遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

稚内市内の一日

2023年07月31日 | 一般旅

7月29日(土)

 

▲ 稚内森林公園キャンプ場 での朝

きょうは、やることが色々あるので、朝食後キャンプ場を下山。

 

 

▲ 下山途中に眺める稚内市

中央の大きな駐車場が、道の駅のそれだ。

 

 

 

▲ 9時頃に稚内郵便局へ

郵便追跡サービスで、郵便局留めのゆうパックが届いていることが分かった。

書類を確認。必要事項を書き込んで

 

▲ 一応、コピーを撮って

再度、稚内郵便局へ行って返信書を無事発送した。

これで旅途中に発生した庶務事項解決。ほっとする。

うん、この調子でテレワークできるかも (笑)。

時間は11時を過ぎた。では次は、ノシャップ岬へ直行だ。

 

▲ 無敵の生うに丼 樺太食堂へ

前回ここへ初めて来たのは10年前ぐらい?

調べてみよう。

サロベツ時間 - 青い空とわたし (goo.ne.jp)

うむ、10年前と11年前に来ている。記事を読むと、いつも同じことをやって、進歩が無いような (笑)。

 

▲ それはともかく

あなたならどうする、どれを選ぶ?

 

▲ ボクは・・また、

 

 

 

▲ 「うにだけうに丼」だ。

前回はウニが30個以上入っている、と感激していたが、今回も数えてみると、ウン30個はありそうだ。お値段は、10年前が4410円が現在は4950円。消費税が変わっているから、税引き前で比較すると・・

性格丸出しだな。だから嫌われるんだ。人間、もっと器を大きくしないといけない (笑)。(いまさら)

いや、そんことよりお味は? 

溶けるように柔らかく、ほんのり甘みが残る、ムラサキウニ。感動で涙がもれそうになったよ。

 

 

感動にむせびながらも、一応、岬を見てこなくてはいけない。

▲ 残念ながら、利尻島・利尻富士もむせんで、全く見えない。

ま、いいよ。ボクらは利尻・礼文に10日間もいたし、山にも登った。あの記憶で十分。

 

 

▲ これも、おまけで撮っておいて。

 

 

稚内市内に戻り

▲ 西條百貨店へ

稚内店は言ってみれば、最北の百貨店だ。

 

関係ないそうです

初めて入ってみたが、1階は雑貨、食料品 2階は・・知らん。百貨店だからプレタポルテでもあるのでは。食料品売り場は、さすが品数が多い。天塩のスーパーにはブドウが置いてなかったが、ここにはマンゴーまで置いて・・あったかな。ベイカリーもあって、パン、食材を色々補充できた。

 

次はここ

▲ ダイソー

コーヒーフイルターが切れそうだがどこにも今まで置いてなくて、やっぱりここにはあった。それに車内用スリッパ200円。購入。

 

ガソリンも、はしごしてエネオスセルフで。中心部は180円台が離れると160円後半で。満タンになった。ナントカという店は使わない。

 

▲ そして、お風呂に。

「港の湯」。@680円

港を2階から展望できるお風呂で、気持ち良かった。

 

さあ、これで旅続行の準備ができた。これからの宗谷方面は地の果て、オットセイ以外何もいない、無いかもしれないので、準備はしておかねば。それに稚内市無料キャンプ場の恩も少しは返せたかな。

 

▲ 今晩は、道の駅わっかないにお世話になる。

 

 

▲ 道の駅トイレに近接の、第一駐車場は「大型車」専用。実際はキャンカ―が占有している。ボクも停められたが、気恥ずかしくて止めた。

 

 

▲ で、一般車用の第二駐車場へ停める。

ここも夕方にかけて満車状態に。

本日は、お疲れさん。

また明日、新たに。

 

 


サロベツ時間~幌延ビジターセンターへ そして稚内

2023年07月30日 | 一般旅

7月28日(金)

朝食のあと、また目の前の野っぱらをウオーキングに

 

▲ 誰もいない、サロベツ原野を歩くのは・・いいね。

 

 

▲ ドクゼリ

おお、触ってはいかん。

日本三大有毒植物の一つ。

 

 

▲ 道北はずっとこんな天気。

たまに薄ら晴れ、たまに小雨で。他の地は、暑すぎて朝のウオーキングもできないようだから、我慢しようか。

 

 

▲ サロベツ湿原センター へ戻った。

9時前だからまだオープンしていない。

お世話になりました。

 

 

▲ 最後に、ゆったり時間の流れるサロベツ時間を満喫した地の、マップをもう一度。

利尻富士も眺められたら、最高だったのけどね。

 

では出発!

と、言っても下サロベツの方に移動するのだけども。

▲ 2013年にも、併せて来たこの施設

 

 

▲ 豊冨町より南の幌延町にあるビジターセンターだ。

 

 

 

▲ 下のビジターセンターから北へ歩いて、長沼へ歩いていこう。

 

 

▲ クサレダマ 草連玉

「腐れ」 ではないようだ (笑)

 

▲ 長沼に来た。

 

 

▲ タチギボウシ 立擬宝珠

 

 

▲ ナカボノシロワレモコウ

 

花は上サロベツと基本的に同じだ。

▲ 遊歩道の最終展望デッキまで来た。

右に長沼が続くが、絵は省略。

このあと、もっと大きい沼に行くので。

 

 

▲ 幌延ビジターセンター

9時を過ぎて、ぱらぱらと観光客も音連れ始めた。

 

今までの位置関係

▲ 一番上が、1サロベツ湿原センター、そこから下に下って、2幌延ビジターセンターへ。3の長沼まで歩いた。本当は4の一番大きいパンケ沼まで行きたかったのだが、ビジターセンターからは行けない。

で、クルマでパンケ沼まで行くことにした。

 

 

▲ 4 パンケ沼園地の駐車場 へ到着。

駐車場の向こうの遊歩道を少し歩けば

 

 

▲ パンケ沼の展望デッキに着く

サロベツ原野で一番大きい沼。湿原形成の過程で、川が堰き止められて沼になったのだろう。

 

 

▲ ワイド画面で撮っても、入りきらなかった。

 

 

▲ まだ見ていなかったような花も

クサフジ (信さん、ご教示)

これでサロベツ原野で、見れるところは見ただろう。

 

~・~・~・

 

再び、北へ向かって

▲ オロロンライン を走行

 

 

して、2時間近く走って昼頃に到着したのが、ココ。

▲ 稚内森林公園キャンプ場 5時頃

初めてのキャンプ場。他のキャンカーさんのブログで知った。稚内市は太っ腹、無料でこのキャンプ場を整備しててくれる。

ボクの愛車はどれだかもう分かるね。

駐車場はこれだけのスペースで、夕方には一杯になった。

 

 

 

 

▲ 駐車場から後ろの少し高台に、フリーサイトが。

皆さん、三々五々に設営。

ただテント等を設営するのはライダーさん、乗用車で来られた方と見た。

キャンカ―族は、車中泊のままでアメニティのみを利用じゃないかなあ。

はい、私もその口でして、スーパーのお惣菜で組み立てた昼食・夕食を食べて

また、あしたということで。

 

本日の走行

 

 

 

 

 


サロベツ時間~サロベツ原生花園で

2023年07月28日 | 一般旅

7月28日(木)

 

▲ サロベツ湿原センター 駐車場での朝

朝食も終えて、センターも開いた(9時から)。では、サロベツ湿原の散策に行こうか。

もっとも、湿原へはセンター横から全く自由にいつでも行けるのだが。(笑)

 

入館記録を書いて

▲ 花だよりをチラチラと見て

 

 

 

▲ センター裏に出て

さあ出発!

 

 

▲ 赤線を周る。

40分~1時間 ぐらいかな。

 

 

▲ 泥炭採掘船

今はもう使われていない。

 

 

▲ クサレダマ

 

 

 

 

▲ ノリウツギ

 

 

▲ ノリウツギ をアップ

これが一番あちこちに咲いていた。

 

 

 

▲ タチギボウシ

これも多い。

 

▲ 真っ直ぐの木道

 

 

▲ すべて木道を歩く

要所に休憩所と説明板がある。

 

 

▲ サワギキョウ 沢桔梗

 

 

 

 

▲ 展望デッキ

 

 

デッキの上では

▲ サロベツ湿原の中でも、湿原センターの裏手の湿原を原生花園と呼ぶようだ。

この表示の向こうに

 

 

▲ また湿原が遮るもの無く広がっているのだが

水平線の向こうに、利尻島・利尻富士が見えるのだが・・曇りで見えないね。

 

 

▲ ドクゼリ

 

 

 

▲ 不詳

 

 

 

▲ 一周が終わり、出口に。

 

 

センターの中に戻って

▲ 展示室を観る

 

 

▲ 泥炭の実物

 

さきほどの展望デッキから、本来は晴れていれば

▲ 利尻富士が見える

ボクは2回来ているのだが、まだ見えていない。

 

 

▲ 今年より去年のほうが、エゾカンゾウ(ニッコウキスゲみたいなもの)の当たりだったようだ。

 

サロベツの名前の由来も説明があった。

アイヌ語の「サル・オ・ペツ」(葦原を流れる川)に由来する。湿原にあったのはススキかと思っていたが葦(アシ)なのだろう。それにペツは川を意味するなら、北海道にはやたらと○○という地名が多いが川の名前だったのだろう。

 

さあ、12時になった。

 

▲ 湿原センターの横にレストハウス・サロベツ がある。

ここに入るのは初めてだが、入ってみよう。

タコカレーにするか迷ったが(好きだねタコ)

 

 

▲ コレにした。

 

 

▲ ミルクホタテラーメン 1200円

いい味だったなあ。

汁も全部飲み干してしまって・・

 

夕方に、豊冨町に出て、コープで買い物。そのあとは

▲ 豊冨温泉ふれあいセンター 町営だ。

 

 

温泉の質が独特。薄っすら油状のものが浮いている。しかし石油の匂いがすることはなく、ボクには無臭。ヌルっと気持ち悪いわけでもなく普通の肌触り。アトピーに効くということで、ここへ治療入浴に来ると交通費も含めて医療控除されるらしい。65歳以上は300円だったが、300円が控除されてもなあ。いや、高速・フェリー代は? そもそもアトピーとは関係ないしなあ。帯状疱疹も治ってしまったしなあ。

 

▲ お食事処も併設されていて

2013年に来た時は、ラム肉ジンギスカンを食べたと記されている。今も同じメニューだった。

 

 

▲ 湿原センター 24h で車中泊する輩は、またボクだけで。

8時過ぎにはこの街頭も消えて、真っ暗になるのです。(登山口Pのほうがより真っ暗だが)

おやすみなさいまし。

 

本日の走行

 

 


懐かしの サロベツ湿原へ

2023年07月27日 | 一般旅

7月24日(月)

 

▲ 初山別みさき台公園キャンプ場

予報どおり7時ごろから小雨が降ってきた。

やむなくタープ他を撤収。

皆さんも徐々にキャンプ場を出発。ボクも12時過ぎに名残惜しいこのキャンプ場を離れた。

 

オロロン街道を北進して、道の駅・えんべつ(遠別)富士見 〇に寄る。以前来た覚えがある。

 

▲ 食事処。

ここは、タコとホタテがウリのようだ。

 

 

▲ お昼として、ホタテ丼を。

ホタテを天ぷらにするのは食べたことがないので。

とにかく天ぷら丼は好きなモノで (笑)。

 

このあと、更に北上して道の駅・天塩 へ。そこでお泊り。

 

7月25日(火)

このあとのサロベツ原野の天候好転待ちで、きょうも道の駅・天塩にとどまる。

朝いちばんの仕事は、コインランドリーへ行って2回目の洗濯を。

 

▲ 氷イチゴを作ろうとしているわけでは、ない。

 

 

冷凍室の霜取り作業だ。冷蔵庫の電源をしばらく切っておくと、分厚くなっていた霜・氷がゴロゴロ落ちた。水を拭き取って、これで良し。

そのあと、ネット検索して地場のスーパーへ出向いたが・・何もない。次の検索場は、まあまあ揃ったスーパーで、不足分を調達。もうこの地域になると、店も賑わいも見られない。道路幅、建物間隔が、本州に比べて広いだけに、寂寥感ていうか寂しさが漂う。しかしそんな感じ方は、都会人?(誰が笑) のおごりで、これがTHE生活なんかもと考え直したりする。

 

▲ 夕方になって、道の駅近くにある 天塩温泉・夕映 へ。@600円

温泉は茶褐色の色だった。無臭。

 

 

▲ 道の駅・天塩 △

今晩もここで、2連泊。

 

7月26日(水)

天気はずっと良くないけれど、北上を続けるしかない。

 

▲ オロロンラインで、必ず寄る駐車場。

すぐ向こうが日本海。もう10年以上前にほぼ初めて北海道に来た頃、ここで海岸に出てみたらハマナスがあって感激した。今は、もう見に行きもしないが (笑)。

 

 

▲ 風力発電塔が、オロロンライン沿いに、ズラッと並んでいる。

サロベツはもうすぐだ。

 

右折して、しばらく内陸へ走ると

▲ サロベツ湿原センター に到着。9時7分。

懐かしい建物。

調べてみると2013年7月と2016年7月に来ている。

 

朝9時8分の気温は・・23度C (昼過ぎには26度Cまで上がっていた)

 

今回、早めに到着したのは、庶務事項で9時からオープンの相手と連絡をとるため。

連絡は取れたが、あとは先方からの電話orメールでの指示待ち。実際は、これで1日がつぶれた。旅に出ていても、日常の庶務事項はついて回る。

 

▲ 午後4時ごろに、少し晴れ間がでたので、少しだけ周囲をパトロール。

 

 

▲ センターの裏手には、この大湿原が広がる。

え、ススキみたいのだけだって?

ススキノはサッポロ。ここはサロベツ。

 

▲ いやいや、サロベツ原生花園とも呼ばれるところだから

花もあるだろう。

明日、改めて周る予定だ。

 

 

▲ センターの建物を回り切った処で

あれは・・

鹿かい?

動かない。ひょっとして置物?

 

 

▲ 相手もボクを見つけて

動かず。して、見つめ合う。

ボクが前に歩を進めたら、右手の林の方へ走っていった。

警戒された (笑)。

今回旅で、初めてのエゾシカだった。

 

 

▲ あしたは、いい日になるといいなあ。

 

 

 

行程