春 夏 秋 冬

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天皇陛下 不整脈でご休養

2008年12月04日 11時56分14秒 | 皇室
12月になって今日で4日目だけど、毎日抜けるような青空で、小春日和の暖かい日が続く。
天気予報ではこの暖かさも今日までということで、何だか名残惜しい気がする。

そんな中、昨日のニュースで、天皇陛下は不整脈が出られたので、しばらくご公務を休まれると言っていた。

政界も小春日和とは程遠い状態らしいけれど、経済界の真冬を考えたら今の政界は、暢気すぎるような気がする。
自民党も民主党も、経済をどう立て直す積りにしているのか、全然構想を示さないと、経済通の方々が、嘆いておられるけれど、
素人目にも麻生さんの「百年に一度の経済危機に、選挙どころではない。」という言葉が、いかにも空々しく感じられる。
しかしながら麻生降ろしを画策している人たちが、国民の窮状に手を差し伸べたいからかというと、これも全然違うのではないかという感じがする。
「この株価の下がっている時に、郵政株を売り出すなどとんでもない。」と言われる麻生総理に対して(これは極めて正論であると思う)、
「国民との約束なのだから、何が何でも株が安く買い叩かれたとしても、株を売りに出して郵政は真の民営にするべきである。」と言って、
郵政民営化のために麻生さんにNOを突きつけている政治家が多数有るのである。
これらの人たちは、アメリカ資本が郵政の集めた日本国民の貯金を自由にしようと手薬煉挽いて待ち構えているのを承知で、
というよりそれらアメリカの資本家の期待に答えるべく、郵政民営化を強硬に主張しているのである。
郵政推進議員たちは、その売国奴まるだしの主張を恥じようともしないで、尚大声で主張するのだから呆れ果てる。

その上国民の生活第一をうたい文句にしている民主党員の中に、そういう売国政治屋と組んででも政権を取ろうとする動きが出始めているという。
年末にそういう人たちによる政変が起こるかもしれないと言う分析を見ると、
私達国民はどうしたら良いのか全く分からなくなってしまう。
どの党を選んでも、行き着くところは売国政治となってしまうとしたら、選挙の意味がないではないか?
国民新党はその点は綺麗かとは思えるけれど、先日「道路特定財源を、道路以外の事に使うのは反対だ。」というような主張をしているのをテレビで見て、ガッカリしてしまった。
地方では病院経営が経済的に行き詰って、私立病院を閉鎖せざるを得ない事になっている自治体が、たくさん有るというのに、これだけ行き渡った道路整備を、これからも尚今までどうり続けさせると言う主張を、何と聞けばよいのだろう?

日本の予算は使い方さえまともだったならば、まだまだ国民生活を支えるのに足りないものではない金額であるはずなのに、
無駄で莫大な予算を費やす公共工事ばかり強引に推進して、国民の福祉予算が足りないと言っているのである。
税金の使い方を考え直したならば、今のままで増税などしなくても充分なのではないだろうか?
そういう意味のまともな政治に出番を作るにはどうしたら良いのだろう?

天皇陛下は日本の現状を御覧になって、どんなにか御心を悼めておられるのではないだろうか?(その上むやみにご公務を増やして、ご老齢の陛下を酷使しているらしいし・・・・・)
陛下も国民と共に悩んでくださっていると思うと、そのお苦しみが偲ばれる。

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