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しあわせセブンティーズ

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「大正時代の婚礼」展へ

2012-08-13 09:58:25 | 着物・いろいろ

先週の土曜日は、池の平湿原を歩いた後、群馬県側へ車で降りて、長野街道、大笹街道を経て須坂市へ。田中本家博物館の特別企画「大正時代の婚礼」展を見るためです。この博物館には以前にも2回ほど来ていて、好きな場所です。

いつもは非公開の客殿「清琴閣」が8/11~13(今日まで!)公開されて、大正4年にここで挙げられた婚礼衣裳や食器、婚礼写真などが展示されていました。

私の関心はもちろん婚礼衣裳。館長がじきじきに説明してくださったので、衣裳について詳しくうかがいたかったのですが、残念ながら次の回の人たちが集まり始めていてあまり質問できず。それでも、婚礼衣裳は三越で誂えたことや、保存状態が良い理由などを教えていただきました。

↓明治28年に建てられた「清琴閣」の2階の展示物。右の3枚の着物は三枚襲(かさね)。奥の2枚は打掛。この写真ではわかりにくいですが、室内は銘木をふんだんに使い、襖や欄間には日本画家による絵が描かれている贅沢な空間

↓三枚襲を着付けたボディの写真も展示されていました。3枚とも同じ色なんですよねぇ。この婚礼用に三枚襲と二枚襲がそれぞれ数着ずつあったそうです

↓赤い打掛の柄アップ。打掛は全部で5枚、婚礼のお披露目は1カ月も続いたのですって。

↓「清琴閣」2階から大庭(秋の庭)を眺めて。230年ほど前に作庭

(写真撮影OKだったので、写真も載せました)

来年の秋には、江戸、明治、大正、昭和と四代の婚礼衣裳を展示する特別展を開催するとか!今から楽しみ~。

須坂市は蔵の町並みが残っていて、銘仙コレクションで有名な須坂クラシック美術館などもあり、着物が似合う街なんですよ。 

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