春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

コロナ感染者隔離策続行中の感染者急増中に 日本政府は1.7兆円かけたGo Toキャンペーン

2020年07月15日 13時30分53秒 | COVID‐19

これは7月14日のdendrodiumの記事の写しです。

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「Go Toキャンペーン」予算1.7兆円 言い値のまま温存?

東京都で新規感染者が連日2百人を超えたと大騒ぎになっています。
新規感染者数が2百何十人であろうと、都民全員の検査をしたらその何十倍何百倍の陽性の人があるか分からない位だろうと思われますから、偶々検査されたから陽性が判明した人の数に過ぎないとは思っているのですが、
スエーデンと違って日本では、陽性と判明した人は無症状であっても、
仕事に出ることを禁止されるし、
学校の生徒だったら本人が休まされるだけでなく、
何日間か休校又は学級閉鎖にされかねない一大事になってしまいます。

検査で陽性となった人は、無償譲渡まではいかなくても、軽い風邪程度の症状でも入院する事になり、
コロナ感染者用のベッドが必要となるでしょう。
昨日のニュースでは200人余りの陽性者の内、入院する事になったのは十数人と言っていました。
陽性の人の1割弱が入院する事になったとしても、
1日20人分近い数の感染者用ベッドが必要となりますから、
こういう状態が続いたら、コロナ患者専用ベッドの数が足りなくなるのは目に見えていると言えるでしょう。

スエーデンのようにコロナ感染者だからと言って隔離もせねば、経済活動の自粛も求めないで、
感染者も普通の病院で見るという制度だったら、
特別病棟も必要ではないし、医療関係者も感染に神経を砕く必要もありませんから、
少々感染者が増えても、それほど気にしないで済むかもしれませんが、
日本はPCR検査の結果が陽性と出たら、
どんなに元気でも即座に隔離が決められているのです。

こんな日本で感染者数が増えている今、
コロナ対策を引き受けている病院経営が厳しくなっていても、
政府は税金から十分な補填をせず、
厳しい環境の中頑張って来られた看護師さん達が、
特別ボーナスどころか、ボーナスも出なかったと憤慨しておられます。
病院としてはボーナスを出したいのはやまやまでしょうけれど、
コロナ対策の為に病因はかえって赤字となり、ボーナスを出す余裕がないそうです。
こんな信じられない様な病院の苦境も無視して、
政府は政府が当然もつべき負担をスルーしたままのようです。

そんな医療関係者の苦渋をよそに
政府はコロナは普通のインフルエンザ程度のものだから心配する必要はないとばかりに、
1.7兆円もかけて旅行を奨励するGo Toキャンペーンを22日から始めるそうです。

これで又クラスターが発生して、
PCR検査陽性の人が増えるのは目に見えていますが、
コロナ感染者向け(医療関係者が必要数用意できる)ベッドは確保出来るのでしょうか?

コロナ感染者用に特化させられた病院が、
これからも、これまで以上に負担を強いられるだけで、
何の恩典もないどころか、赤字に苦しめられても、
ひたすら頑張るしかないという状況を放置したまま、
政府は1.7兆円の予算を観光需要喚起策に出す政策を強行する積りのようです。
このGo Toキャンペーンの事務委託費は(上限)3095億円もの巨額を予定しているそうです。

医療者への補償もせねば、個人事業者への休業補償もせず、
一方的に負担を強いながら、
コロナ対策としては、やらない方が良い(したらイケナイ)観光需要喚起に、
1.7兆円もの巨額の予算を充てるとは、
全く、安倍政権のコロナ対策は支離滅裂ですね。

そういえば昨夜のニュースで、
京都大学の大学病院で新型コロナ対策用医療機器の補強をするために寄付金を募るという話でした。
目標額は3000万円だそうです。
政府にはコロナ対策としての必要経費3000万円でも、
税金から出してくれる気が全然ないとあきらめての、
寄付金募集なのだろうと思いますが・・・・・

(京大病院 陰圧化工事費を募る 【こちら】)