれると思います
①②共に、写真撮影:若松岳
最後になりましたが、一周忌に引き続き、三回忌でもこの素晴らしい供花を贈って下さいました、宇都宮「ふしぎの森」オーナー・加藤公造さんに心より感謝を申し上げますm( _ _ )m
また、毎回、無料でこの素敵な写真を沢山撮って下さる、若松岳さんにも深い感謝を捧げますm( _ _ )m