歩かない旅人

 彼がなした馬鹿げたこと・・・彼がなさなかった馬鹿げたことが・・・人間の後悔を半分づつ引き受ける。ヴァレリー

ゴロツキのような新聞人として恥ずかしい行為

2018-01-30 10:32:55 | 雑誌『Hanada』を読んで

 

       

 

  朝日新聞のことを書きます。戦前大東亜戦争を煽りに煽って、部数を伸ばし、戦後は真反対なアメリカ軍の占領軍の言うことを率先して、WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)を、守りつつ、反米の仮面をかぶり、朝鮮半島の味方を臆面もなくするあたり要するに日本嫌いなのです。

    

  今月発売のは「総力大特集」として、

 【朝日新聞の提訴と断固、闘います!(賠償金請求5000万円)】を掲げて、朝日新聞に徹底的に戦う気構えを示しています。

  その内容が、見る人が見れば凄いのです。

 ●朝日による言論抹殺・・・・・小川榮太郎

 ●「作られた疑惑」加計問題・・・・萩生田光一

 ●新聞人として情けない行為・・・・・阿比留瑠比

 ●典型的なスラップ訴訟だ!・・・・・有本香

 ●ジャーナリズムの崩壊が始まった・・・・・和田政宗

 ●悪徳弁護士的ないやらしい一手・・・・・八幡和郎

 ●訴訟でなく、なぜ論戦しないのか・・・・・三浦小太郎

  一応論陣を張って寄稿した人たちの名前を羅列してみました。とにかく朝日新聞に訴訟されたのは月刊雑誌『Hanada』の出版元(株)飛鳥新書と著者の小川榮太郎氏ですから、振りかかる火の粉は払わなければ成りませんししかも、火の粉どころかまるで言い掛かりです。

  普通なら負ける争いではありませんが、日本の司法は弁護士を含めておかしな思想を裁判に持ち込む変な風潮のあり、一概に信用できません。国民のバックアップ、がなければ変な判定が出る可能性さえあります。特に小川榮太郎氏にとっては名誉をかけた戦いなのですから。

  いくつか内容の一部を紹介します。

 

 ◆・・朝日提訴(賠償金5000万円要求)は言論抹殺だ

   

        文藝評論家    小川 榮太郎

   (前略)

  朝日新聞綱領

  一、不偏不党の地に立って言論の自由を貫き、民主国家の完成と世界平和の確立に寄与す。

  一、正義人道に基づいて国民の幸福に貢献し、一切の不法と暴力を排して腐敗と闘う。

  一、真実を公正敏速に報道し、評議は進歩的精神を持してその中正を期す。

  一、常に寛容の心を忘れず、品位と責任を重んじ、清新にして重厚の風をたっとぶ。

 

 まことに立派な綱領である、恥ずかしいまでに・・・・・・・

 

 「言論の自由」を抑圧する

  2017年12月25日、私と飛鳥新社は拙著 『徹底検証「森友・加計事件」朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪』 が名誉棄損に当たるとして、朝日新聞から五千万円の民事訴訟を提訴された。

  私は、以下に述べる理由により、この訴訟そのものが日本社会の「言論の自由」を今後大きく抑圧可能性のある禁じ手と考える。第一に大企業が弱者に対し、恫喝的意図をもって仕掛けた典型的な「スラップ訴訟」であるからだ。

   スラップ訴訟とは - 新語時事用語辞典 Weblio辞書

  第二に朝日新聞は膨大な紙面を持つ日本有数の言論機関だ。私の著書に不服があれば、たっぷりある紙面を使って自ら検証・反論して「名誉」を回復すればいいだけのことである。朝日が最高裁まで争うつもりなら、判決の確定は五、六年以上かかる可能性もある。

    

  その間、朝日が毀損されたと称する「名誉」は宙ぶらりんのままなのだ。もし読者の前で黒白を付ける自信があれば、紙面を使えば、時間も金もはるかに少なく名誉は回復されるはずだ。

  一番有利な言論場を所有する新聞社が、それをせずに高額賠償請求に持ち込む。 これは単なるスラップ訴訟以上のもの、言論機関による言論抹殺である。 

  第三に、訴状があまりにもひどい。訴状は《以下に示す通り、原告の森友学園及び加計学園問題に関する一連の報道に「ねつ造」「虚報」はない》と断言しながら、一方で《原告は上記両問題について安倍晋三首相が関与したとは報じていない》と主張している。

   

  下らぬ詭弁だ。昨年5月17日付の文科省文書スクープ「新学部『総理の意向』と言う大見出し一つとっても、常識では、安倍首相の関与の報道と言うべきだからだ。実際、両事件ともスクープし、主導し続けた朝日が安倍氏の関与を報じていないと今更のように訴状で主張している一方で、

  日経新聞の昨年12月17日の世論調査でさえ、国有地売却の手続きをめぐる政府の説明に「納得できない」は78%を占め、加計学園の獣医学部設置の計画認可に関する政府の説明も「納得できない」は69%だ。

  初報・主導の朝日が「関与」を報じていないのに、なぜ初報から十か月も経ってこんな数字が続くのか。  (中略)

 再回答から逃げた朝日

  ここで本音を言わせてもらおう。実は私には、今回の朝日訴訟の件で書くことなど、本当はもうないのである。先月号の『月刊Hanada』に公表した通り、私はすでに朝日新聞からの申入書に回答している。そこで十分意を尽くした。

  ところが、朝日は再回答から逃げた。回答から逃げ、私の回答を全く踏まえていない訴状を送り付け、高額の賠償請求を仕掛けてきた。言論機関としても日本の大企業としても、この段階で朝日の負けは確定している。不戦敗に逃げた相手のことを何度も書くのは、正直面倒くさいのである。・・(後略)

 ~~~~~~~~~~~~~~

   あとは月刊Hanada を読んでください。14ページにわたって非常に切れ味のいい朝日のイカサマを抉り出すような、データーを基に逃さないぞとばかりに追い詰めていきます。朝日のいい加減さをこれほど見事に教えてくれる読み物の中でもこれは出色です。

  次は産経新聞論説委員記者、今や産経の花形記者になり、直径の部下田北真紀子記者とともに、安倍首相がヒラマサオリンピックに出かける記事を対談中に話したという、首相に最も信頼のある阿比留瑠比氏の寄稿文です。

  ~~~~~~~~~~~~~~

  新聞人として あまりに情けない

   

  産経新聞論説委員  阿比留 瑠比

 

 恥知らずの行い

  ああ、朝日新聞はやっちまったな。恥も外聞もないのだな・・・・。一報を聞いて、率直にそう感じた。

 朝日が昨年12月25日に、『徹底検証「森友・加計事件」朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪』(飛鳥新書)の著者で文芸評論家の小川榮太郎氏と同社を相手取り、計五千万円の損害賠償訴訟を起こした県である。

 そして朝日がかって「ジャーナリスト宣言」と称する宣伝キャンペーンを展開し、新聞、テレビ、ラジオなどで次のように訴えていたのを思い出した。


「言葉は感情的で、残酷で、ときに無力だ。それでも私たちは信じている。言葉のチカラを」

 「言葉に救われた。言葉に背中を押された。言葉に涙を流した。言葉は人を動かす。私たちは信じている、言葉のチカラを」


 朝日の会社案内によると、これは「社員の一人ひとりが、真実と正義に根差す『ジャーナリズム』の原点に立った行動をしていかなければならないという、新聞人としての決意表明」だとのことである。

 朝日が唱えた「真実と正義」とやらが、ただ虚しい。このキャンペーンは朝日キャメラマンによる他紙記事の盗用事件をきっかけに自粛されたが、今でも朝日が信じているのは『言葉のチカラ』つまり言論ではなく、司法権力となってしまったようだ。・・・・・・  あとは『月刊Hanada』を読んでください

~~~~~~~~~~~~~~~

  一番言葉のチカラを発揮するのは宗教です。宗教の教祖はただただ言葉のチカラによって信者を増やすことが一種の仕事になっています。これをビジネスにしたのが新興宗教ですが、世界中にあらゆる宗教があり、平和を唱えながら殺しあっているのが現実です。

 新聞、ジャーナリストの本来の仕事は真実、事実をそのまま伝えるはずなのですが、こんな難しい話はありません。今の日本は真実が言葉のチカラに負けているという図式になっています。有りもしなかった性奴隷と言う言葉が独り歩きして、日本を苦しめています。

   

 これも「言葉のチカラ」が生み出したフェイクニュースです。言葉は恐ろしいものです。思想をもった言葉は最も恐ろしい。国会の論戦がつまらないのは野党の言葉に力がまるで無いからです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿