夏の思い出

「暑かった」ですねえと言いたいけど、８月も終りというのにまだまだムチャ暑いですねえ
従って夏の思い出を語る気分じゃござんせんが、忘れちゃうといけないので今年も故郷北陸駆け足行脚、そして軽井沢ナゾの別荘へヒミツのご招待という夏の恒例行事の報告をちょっと…
福井県三国町の海と空はやはりこのように北陸らしく物憂げに垂れ込め、
懐かしの「魚志楼」は北前船時代の面影そのままに凛と佇み
粋なマスター＆ママも変わらず健在。今年も私の紹介で東京から訪ねた方から大変感激したとご報告がありました。いらしたい方はどうぞ私までご連絡を

さて、一方軽井沢は地元の方が「こんな夏は初めて」と呆れる暑さとかで「毎夏殆どエアコン不要なのに今年は午前中からつける始末」とのこと。毎年キツツキの音で目覚めたりするのに、今年は暑すぎて鳥や虫の声が殆ど聞かれないのにもびっくりでした
それでも、別荘近くの「南が丘美術館」へ散策すれば、この白樺の木立に吹く風は都会にはないもの…
離れに立つ「三五荘」は山梨の江戸末期の古民家を移築したそうで、内装、備品も大変趣がある上、最後は半地下に造られたお洒落なカフェでコーヒー等お茶のサービスもあり、ひととき暑さを忘れゆっくりできました。
カフェの玄関前に咲いていた、ふしぎな花…よく見ると尖ったアジサイのよう…ネットで調べてみたら、多分「カシワバアジサイ」とか

最強トリオ！？

随分ブログをサボってしまいましたいえ、別に暑さのせいではなく、新ライブツアーが一段落、と思った途端秋以降の様々な企画が持ち込まれ、ありがたくもゆっくりしているヒマなく、気分も含めずっとこんな感じでした。
さて、先日の仔猫Junko&Bon Amiは久々芳村直樹とのジョイントでしたが、今回は「どしたの」と思うほど沢山お客様が見えて下さり、々席という嬉しい暑中見舞いを頂いた思いでした。ステージも盛り上がり「ブラボー！」の声も何度も飛んで、私たちの表現のレベルをまさにお客様が押し上げてくださるという感じで、２人のデュエットもこの通り気合が入った次第

それにしても、この春しばしパリに“遊学”していたピアノの近藤正春さん（右端の丸っこい青年）、ますますその腕を上げ、シャンソンの真髄「詩」と私たちシンガーを生かす押さえた、かつ味のあるピアノが冴え渡り、彼への「ブラボー」も出るほど。ド厚かましくもこの３人が揃うと、かなりのレベルのシャンソンが聞けますよと言いたい暑さにまかせて言っちゃった