Junko散々語々

ライブ活動の紹介やシャンソン、自作の詩の解説、日常の雑感を三々五々綴ります。

Leafman追悼ライブを終えて

2013年05月10日 09時29分39秒 | Weblog

長い旅の前に、相当な時間(数ヶ月!)を費やして、昨年亡くなられた、草笛奏者の最高峰にいらしたLeafmanこと菅間忠男さん(2012 5/1記事参照)の一周忌追悼ライブを、草笛楽人こと横山信明さんと企画、あれやこれや準備しておりました。

菅間さんと同郷(山形)でご縁のあった、一番町いきいきプラザ内フレンチレストラン「る・ぴあの」でランチをご一緒した後、草笛愛好家の皆様はじめゆかりの音楽家の方々の演奏を聞くという設定でしたが、お客様がどのくらい集るか?はじめは赤字覚悟の手探り状態から、55名で満席という数字を、旅に出る少し前に突破して更に上昇する気配となり、旅の間も気が気ではなく…。

結局、出演者、スタッフ含め69名という超maxの人数を、お店側の配慮で63名のお席を作って頂き、私たち主催&出演者6名はアフターで食事をさせて頂くことに落ち着き、ホッとしました。

4/27当日は、朝から抜けるような爽やかな青空、旅の間雨だったり雪(札幌)だったり、あまり天候に恵まれませんでしたが、さすがleafman、天から光を注いで下さったのですね。

       

全員が着席されるまで多少の手違い、遅れて見える方等ありましたが、山形から桜の大きな花束を抱えて見え、到着直後ご挨拶をお願いしたSさん、1月に富士市でお訪ねしたお蕎麦屋「安達」の草笛奏者・富地蔵さん(2013 2/2記事参照)等遠路を見えた方もいらして、こうして皆さんが一堂に会するのを目の当たりにすると、菅間さんの人間性、交友の広さ深さに改めて感じ入るばかりでした。

まずは和やかにお食事が始まり、ほぼ予定通り12時半ころから横山さんの司会でライブスタート。

草笛愛好家の合奏(写真上)、安達(富地蔵)さんの草笛ソロ、横山(草笛楽人)さんの草笛ソロ、高橋一眞さん(長く親交があり菅間氏引退後月夜の仔猫に出演)の口笛、堤真耶さん(仔猫で共演)弾き語り、原田和子さん(お役人でもあった菅間氏バンコク時代の伴奏者)弾き語り、ルナソレイユ(仔猫で共演)、島田忠之さん(ロシア民謡、仔猫で共演)、フレンチキス(仔猫ジョイントCや福井学校公演、シャンソン館C等々で共演・2012 5/1参照)、平野りり子さん(シャンソニエ・ボンボヤージュ店主で歌手、菅間氏同店に長く出演)のシャンソン&歌曲
 
以上10組の出演でしたが、皆さんそれぞれ菅間さんとの思い出を語りながら演奏され、涙あり笑いあり、会場内の雰囲気は様々な思いが駆け巡り交錯し、一つになっていくのが目に見えるようで、仕掛け人の手前味噌でなく、素晴らしいひとときとなりました。 
後で、私の方にも参加の方々からのメールが寄せられましたが、草笛楽人さんのブログ(草笛本舗のジオログ)にまとめて掲載されていますので、ご参照下さい。
 
最後に奥様の菅間公子さんにご挨拶頂きましたが、湿っぽくされず時に辛口?ユーモアを交えてエピソードを語られ、逆に菅間さんの人となりの陰影が浮き出る気がしました。
何と後で伺ったところ、この日はお2人の結婚記念日だったそうで、この奥様あっての菅間忠男人生だったのだなあ、と更なる感慨に浸りました……でも、やっぱり早過ぎますよ、菅間さん
 
ご親族はじめご参席の皆様、出演&サポートの皆様、る・ぴあのの皆様、本当にありがとうございました。
 
 

 


4月の強烈ロードライブ② ふるさとライブは大雨と熱気!

2013年05月09日 16時37分58秒 | Weblog

神戸では、私の高校時代の同級生お2人から仕事のビフォーもアフターも大歓迎を受け、メンバー皆で美味しいものをご馳走になったり、素晴らしい人たちに出会えたり、感動感激感謝しつつ、次の滞在先、我が福井へ4/6先乗り。折から強風で北陸線がトンネル内で何度か止まったりヒヤヒヤした上、翌7日は朝から雨、雨、雨昼夜ライブにて、まずは永平寺「芭里音」に神戸から残りのメンバー無事到着、準備は万端ながらこの天気にお客は来るのか

来ました来ました!来たなんてもんじゃなく「芭里音」は立錐の余地もないほど満席。室内は熱気があふれ、交互に繰り出す私たちのシャンソン、サンバ、オリジナルに文字通り酔い痴れて下さっているのが手に取るように分かりました。後で「初めて聞いたが、興奮した!あんなに楽しいものとは」といったメールも頂戴しました

更に雨脚が激しくなる中を、夜の会場三国町の「三國湊座」へ。しかし、ここもこのように更なる満席で2階席まで一杯

                      

       

神戸で使った衣装も総動員して大サービスサウダージあられちゃんのサンバではお客様呼び込んで踊りまくり。でもホント言うと、昔の芝居小屋を再現したこの湊座の裏は文字通り掘っ立て小屋で、隙間だらけ。「春爛漫ライブ」のタイトルとは程遠く大雨で冬並みに冷え込み、ストーブ1個だけの場所での着替えは死ぬほど寒かった

  

ニューCDができたばかりのあられちゃんも張り切り、昼夜でかなり売れたそうで、喜んで何度もお礼を言われちゃいました。よかったね!ちなみに、この夜ライブには東京からの三国ツアーのお客様10名弱を迎え、打上げまで更に盛り上がった次第です

   

 最後、1曲の予定だった合同演奏のアンコールも拍手鳴り止まず、もう1曲。(2つ用意しておいてよかった~-!)同級生がこの写真を撮ってくれたり、昼夜それぞれ大雨の中みんな駆けつけてくれて、本当にまさにふるさとはありがたきかな

 

 

翌8日は雨も上がり、海はまだ昨日の名残りか適度の荒れ模様という絶好の観光日和ツアー参加者は午前中、宿泊先・三国観光ホテル近隣の「龍翔館」(写真下左・明治期オランダ人建築の小学校を復元した資料館)、古刹・瀧谷寺(大好評!)を散策がてら自力観光して頂き、午後から予め下見万全(2/9記事参照)の雄島や大湊神社、日本海一望のカフェ2店に案内、夕方から魚志楼で大宴会

    

そして9日朝ホテルをチェックアウト、東京ではすぐ散ってしまった桜をたっぷり眺めながら、三国駅から1両きりの「えちぜん鉄道」に乗って福井市へ。そこから皆さん、帰京する人、西へ北へ向かう人、福井県内途中下車の人等々四方八方に別れ、三国ツアーは解散しました。ツアー参加の皆様、本当にありがとうございました。

福井の皆々様も本当に本当にありがとうございました

私はこの後、メンバーたちと京都へ。ご縁ができたお店LENNON(2012 2/2記事参照)を訪ね、比叡山を見学。4/10に一旦帰京。12日から札幌へ。昨年末も出演した(2013 1/9記事参照)「La musigue上田」に2日間出演。15日に帰宅し、最終的にこの4月の長いロードライブを終えました。

正直に言います。むっちゃムチャ疲れましたちょっとこのトシでは頑張り過ぎちゃったでも、各地で本当に温かい拍手と応援を頂き、思い出すたび疲れが取れていきます

 


4月の強烈ロードライブ① 神戸ASCVTS2013、なんじゃソレ?

2013年05月09日 15時45分54秒 | Weblog

4/4東京出発、「アジア心臓血管外科学会」略してASCVTS2013なるスゴイ大会のレセプション等にフレンチキスとサウダージ(+フルートの石井幸枝ちゃん)が手分けして都合4日間出演…ということだけしか分からず、あとは現場の状況を見ながら、ある程度用意した曲目を臨機応変に演奏する…というオソロシイ仕事を、私は2日間引き受けて歌いました。

アジアのみならず様々な国から参加しているらしい、お医者さん(多分?)たちを前に、ウケると思った曲(例:She、上を向いて歩こう)がサッパリかと思えば、ラビアンローズのシャバダバスキャット、中国からクレーム来るか?と思った蘇州夜曲などが結構注目されたようでありました国際色豊かというので、思いっきりド派手にした衣装も、まあウケたかな

 

      

     

 5日は神戸港クルーズのディナーで歌うというシチュエーション。MCは全部英語で、といきなり言われてアセりましたが皆さん食べるのに忙しくて、初めは完全にBGM状態。でもなるべく「シャレード」とか「ビギンザビギン」等英語入りの曲をやってるうち、少しは耳を傾け出して、最後何と、この企画の会長さんがシャンソンの「愛の讃歌」が大好きとのことで、このようにフラットなステージなので、嬉しそうに一緒に歌い出して、締めくくりは大ウケとなり、出演者としてどうやらこうやら面目を施しました(各ステージ写真は石井幸枝ちゃん提供。諸々お世話になりました