歩かない旅人

 彼がなした馬鹿げたこと・・・彼がなさなかった馬鹿げたことが・・・人間の後悔を半分づつ引き受ける。ヴァレリー

【紅い浸入 一帯一路の陰で(上)】 (2)

2018-01-15 13:55:34 | 産経新聞の記事から抜粋

 

                 

  

 長すぎるので二つに割って載せます。上から順番に読むように、

(2)から載せると丁度後から入れた(1)が上になります。

  産経新聞・平成30年1月11日 特集記事

紅い浸入一帯一路の陰で(上)】 (2)
人民解放軍、ジブチに拠点隠された思惑に気付かず中国の “浸入” を許す四国の1・3倍程度の小国

 ここからは(2)に続きます。長すぎて拒否され工夫しました。

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 中国の「一帯一路」と、その対抗軸として日米印が連携する「インド太平洋戦略」が交錯するジブチ。至近距離に出現した中国軍の基地について、米紙ニューヨーク・タイムズは

「ライバルのアメリカンフットボールチームが隣り合う練習場を使うようなものだ」と懸念する専門家の談話を紹介している。

   

 

 


  ジブチの国内総生産(GDP)は2015年で約17億ドル(約1900億円)と推定されている。欧米メディアによると、中国はジブチの経済改革のため、実に10億ドル以上を貸与する方針を示している。

  1人当たりの国民所得は推定約1800ドル(約20万円)にとどまる。市街を離れれば、荒れ地の上にトタンやシートで造られた粗末な家が並んでいる通りもある。

   

   中国はこの国でエネルギー開発などを手がけるほか、基地に隣接するドラレ港の開発にも関わっている。街中では「中国鉄建」「中国土木」などの中国企業のロゴがいくつも目に留まる。

  「中国人はここにたくさん住んでいる」。中国雑貨の店や中華料理店が入った低層ビルの前に通りかかると、タクシー運転手が指さした。

  中国は経済支援でインフラ整備などを進め、雇用を創出していると主張する。ただ、その恩恵を受けるのはジブチの人々ではない。送り込まれた中国人が仕事も奪ってしまう。アフリカにおける「中国式外交術」は、ジブチでも踏襲されている。

  ジブチと隣国エチオピアの間では昨年、中国主導で鉄道が建設された。内陸国のエチオピアの総貿易量の大半がジブチ経由とされる。

  将来、この鉄道をセネガルまで延長し、アフリカ大陸の東西を結ぶ「大動脈」にする計画もささやかれている。

 「中国が造った道路も建物も完璧だ」

 「中国が来たおかげで経済がよくなる」

 ジブチ市街で話した大学生たちは一様に、中国を歓迎し、警戒感はみじんも感じられない。

  中国軍基地の土地賃借料は年間2千万ドル(約22億円)という。数年前に跳ね上がった米軍の賃借料の6300万ドル(約70億円)の3分の1以下に抑えられている。

  こうした優遇ぶりからは、ジブチ政府もまた、隠された思惑に気付かず、中国の“浸入”を許していることがうかがえる。

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  ジブチは中国の習近平政権が掲げる現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」の欧州やアフリカへの玄関口。一帯一路のルートに沿って、パキスタンやカンボジアなど、各地で水が入り込むように影響力を広げる中国の策略を探った。

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         【用語解説】ジブチ

  アフリカ東部アデン湾に面する。いわゆる「アフリカの角」に位置し、面積2万3200平方キロの大半は砂漠。人口90万人。イスラム教徒が9割以上を占める。

    ゲレ氏が1999年から大統領を務め、現在4期目。2010年の憲法改正で大統領の再選制限を撤廃した。

 

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      怖い話です。アフリカ自身も人口が爆発的に増えているそうです。インドも増え続けていると言います。チャイナも都市層はどうか分かりませんが全体的に見ると増えてきているのでしょうが、食料の小麦はその殆どをアメリカから輸入していると言います。

      国土を作物が出来ないほど汚しまくった報いです。それでも懲りずにどこへ行っても地球を汚しまくって、アフリカやオーストラリア、カナダ、などシベリアも狙っているかもしれません。今まで地球上を支配していた欧米人は数が減りだしています。

   

     次の地球の主人公はどこの国が握るのでしょうか。どの民族が握るのでしょうか。その前に核戦争で地球上の人口が半分くらいいなくなってしまうのでしょうか。しかし現実の問題としてチャイナが日本を狙っていることは確かです。正確な仕事をする労働力として。

     その位の思いあがった思想を平気で持てるのが大陸的、人間に揉まれてきた、こすからい民族の特徴です。日本は本当に人の好い、物事を善意に解釈する、世界にもまれな民族です。今でもチャイナに騙された日本の政治家が多いと言うのも不思議な現象です。

 



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