マンション管理のお勉強日記+スピリチュアルなブログ:飯田史彦教授 江原啓之氏 坂本政道氏等の精神世界の書籍を読んで

先立った最愛の彼女といつか必ず逢いたい…彼女が枕元に置いて逝った江原啓之氏の書籍…Spiritualな世界の存在を信じて

青森の横領14億円、5480万円回収でケリ ですか。。。

2006年09月13日 05時28分33秒 | □私の気になる記事
青森県住宅供給公社の元経理担当職員千田郁司受刑者(49)による巨額
横領事件で、当時の上司に管理責任があるとして、公社が元幹部職員9人
に計約5億8000万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審は12日、元幹
部職員9人が総額1850万円の和解金を支払うことで合意し、仙台高裁
で和解が成立した。

チリ人妻のアニータ・アルバラドさん(33)の豪邸建設などで話題となった
事件で、公社の損害回収は実質的に終了。約14億5000万円にのぼる被害
のうち、回収できたのは約1億4860万円で訴訟費用などを除くと約5480万
円にとどまる見込みだ。

公社は千田受刑者の自宅を売却するなどして約580万円、アニータさんの豪
邸を競売にかけて約7280万円を回収するなどしてきた。一方、チリ側の弁
護士費用などに約6440万円を支出していた。
(読売新聞) - 9月12日22時50分更新




   そう言えば、そんな話題も過去にありましたね。
   えっ損害回収は実質的に終了!?
   総額14億5千万円の回収は、諦めたのでしょうか?


元幹部職員1人あたり、約206万円×9人分で和解ですか。。。
しかも、
正味回収金額約5480万円<チリ弁護士費用額だけで約6440万円
って。

年収300万円時代の真っ只中を生きる私は、朝9時出社~帰宅20時
働いて、働いて、・・・ホント何なんだろう。




アニータ語録
「差し押さえで失う前に売却したり賃貸したり、法的な抜け道はいくつ
もある」「中南米の白人女性を(売春婦として)奴隷のように働かせて
いる。私の手にしたお金は小さな償い。返済はしない」

チリ国営テレビの日曜夜の人気対談番組「デペアパ」での発言
当時のこの対談時の年齢は29歳。


青森県住宅供給公社は、手をこまねいて多額の弁護士費用を浪費しても、
約5480万円しか回収できておらず、元職員9人と約1850万円で
手打ちとした金額を含んでもこれだけしか回収できなかったことを考え
ると、青森県住宅供給公社は何とも愚かな組織なんだろうと思います。

回収できなかった金額は、青森県住宅供給公社からアニータへの努力賞
としてプレゼントされたということですね。
アニータは、豪邸のほか、レストラン経営を行ったり、母国の市民のた
めに病院を作ったりと、公社からプレゼントされたお金を効率よく活用
していますので、公社よりもお金の活用術は長けています。



1972年12月25日、チリ・サンチアゴ生まれ。19歳の時に来日。

ちなみに、「わたしはアニータ」
アニータ・アルバラード
 ■四六判変型
 ■定価/1300円(税込)
 ■2002年12月12日
 ■ISBN 4-594-03822-0
と、自叙伝まで出版する始末

本国チリでは大ベストセラー
「金満王国のお偉い方に地獄を見せた」ことで、日本に妬み混じりの反感
を抱いているチリ国民から「チリの芸者」と呼ばれているそうです。
その偉業に拍手喝采を受けた彼女の半生が描かれている?
千田被告との愛欲の日々は、後半で細部にわたって語られている?

完全にナメられている・・・ナメられて終わっても、公社で働く個々人
には関係ないことでしょうけど。

<青森県住宅供給公社が頑張った回収の一例>
元職員千田郁司服役囚が横領した金で知人女性に贈った高級時計とライ
ターの競売入札が26日行われ、同県内の男性が111万1111円で
落札。

ちなみに、過去の読売新聞によると、
定価約300万円のカルティエの時計1個と、デュポンとダンヒルの
ライター各1個づつだそうです。
知人の女性は偉いというか、貰っておいたらよかったのでは、と思うの
は、私だけでしょうか。だってアニータと比べたらカワイイものです。



その後・・・報道で、
訴訟費用などに約8000万円かかり、計約130万円の“赤字”にな
っていることが2004年3月3日に明らかとなる。

豪邸の競売で7286万円を回収したが、費用はナント6233万円も
かかっており、公社はこれ以上争わないと青森県民の了承も得ず勝手に
和解している。豪邸回収は大きく報道されても、これにかかった費用は
小さく開示。


千田郁司受刑者(46)の自宅が青森市内の不動産業者に売却され、売
却元の金融機関から売却額の一部約29万7000円が公社側に入金
された。公社発表2003年9月24日発表した。
公社は2001年11月、本人名義の住宅を仮差し押さえしたが、住宅
と宅地については自宅建設時に2金融機関の抵当権が設定されていた。
※記事にある「自宅を売却する『など』して約580万円」は、時計や
ライターを「含んで」の話。


そりゃそうでしょう・・・抵当権ついているでしょう。


「本来なら、売却に伴う配当は見込めなかったが、公社は2金融機関
に文書で回収への協力を要請していた」、それで自宅売却での回収は
たった約30万円ということです。しかし、金融機関に協力を願うっ
て・・・


ここまで見てくると、
千田被告が逮捕時に持っていた現金約500万円を「回収」と称しとり
あげるなど、取り易いところだけから取り上げるだけの「青森県住宅供
給公社」の方が、

(事件当時)社会的責任の所在:千田被告>アニータ>公社
               ↓
        (現在)公社>>>千田  ※アニータは母国では英雄?除外

であるように、誰でも思うのではないでしょうか。
大体、金庫番の管理さえきちんと出来ていない自体異常な法人です。
職員は「千田のせいで・・・」と思っているでしょうけど、公社の
経営体質やお金を扱う上での緊張感の無さからこのような不祥事が出
てくるわけですから、一番の加害者は青森県住宅供給公社だと思いま
す。誰だって「どうぞご自由に」とずさんな管理で大金を目の前に
放置されたら、「どうしよう・・・」と迷いますよ。
ある意味、千田受刑者は公社の甘い誘いに引っかかった被害者かも
しれません。アニータは千田受刑者から貰ったお金の出所を知らなかっ
たわけだし、「日本人はお金持ち」という単純な思考のみで、当初
悪気はなかったでしょうから。
青森県住宅供給公社は、被害者の振りをしながら、実は加害者だと
感じました。


しかし・・・やはり、
これだけ弁護士費用つかってこれっぽっち?それでいいの?って思い
ますよね。

「やるだけ費用がかかる」ということでしょうけど、OBには優しい
し、青森県住宅供給公社に勤めたいなぁ。いいなぁ。
住宅供給公社って、新卒採用だけかな。
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1 コメント

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アニータさん、再び青森に! (管理人)
2007-02-01 21:08:19
アニータさん、青森に到着 「みんなにごめんなさい」
gooニュース 2007年2月1日(木)10:07

青森県住宅供給公社をめぐる14億円横領事件で服役中の元職員千田郁司受刑者(49)のチリ人妻アニータ・アルバラードさん(34)が1日午前、青森空港に到着した。

アニータさんは空港で待ちかまえた約50人の報道陣に「青森のみんなにごめんなさい」と話した後は、「ごめんなさい」と繰り返すだけ。迎えに来ていたワンボックスカーに乗り込み、青森市内に向かった。アニータさんは市内で、有名人の私生活に密着して素顔を伝えるチリの民放番組の収録などをするとみられる。

アニータさんが青森市に来たことについて、同公社は「申し上げることは何もない」としている。

・・・

アニータさん。
「してやったり」
という感じでしょうか。

もうここまで来ると、何にも思いません。むしろ、「あんた、凄いね」という感じでしょうか。

情けないのは、「青森住宅供給公社」
ホント情けない。。。

今、追いかけていた人物が、目の前にいるじゃないですか。
「申し上げることは何もない」ですと。

呆れ果てます。

青森県民に謝罪しないといけないのは、アニータさんよりも、むしろ青森県住宅供給公社でしょう。

・・・

チリの民法番組のナレーターですか?
海の向こうでは一躍有名人となり、番組収録に日本へやってくる、その肝っ玉の太さ。これには、ビックリです。いやぁ、「したたか」といいますか、力強く生きているなぁと、ある意味感心してしまいます。

サラリーマン、いや、お役所勤め気分の青森住宅供給公社の職員は、アニータさんに見習うべきことが多々あるのではないでしょうか。


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