遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

夏の扉を開ける~4回目接種を予約する

2022年06月28日 | コロナのこと

6月28日(火)

ボクらの自治体では昨日が接種券発送開始日で、71歳のボクにも昨日4時ごろ接種券が届いた。

赤紙じゃないけど、バンザーイ。

封も切らずに、そのまま徒歩5分の公民館へ行った。

 

▲ 第三回の接種証明書と今回の第四回の接種券を差し出して

「接種会場はどこでもいいので、最速でお願いします

ちなみに第4回接種開始日は7月7日。ボクの場合、三回目接種日が2月7日なので「その5カ月後の初日は7月8日ですが」「ハイ、その日でOKです」

今度からはモデルナも選べるようだったが、過去と同じファイザーを選択した。過去3回とも大丈夫かと思うほど、副反応は無かったので。

 

7月8月の旅日程はまだ決めてないが、とにかく出かけるであろう。して、三密リスクていうか、その機会は家にいるより増えるのは自明。旅中の無駄なドキドキは減らしたいもので、接種を早く終えたい。

4回接種することの将来の副作用リスクは? 71歳の爺に将来の副作用? ナンセンス(笑)。

 

イメージ

▲ さあ、夏への自由の扉を、思い切って開けていこう。

遥か彼方へ向かって・・

 

 


梅雨は明けて

2022年06月27日 | ガーデニング&DIY

これは何かなあ。

すぐに分かったら、あなたもやってますねえ。

~・~・~・~・

 

6月27日(月)

やはり週明けに、梅雨明け宣言が11時に出てしまった。

 

週末は各地のあじさい寺云々が大混雑だったとか。そんな処に出かけなくともウチもアジサイ寺がある(笑)。

▲ 息子が母の日に贈ってくれた鉢植えアジサイが、こんなに広がって

 

 

▲ 前の道路からも見える。

 

 

▲ これも息子の前々年の贈り物で

 

 

▲ 家の前まで飾ってくれている。

 

 

▲ これも息子から。

ワンちゃんの置物の横に花をつける。

 

▲ 道路側にはみ出て。

アジサイは、水が足らないと花も明らかにうなだれてしまう。梅雨明けならば、せっせと水やりをせねば。

 

しかし、今家内が一番期待しているモノはこれ達だ。

▲ 冒頭に挙げた、ミニトマト。

今年初めて植えてみた。成るかなトマト。食べれるかなトマト。

 

 

▲ そして、赤紫蘇の花。

 

 

▲ サニーレタス

毎朝、少しだけ食卓に乗る。

 

 

▲ 青紫蘇とパセリも

世界情勢は、家庭にも食料自給を要請して・・きてはないが。

 

電力消費削減が求める緊急なんたらが発令・・されたの? ⇒「電力需給ひっ迫注意報」

▲ エアコンを停めて外に出ようぜ、エヴリバディ

お昼は・・

 

 

▲ かた焼きそば

暑そうだな。

 

終わったら、ご褒美に

▲ かき氷だ。

今シーズン初めての登場。

 

 

▲ シロップと粒あんを掛けて

 

 

▲ おいしいわー、いいわー

そう?

 

▲ では、ボクも。

おおッ、チビタイ。

 

▲ 39度C か。

やっぱり、ここ、暑いな。雨季が終わった亜熱帯だ。

部屋に戻ろうか。

 


久しぶりに信州佐久へ

2022年06月24日 | 一般旅

6月22日(水)

八千穂高原 シャトレーゼ・バウムクーヘンで

テラスでティータイム

 

 

 

家内の所要で、久しぶりに実家佐久へ行った。

用事を済ませ、定宿(じょうやど)の道の駅で昨晩は車中泊。

 

▲ 道の駅・佐久南ヘルシーテラス での朝。

 

▲ 家と同じような朝食でして。

 

朝食のあと、花を買って

▲ 小海線ぞいのここへ

 

 

▲ 彼女は先祖代々の墓所で、墓参り

 

その後、小海線沿いに南へ下って、小海へ。

松原湖の横を通って八千穂高原を上がっていく。

▲ シャトレーゼ直営のケーキ&カフェ店の「バウムクーヘン」

ごく最近にできたようだ。

ここから更に上に上がっていくと八峰の湯、そしてシャトレーゼが経営する小海リエックススキー場がある。バウムクーヘンはこの辺りの別荘族、観光客そしてスキー客をターゲットにするのだろう。

 

▲ 主力はアップルパイ風のケーキ

 

 

▲ そして店名のバウムクーヘン。

 

 

▲ ここで直接製造しているようだ。

 

 

 

▲ 僕らは安価な切り落としバウムクーヘンと、サンドクッキー2種類。そしておしゃれだからと、左端の保冷バッグを購入。保冷バッグには「八ヶ岳白桃スムージー」を。

そしてもちろん

 

▲ 高原ミルクのソフトクリーム

これは極めて濃厚。甘い後味が残る。

 

 

▲ おいしいわー、いいわー。

と、いつもの表現で。

 

▲ やはり木造りのテラスだね

 

白馬村の隈研吾設計のスノーピーク店ほど凝ってなくても、いい。

 

▲ 芝生の広場があるのもいい。

 

 

▲ 八ヶ岳は朝からずっと雲をかぶっているが。

 

 

 

▲ ボクはサンドクッキーで。

 

 

▲ ポロンちゃんも遊んでもらって♪

 

バウムクーヘンをあとにして、更に南下。山梨県と接する海ノ口へ。

 

▲ 野辺山高原の別荘地の林道を行く。

目指したのは八ヶ岳高原ヒュッテ・ロッジだったが、水曜日は定休日だと。そんなの聞いたことなかったけれどコロナ下だからだろう。

八ヶ岳倶楽部にも行ってみたが定休日。影響は及んでいる。

しょうがないので、清里駅前に出て

▲ ロックに行ってみたが

平日でも、若い客が列を作って順番待ち。入りたかないよね。

 

 

▲ 隣の「萌え木の村」を覗いてみた。

広場には木製の鹿がいっぱいいたが、人影はほとんどなし。週末ならもう少し人出はあるだろうが。もったいないね。英国風ガーデンには色んな花が今咲いているのに。

おっと、食事、食事場だ。

国道141号を清里駅前からちょっと下ったところにある

▲ ほうとうの与作・・じゃないよね小作へ。

むかし一度入ったことがある。ほうとうは時間が掛かるし、混んでいた記憶がある。

 

 

▲ しかし、きょうは大丈夫。

すぐに、ほうとうは出て来た。

 

▲ ボクは「ちゃんこほうとう」。家内は「熟瓜(カボチャ)ほうとう」。

海老、ホタテ、タラが入っていて、ちゃんこほうとうというより、海鮮ほうとうだな。

身は食べたが、肝心のほうとう麺はだいぶ残してしまった。

家内の弁では、夏にほうとうはダメかも。カボチャも里イモも大根もまだ固い。冬場に屑野菜を味噌でよく煮込んで、全部とろけた味がほうとうの美味さだとか。ボクもそんな気がした。

 

とにかく、お腹はいっぱいになった。清里の町営無料駐車場も確認したので、夏休みとして滞在型で(笑)、来れるかもしれない。

さあ、帰ろう。

 


花と雪渓と山稜の 巻機山登山

2022年06月21日 | 山旅

6月18日(土)

巻機山(まきはたやま)の周りは、ゆったりした山稜が伸びる。どこが山頂か分からないほどだった。

 

~ 

 

3時半に起床。気合が入っている。

▲ 空は薄っすら雲がかかっているが。予報は終日晴れ/曇り。雷雨予報はない。よしっ!!

準備していたら、鼻水がスーッと落ちる。拭いてもすぐにまた。あちゃ初の花粉症かい。無理もないこんなところで二晩も寝たのだから (笑)。

5時11分に桜坂駐車場を出発。こんなに早く出るのは・・利尻富士に登った日以来だろう。

 

▲ 奥の駐車場の左端が登山口だ。

ハンカチ、ティッシュは詰め込んだが、歩き始めたら鼻水は止まっていた。

左に立つ山地図看板を見る。

 

▲ 「現在地」からの赤線がボクが登る「井戸尾根コース」だ。

チェックポイントは前巻機(ニセ巻機)、避難小屋御機屋(おはたや)、そして巻機山頂上だ。ボクは更に頂上を過ぎたあとも黄色線の牛ヶ岳まで行くつもりだ。

 

 

ガイドブック(300名山)では、コースタイムが8時間25分、累計標高差が1505mだ。

YAMAPでは上の表示だ。ま、CTは8時間半、累計標高差は1500m という感じで、ボクにはかなりタフな山だ。

 

▲ 広葉樹の樹林帯が6合目あたりまで続く。

 

出た!

▲ 早速にイワカガミ

イワカガミは群生は無かったが、山道沿いにポツポツとこのあとずっと見れた。

 

 

左:ショウジョウバカマ  右:イワナシ

 

▲ 花びらが舌状で大きい。この樹は山道脇に時には被さるように植生。

タムシバでした。

 

▲ 6合目展望台で。 「お立ち台」があるわけではなく見晴らしの良い所。

この雪渓(ヌケビ沢)と、天狗岩、割引岳が下の駐車場から眺めていた部分だな。目的の巻機山・山頂はずっと右端で、下からは視界に入らない。

 

 

▲ ツツジも 何のツツジかはもう問わない(笑)。

 

 

左:イワウチワ・・うちわ団扇のような葉

右:ミツバオウレン・・三つ葉ね

 

▲ 樹林帯を抜けた。

 

 

 

名称はのちほど 青色の花がキレイだった。

左:タテヤマリンドウ

右:不詳

 

▲ 八合目

このあたりから傾斜がようやく緩む。植生保護のための木段が続く。

 

後ろを振り向けば

▲ 見晴らしの良いパノラマが広がる。

関東・甲信だったら、遠くにぽこっと富士山が顔出すシーンだね。

 

 

▲ 最初のピーク、ニセ巻機山(前巻機)に到着。9合目で1861m。

9:26AM。YAMAP計画比38分ビハインド(遅れ)。もう4時間を要している(笑)。

 

偽巻機山から、正面のホンモノの巻機山を探すと・・

▲ 左の⇓か、右の⇓か いまだもって分からない。

 

分からなくとも行ってみれば分かると、左はしからニセ巻をいったん下りていく。

 

▲ 誰もが知っているシャクナゲ

 

 

▲ ニセ巻から木道を下って、避難小屋へ向かう。

 

 

▲ 目の前に避難小屋が出て来た。

 

 

 

▲ 避難小屋を後にして、今度はまた稜線を登っていく。

 

 

▲ ボクの好きなシラネアオイ。有ることは知っていたが、後にも先にも見つけたのはこの一輪のみ。

 

 

▲ 山稜を上がり続けると、池塘が出てきた。

あ、あそこかな。

 

 

▲ あったあー!!

ミズバショウ水芭蕉だ。

夏がくうればーおもいだすうー♬

ここは尾瀬ではないが。今回登る山候補は新潟に複数あったが、巻機山にしたのは水芭蕉。

 

▲ なんとか、間に合ったようだ。

 

 

▲ やっぱり池塘に咲くのが一番ふさわしいね。

夏がくうればー

池のカエルが、コロ、コロと笑う。

 

▲ 更に登る

チェックポイントの御機屋が、何処なのか・・なだらか過ぎて。

 

 

▲ ヤマザクラなのかな

花期の遅いミネザクラでした。

後ろに最初に見えるのがニセ巻機山ピーク。

 

 

▲ 御機屋(おはたや)と思しきところまで登ってきた。

9:33AM CT比50分遅れ

 

 

▲ 「巻機山山頂」の表記のある柱。標高1930mあるが、山頂(1967m)ではない。

巻機山は、機織りの守護神。機織りを生業とするかつての魚沼の人々の支えでした。頂上一帯が御機屋(おはたや)と呼ばれ、美女が機を織っていたという伝説が名前の由来となっているそうです。山麓の南魚沼市大木六には機織りの女神・栲幡千々姫命が巻機権現として祭られています。

と説明する観光案内書もある。深田久弥センパイは「巻機山は、機の神様である巻機さんを祀ってあると聞いたことがあるが、さだかではない。養蚕に関係があるのかもしれない。」と記している。

ま、神さんかどうかは別にして

「巻機山というやさしい名前と共に、この隠れた美しい山を、私は上越国境中の一名山として挙げたい」ということに同意。

この御機屋が最高点でないのだが、ここまで登って下山する方も多いらしい。

 

▲ 巻機山の最高地点は御機屋の右を稜線上に更に進んで見える、あの山なのだ。

さあ、行こう。

 

10分ほどで着くのだが

▲ ケルンがおいてあるこの地点が本峰。1967mで最高点。CT比1時間遅れ。

写真の向こうから上がってきたのだが、なんの表示も立ってない寂しい箇所だ。

で、ここから更に前方に見えるのが

 

▲ あの、牛ヶ岳。標高差はない。

CT比1時間遅れだが、あそこまで行くべきか、もうやめておくべきか。

ちと悩んだが、こういう、たおやかな稜線なら歩きたくなるんだよなあ。

ということで、最初の⇓のピークまで歩いて、更に山稜の左端の⇓まで歩くことに。

 

▲ 牛ヶ岳 1962m

10:03AM 計画はここまで。この時点で1時間遅れ。

出発から5時間過ぎたが、まだ10時だ。余裕、余裕。

 

景観を求めて、この牛ヶ岳の山稜の端まで歩いてみよう。

▲ 稜線の端では、二組の方が昼食中をとってられた。

 

ここからはパノラマの景観だ。左から

▲ 歩いてきた稜線

一番右端が割引岳であることは確かだが、そこから左へ移ってどこが、御機屋で次にどこが本峰なのか、標高差が目立たなくて分からない(涙)。(あの山名同定アプリなんぞ役に立たない)

ま、とにかく、たおやかな巻機山だ。

そして更に右方向は

▲ もう一組のオジサンが昼食中だが、下界が見える。塩沢の町だろう。

ずっと向こうは、視界が良ければ、日本海が広がっているはず。

 

▲ 更に右は、尾瀬の方になるのだろうか。

 

詮索は止めにして、

▲ ボクもランチだ。

コンビニおにぎり三個。やっと海苔で包むことができるようになった。

 

この牛ヶ岳端スポットには,40分ほどいて出発。戻ろう。

▲ 牛ヶ岳から本峰へ戻る稜線というより、幅広い山稜歩きで。

 

 

▲ 先ほどの親子が先に下りていく。

 

 

▲ この山稜をずっと、たおやかに上まで登っていく・・はずだった

 

 

▲ こんなきれいな花も観ながら

(ハクサンコザクラでした)

が、上り続けていたら

「あ、あっつ」と思ったら、右脚大腿部内側の筋が攣(つ)った。これは予想していたので、内ポケットにはツムラの漢方薬を昼食後入れておいた。立ちながら漢方薬粉を口内で溶かし込んだ。1・2分で攣りは無くなり、また歩行を続行した。ま、6時間も歩いているからなあ。でも何とかならないかな。生じるのはハードな歩きをしたときで食事後30分以内に起きる。筋肉への血流が減るからだと思っている。

 

▲ 御機屋へ戻った。

ここからは、基本下りだ。

 

▲ 右手下の避難小屋、左手上のニセ巻機山を眺めながら下降。

 

 

▲ 手前の雪渓のアップ。雪庇みたいになっている。

 

そして、水芭蕉の池塘へ再度来た。

 

 

 

▲ バイバイね。

 

 

▲ ニセ巻機山ピークへ向かう道

実はこの坂道で攣るリスクが高いと思っていたのだが、早めに生じた(笑)。

で、この坂道を登り返した時は、問題なし。

 

▲ 8合目付近での下方の景色を再度眺める。

下山中はただひたすら、こけないように注意深く下りて行った。

土曜日なので、20~30代の若い人に何人も追い抜かれて、それでもジジはめげずにひょっこりひょっこり下り続けた(笑)。

 

 

▲ 駐車場に無事戻った。下の駐車場は満車になったのだろう。この上のPにも他に2台停めていた。

YAMAPを停止。16:39PM。

 

 

▲ 11時間28分の山行だとよ。

コースタイム8時間36分比・・3時間弱の遅れ。もっともCTは休憩時間は全く入れてないからな。大雑把には登りで1時間、下りで1時間遅れて(撮影時間など)、ランチ休憩で40分食ったのがCTオーバーの内実だろう。

 

▲ なだらかな山稜での歩み、休憩が表れている。

 

お疲れさんでした。

5時前には戻ってこれたが、日が長くて良かった。日が短いとどうしても焦るからな。焦ると事故りやすいからな。

下山後は、越後湯沢の「駒子の湯」で入浴。そのあと湯沢ICから雪国のトンネルを通って、赤城高原SAへ。夕食後はバタンキュー。翌日SAで【速報】をアップ後一路帰宅。午後2時過ぎに無事戻った。