春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

小春日和の午後

2009年11月09日 16時23分00秒 | 日常徒然
お昼過ぎに立木さんにお参りする為に、鹿跳橋(ししとび橋)を渡っている時、ふと空を見上げたら、雁がV字型の隊列を作って、南に向かって飛でいるのが見えた。雁はどうして空の上であんなに綺麗なV字型に並ぶ事ができるのだろう?
「雁が南に向かって飛んでいかあ」と言う有名なせりふを、私は思わずつぶやいていた。
二日前に立冬も過ぎたのに、一時よりはかえって暖かく感じられる昨日今日のお日和。
そう言えばこんな日を、小春日和と言うのだった。
通り道にコスモスの花も咲いていた。

このお天気も今日までで、今週のこれからの天気予報は、曇りや雨マークばかりのようだった。
オバマ大統領来日で今週の日本は、どんな1週間になるのかな?

今年は紅葉が早いようで、立木観音の参道の紅葉は、大部分はまだ緑が残ってはいるけれど、かなり赤くなったものも多数有った。
只毎年感じる事なのだけれど、紅葉の葉が昔はもっとしっとりとした感じだったのが、近年の紅葉は木に在るうちから、かさかさに乾いている感じなのである。
立木観音のある辺りは工場も無いから、公害と言うわけでもないかと思うのだけれど、
もしかしたら排気ガスが常に満ちているからかと考えてみて、
山上の紅葉もやっぱりかさかさになっていた事を思い出した。
まだ木についているのに、散って何日も経った落葉のような干からびた紅葉を見ると、ちょっと不安になってしまう。

しかしながら平和な日本で、穏やかな小春日和を満喫させて頂ける有り難さを、
今改めてかみ締めている。

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