春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

行き詰った経済は、新しい人類の生き方を模索せよとの啓示かも

2009年04月24日 20時55分19秒 | 思想信条
日銀の白川総裁がニューヨークで講演したそうである

白川・日銀総裁:景気回復、中国への過度依存を懸念
 【ニューヨーク赤間清広】先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)出席のため訪米中の日銀の白川方明総裁は23日、ニューヨークで講演し、世界不況の中で好調を維持する中国経済について「いいニュースが続いている」と持続的な成長に期待を示した。一方で「1国で世界の経済をけん引することは不可能。中国主導で今回の危機が脱却できるのか、現時点でははっきりしない」と指摘し、景気回復過程で中国経済に過度に依存すべきではないとの見方を示した。

 白川総裁はワシントンに移動し、24日午後(日本時間25日未明)開幕するG7に備える。


先日は民主党の前原元民主党代表を同行したてアメリカに行っていた安倍元総理がアメリカで講演して、
「民主党党首が前原誠司氏だったら、民主党に政権交代しても、自民党のときとあまり変わらないで済むのだけれど・・・・・」と言ったそうである。
安倍元総理は人も知る軍拡派政治家の代表格の人である。
その安倍元総理に持ち上げられる前原誠司という民主党政治家も、やっぱり軍拡派なのだろうか?
アメリカと一緒に戦争をしたい口なのかな?

日本を守るのに右も左もないで「マスコミが事実を伝えないのはなぜか」と言う興味深い記事を書いておられる。
その中の一節に次のような事が書かれていた。
   (引用)
豊かさが実現した今私たちが求めているものは、豊かさに代わる新しい目標=収束先であり、決して市場の拡大ではありません。それでもマスコミは、資金提供元である金貸しには逆らうことができないし、なによりも彼ら自身も市場の縮小は、広告料減となるので避けなければならない。結局マスコミも「市場」という枠の中でしか物事を考えられないため、本当に必要な答えが出せないのです。

長い間生産活動をやってきた先進国は、もう今までのような大量生産をする必要がなくなっているのに、金貸し(銀行や金融業者)が今までどおりに営業を続ける為には、市場経済が今までどおりに活発で、どんどん借金して生産活動をしてくれないと、儲ける事ができない。

だからなんとしても、生産活動を続けさせ、儲け続けたいと言う欲求が、
今のマスコミや政治を動かしていると言う事であった。
国民はもう別の新しい目標を求めているのに、何時までも今までの経済形態を続けて行きたい勢力が、政治をゆがめ、戦争を続けてでも、市場経済を活性化させることで、今までの事業を維持しようとしていると言う事なのだろ。
先日アフリカで今も内乱状態にある国のことを紹介していたけれど、20年に及ぶ内乱が続き、
「平和になった」と言っても、誰もおいそれとそれを信じなくなっていると現地でリポートしている人が言っていた。
20年の間には、平和になりかけては、又元の木阿弥の内戦状態に戻ると言う事が何度も有ったのだろう。
20年と言ったら生まれた子供が、成人する迄、いわゆる一ゼネレーションである。
今20歳の人は、内乱状態の世の中しか知らないと言う事なのである。
なんと痛ましい事だろう!

アフリカ人同士の内乱だから、弓矢で戦っているのかと思ったら大違いである。
不思議な事に、西洋文明の製品である、各種の武器が行き渡っているようである。
恐らくその地域の生産物が、それらの武器に代えられていたのだろう。
もしかしたら陰で、地域の人々の反感をあおって、内乱を始めさせたのかもしれない。
そこまではしなくても、もめている双方の勢力に、親切な振りをして、武器を分けてやったのかも知れない。

世界にはそんなひどい目に会っている国が有ったと言う事を、私はあまり知らないですごしてきていたけれど、想像するのも恐ろしい世界に生まれ成人せねばならなかった人のことを思うと痛ましい限りである。
幸いにして日本には、憲法9条が有ったお陰で免れて来たけれど、
戦争と言う経済活性化法の様な、恐ろしい選択は、
現在の経済形態を続けている限り、ちょっと油断したら、陥らされる罠なのかもしれない。

私たち現代人は何とか人類の次の目標を見つけて出して、
こんな現状は打破したいものである。
人殺しの道具を作る工場で働くことは、はたらく(傍楽)ではなく、傍苦でしかないと言う事を、
肝に銘じなければならないのではないだろうか?
それ位なら遊んでご飯を食べている方がずっとましである。
ニートの人達も、決して恥じる事などない。
金融詐欺をして、経済を破壊したり、武器業者の手先になって、紛争をあおったりするくらいなら、
家で寝ていたほうが何層倍もましであるということに、自信を持っても良いのではないだろうか。

そして、心静かに人類のこれからの道を探したら、良い考えが浮かぶ人が出るかもしれない。
派手な生活を考えなかったら、今の日本でなら、何か食べる手立ては工夫できるのではないだろうか?
そして次の世代の生きる道を、見つけ出せたらと祈られる。