遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

雪割草とカタクリの花に会いに~新潟県角田山へ

2023年03月31日 | 山旅

3月29日(水)

 

雪割草とカタクリの花のコラボが見れるよ

 

~・~・~・~

 

 

▲ 近くの道の駅で前泊後、角田山(かくだやま)へ向かう。

右端のあれが角田山482mだな。

 

 

▲ 角田浜灯台コース駐車場に到着。

角田浜には7つ駐車場があるが、ここが一番広い。

 

8時半ごろに出発。

車道を上に横切って、灯台登山口から入る。

 

▲ 向こうの上にに灯台と下に駐車場を見やって、登り始める。

 

すると直ぐに道脇に

▲ イカリソウ が。

海に似つかわしい。

 

 

▲ して、これまたすぐに 夢にまでみた「雪割草」だよな。キミは?

雪割草(ユキワリソウ)は・・

2月下旬~4月、雪解けとともに開花。真冬の雪の下でも常緑でいることから雪を割って成長する草「雪割草」と呼ばれるようになったそうな。新潟県の県花だ。

 

 

▲ 雪割草は雄しべも雌しべも数が決まっているわけでもなく、変異しやすいので、花色・花形の種類が多い。そこが魅力ともなるようだ。

これは、青いね。

 

 

 

▲ これは白い雪割草。

 

 

▲ これは、薄い青みが掛かっている。

花びら(がく片)は、丸味がかったハート型。これが典型だが、細長い花びらのもある。

 

 

 

▲ 横に並ぶときれいだ。

 

 

▲ いきなり、ショウジョウバカマが、花びらを袴のように広げて出現。

 

 

▲ この白い花は数回出現したが、名は不明。

樹の花のよう。

 

そして、雪割草と並んで角田山の2大スターのこれのお出まし。

▲ カタクリの花

山の下部に雪割草、上部にカタクリが自生しているようだ。

雪割草が先に咲いて、次に今からカタクリが咲く順だ。角田山は、二つの開花が重なる。それがねらい目だ。あとでこの山のオーナーさんに出会ったが、雪割草は3月20日ごろが最盛期だったと言っていた。

 

▲ はい、今度はピンクではなくて紫色の袴に替えたショウジョウバカマ。

 

 

 

▲ カタクリの花が増えてきた。

 

 

 

▲ わんさかと自生しているところも。

すべて、山道に沿って自生しているようだ。

 

 

▲ そして、これも姿を現した。

スミレちゃん。もっと個性的な名もあるのだろうが、スミレちゃんで。

 

 

▲ 初めは、蕾状とか下を向いているカタクリの花が多かったが

 

 

陽が上がるにつれてか

▲ 手裏剣状に、大きく開いて陽を受けようとするカタクリが増えてきたような。

多分、このあと陽が落ちるにつれて、あのユリ状に優美にカールしたカタクリの花になっていくのだろうか。

 

▲ 「私も見て」と複数のスミレちゃんも。

ウン、ウン。

 

 

▲ 角田山山頂にトーチャコ。10:47

 

 

 

▲ バンガロー風の山小屋は、ボランティアの人だろう、屋根の修復作業中だった。

頂上広場で小休止。ウインドブレーカーを脱いで仕舞った。

かなりの方が頂上広場でランチ中だったが、ボクは知っている、もっといい場所を(笑)。

ここから、10分ほどさらに奥に進めば

 

▲ 見晴らし抜群の、韓音堂の前広場に。

前方に、新潟平野が広がる。

 

 

▲ 左手には日本海だ。

 

 

 

▲ 最近定番になってきた、おにぎりセットで。

気温は20度。無風で気持ちがいい。

1時間近く、ここでぼけーとしていた。

惚けが進むのか、ここがどこだか分からなくなった。(もちろん冗談です)

 

ぼちぼち、下りようか。

▲ 上りは、「桜尾根コース」で登ってきて

下りは「灯台コース」で降りる、ことにした。

その分岐点。

 

 

▲ 雪割草。

これは、花びらが細長い。

 

灯台コースも尾根状の山道だ。

▲ ここは日当たりが良くて、山道の両脇にはずっとカタクリの花。

カタクリロードだ。

カタクリを両脇に植生したのではなくて、カタクリが山道の両脇を選んだのだと思う。左右の斜面では日当りが一日で偏る。その点、尾根は一日中日が当たる確率が高いから。

 

▲ それに、関東のカタクリの花をご存じの方は、もうお気づきだろう。

角田山のカタクリの花は大きいのだ。関東ではカタクリの花は、そのなよなよとした可憐な形状が「春の妖精」(スプリングエフェメラル)とか称され言及されるが、ここのカタクリは妖精と呼ばれるには大きく立派過ぎるのだ(笑)。

先のこの山のオーナーさんは、海風のミネラルを浴びて大きくなるのだ、とおっしゃっていた。

 

そして、有った、逢った!!

▲ 白い妖精じゃなかった、白い手裏剣でもない・・白いカタクリの花

前を歩いていた方が教えてくれた。

みんなこれを探索、発見、立ち止まるのだろう、道脇のその花の前まで踏み跡がはっきりできていた。

 

 

▲ スミレちゃんも、その存在感を増して来て

♪スミレのはーな、咲くこーろ (歌わんでよろし笑)

 

 

▲ 日本海が見えるところまで下りてきた。

水平線には写真ではハッキリしないが、長く横たわる佐渡ヶ島の島影も見える。

 

 

▲ 灯台が、駐車場が見える。

 

 

 

▲ この辺りの斜面で、冒頭の

雪割草とカタクリの花の競演も。

 

 

 

▲ 細い岩だらけの尾根を越えていかねば、先端に着けない。

このアップダウンがちと怖く(笑)、大変だった。

 

灯台から、右横の階段で降りるのではなくて、左横の階段で降りて

▲ この崖下の道を進む。

下のマル印の洞穴が、「判官舟かくし」と呼ばれるスポット。

1187年、源判官義経が兄頼朝に追われ、奥州平泉に海路落ち逃れる際、追手を避けて舟とともに身を隠した洞穴と伝えられている。大小二つの洞穴がある。(津軽海峡をスルーするのは遠いので、ここから日本海を渡ってモンゴル・チンギスカンになったという説は・・ナイナイ)

 

▲ 洞穴に向かって進むと

左手下に二つの洞穴が見える、あそこに舟を隠したという伝説ね。

ボクら観光客は、真っ直ぐ右横のトンネルに向かう。

 

 

▲ トンネルをくぐれば

そこは雪国。

 

 

▲ 駐車場に出た。

戻った。14:18

お疲れ山。

 

 

 

角田山の位置は

 

 

海も同時に眺められるという極めて稀な山行になった。

利尻岳、斜里岳以来かな?

 

いつものように、コーヒーを淹れて車内で小休憩。

駐車場から40分ほど走行して、

▲ 前日と同様に、道の駅国上(くがみ)へ。

先ずは併設する立ち寄り温泉「てまりの湯」で、汗を流した。

 

翌日ゆっくりと朝食後、道の駅を出発。

午後2時半に無事帰宅。

 

2泊3日花の山旅:総走行距離620km

 

 

 


ミツマタと花見弁当を食べよう

2023年03月21日 | 山旅

3月20日(月)

 

ミニメロンパンが、いっぱいなっている

 

~・~・~・~

 

▲ 広沢寺前駐車場(神奈川県厚木市)

前日からここに前泊。8時半に出発。

 

 

どこへ行くか?って

▲ 不動尻のミツマタを見にさ。

 

 

 

▲ 現在地のPから紫色のコースを歩いて、左端の不動尻ミツマタ大群生地へ行く。

約1時間。

 

 

▲ よしっ、行くぞ。

 

 

 

▲ 地図にも載っていた「山神隧道」のトンネルまで来た。これで行程の半分ほど。

 

このトンネルは長いうえに全くの無灯。足元は見えない。

 

▲ ボクは何度も書いている通り閉所恐怖症。

しかし、ずっと先にであっても、明かりが少しでも見えれば怖くない。そこへ向かっていることが安心を呼び起こす。人生も同様だろうな。

 

 

▲ 道路わきには谷太郎(やたろう)川が流れ、ダム状の堰所が点在する。

 

 

先の方で

▲ おじさんが撮っているのは・・

 

 

 

▲ おおっ、ミツマタが現れた。

 

 

▲ 大群生地の先触れみたいに、チラホラとミツマタが。

 

 

 

▲ ミツマタの説明看板

この樹皮が、古来から和紙の原料に使われた。

すれや折り曲げに強く、日本紙幣に使われているとな。

 

 

▲ 枝は先が三つに分岐し、又その先も三つに分かれていくことから、三又(ミツマタ)と名付けられた。

ボンボリの花みたいなのは、何の役にも立たないからか(笑)、何の説明もない。

 

 

▲ 不動尻広場に着いた。9:50AM

1時間20分も要したぞ。傾斜は緩やかな舗装道だから、たいていの方は歩いてこれるだろう。

広場で休憩している人はまだいない。

 

▲ 広場の側の斜面に沿って、ミツマタがずっと上まで群生している。

 

 

 

▲ では、とくとご鑑賞あれ。

 

 

 

 

 

 

▲ これは見事に、密生している。

 

 

 

▲ ミツマタが繚乱。

空にむかって咲き誇る。

 

 

 

▲ みんな陽を受けようして、広がっていく。

 

 

 

▲ 何本も白いラッパ状の花茎が出て、その先が絵も言えない黄色い花弁になっている。

花は白っぽいものから、薄黄色、黄色のまで変化がある。

 

 

▲ 中にはオレンジ色のミツマタも。

おおお、メロンパン。(表現が偏っていることのお赦しを、好きなもので)

 

メロンパンを、もといミツマタをひとわたり鑑賞したあと、すぐ近くのスポットへ。

 

▲ この先の右に滝がある。

 

 

 

▲ 不動の滝

高さ数メートルほどだが、幅の広い大きな一枚岩を勢いよく水が流れ落ちる。

 

滝はそこそこにして、カメラ愛好家の皆さんが熱心に撮っていたのは、

▲ この花だ。

ハナネコノメ(花猫の目)。こういう沢に咲くようだ。ボクは去年ホームマウンテンの棒ノ嶺の沢で初めて見た(3月21日)。ここでも見れるとは。予定外。

 

 

▲ 棒ノ嶺ではチョロチョロだったが

ここでは、淵に、岩の上に群生している。

 

 

 

▲ 不動の滝とハナネコノメ

 

 

 

▲ 可愛いいのう。

 

 

思いがけずハナネコノメを見れて、ラッキー!

気分を良くして不動尻広場に戻る。

 

▲ おおっ、みなさん集まったのう。お昼にしている。

 

では、ちと早い(11時)がお腹もすいている。昼を食べようぜ。

 

▲ 弁当とコーヒーポットを取り出して。

 

 

 

▲ 俵おにぎりセット

きょう出てくる前に、水を少し入れてチンしてきたからご飯も柔らかい。

 

 

 

▲ ミツマタを眺めながら、花見弁当だ!

 

 

この不動尻のミツマタを見た後、どうするかは2案あった。①ここから大山1252mにピストンする。②鐘ヶ嶽561mに寄って帰る。大山コースを入れるCTは7時間以上でちょっとしんどいな。じゃあ鐘ヶ嶽によるかな、1時間半ほどプラスになるが・・

 

▲ しかし、案内看板をよく見ると

ここから「ハイキングコース約1時間」があるではないか。これは左側の斜面の「ミツマタ大群生地」をジグザグに登っていくコース(茶色)で、周回してこの広場にまた戻ってくる。当然これを逃す手はない。

 

 

▲ 出発!!

このジグザグの登山道は、道の両側にミツマタが並ぶミツマタロードだった。

 

 

▲ ミツマタロード

箇所によっては、ミツマタのボンボリが顔を撫でてくる。

 

 

 

▲ そうして、「旅人さん、どうぞ」とミニメロンパンがボクに語りかける。

鼻を近づけて、匂いを嗅いでみた。

メロンの匂いはしなかった。違う香りだ。

「イカン、食べてはいけない」

いつもの白日夢から覚めた。

 

大山への分岐に出た後は、右に折れて何の変哲もない登山道を下って、不動尻広場へ戻った。

駐車場への帰路で見た花。

左:フサザクラ

右:ハルユキノシタ

 

これからは、花ももっと増えるだろうな。

 

▲ 広沢寺前駐車場に戻った。13:50 PM

 

このあと、少し休憩して立ち寄り湯、道の駅清川、もう1泊の予定だったが、立ち寄り湯がまたしても休業中。もう怒って、自宅に帰ることにした(笑)。家は当然近いのだ。

午後5時帰宅。

 

1泊2日花旅 152km

 

 

 

 

不動尻の位置

 

 

 

 

 


最後は横手山スキー場

2023年03月19日 | スキー旅

3月15日(水)

 

桜の開花宣言がなんだ、きょう1日冬を取り戻すんだ (笑)。

@ 横手山山頂のカフェ・クランペット入口のポスター

~・~・~・~

 

 

▲ 横手山中腹の陽坂駐車場の朝はもちろん快晴。

 

 

▲ 今日もまずワックスがけ。

 

 

 

▲ 朝食

今朝は菓子パンと玉子焼きで。

 

 

▲ 9時にスタート

今日は熊の湯はスキップして、横手山だけのリフト券に。

 

 

▲ 最後のペアリフトに乗り継いで

 

 

▲ 横の樹林はスノーモンスターになるのだが

やはり雪が少ないのか、昨日の晴天で溶けたのか。

 

リフトから後ろを振り返れば

▲ 中央に笠ヶ岳2305m の景色

 

 

▲ 「のぞき」のヒュッテ(赤印)

あそこのPで夏に車中泊した時も。長野市の夜景がきれい。

 

横手山頂上2305m に到着。

▲ 冒頭ポスターのクランペットカフェ

右上の展望台(赤印)に出る。

 

 

▲ 展望台

みなさんも眺めている。

 

 

▲ 正面に笠ヶ岳

その背後のアルプスの山並みをズームすれば

今日はクリアだ。4月になればこうはいかない。

 

 

▲ 左から

 

 

▲ 右へ

 

 

▲ さらに右へ

横で女性が、「あれが槍ヶ岳で・・」等々と仲間にアルプスの同定をやっていたが。

ボクもよく聞いておけばよかった(笑)。

 

 

▲ 見る方向を変えて、左手側には

富士山は見えないと思うが (笑)、浅間山がどれかのはずだが同定できない(涙)。

 

 

▲ 最高峰にあるパン屋の 横手山山頂ヒュッテは・・

ありゃ、今回も休業中だ。HPでは何も触れていなかったが。

やはりコロナ下で営業が難しいのだろうか。

ボルシチスープセットを食べたかったのに、残念。

 

とにかく滑走開始。

▲ しましまがイイ感じ。

 

 

▲ 左に回って、右に回って下りていけば

 

 

 

▲ ボクが「志賀高原の華」と名付けているスポットに

去年の4月5日のように、もう少し樹林に雪がかぶっていればとも思うが。残された人生で無いものねだりをするのはもう愚かだ。(なんのこっちゃ)

 

あと2回ほど滑って、頂上に戻って次は隣接する渋峠スキー場へ移動。

▲ 渋峠スキー場

ここが日本で一番高所のスキー場になる。

下に見えるのは渋峠ホテル。少し下ったところに、日本国道最高地点がある。(冬季は閉鎖) さらに奥には見えないが万座スキー場。「スキーに連れていって」では、あそことここをスキーで行き来したことになっている。

 

 

▲ 一基だけの渋峠スキー場

 

渋峠の滑走も終えたので、ちょっと休憩するか。11時半。

 

▲ 再度、クランペットカフェへ。

 

 

▲ どれにするかな・・

スイーツを口に入れるつもりだった。

 

 

しかし、

▲ なんじゃ、これ!

いつもガラガラのカフェだったのに、人がいっぱい。

パン屋が休みで、他に食するところがないからだろうな。

ソファー席だから、どこかに座れるだろうが。そこまでしては。

 

下山だ。

▲ 「志賀高原の華」から、停止して振り返って横手山。

いつもなら滑り降りてしまうのだが。また来シーズンもこれるかどうか、そんなのはもう分からないので一期一会のつもりで。

空が濃い群青色。

バイバイ。

 

駐車場に戻ってきた。

▲ 午後1時。

カフェハーモニーでお昼だ。

 

▲ かき揚げ&エッグを足して 塩ラーメンだ。

 

 

▲ カフェも終えて

では、撤収といこうか。

 

▲ 見上げた温度計は、10℃ で。

冬は一応取り戻したが (笑)、やはりこれで今シーズン最後だな。4月に入っての春スキーは難しいだろう。

 

志賀高原を下ったところにある

▲ 湯田中駅前温泉 楓(かえで)の湯 へ。

ここシャンプー・ソープ付きで300円。もう、いつもここ。

駅前というように、駅のホームに隣接した立ち寄り湯だ。

 

そのあとどこにも寄らずに、信州中野ICから高速に乗る。

▲ 東部湯の丸SA

ここで車中泊してから帰ろう。

 

▲ 夕食は、残り物整理で。

 

あ、忘れていた。

▲ 今シーズン最後のスキーを無事終えて

かんぱーい。

 

翌日、昼12時頃に無事帰宅。

これでボクの冬は終わった。

サクラはいつ満開になるんだ。(笑)

 

3泊4日スキー旅 :総走行距離504km

 

 

 


志賀高原焼額山スキー場へ

2023年03月16日 | スキー旅

3月14日(火)

 

志賀高原の、丸い雲海がぽこぽこ浮かぶビューポイントで

 

~・~・~・~

 

前日泊した志賀高原焼額山駐車場での朝。

▲ クラブサンドイッチで

スキーなので、バーモント州 Okemo スキー場のマグカップを出してきた。

 

 

 

▲ 第一ゴンドラ前の駐車場を9時に出る

 

 

イチゴンで一気に焼額山2009m頂上まで。

▲ 頂上。左のA1コースでゴンドラ前まで一気降り。これで、はやる気持ちを満足させて、次は右のB1コーへ。

外人でも分かるように、コース表示がアルファベットと数字に変わっている。

 

 

 

▲ B1コースへのトラバース

 

 

 

▲ 雪面はよくグルーミングされている。

 

 

 

▲ 突き当りを左へ折れればB1コースへ入る。

このコースが一番南側なので、雪面が緩む前に先に滑走することにした。

 

 

▲ C1コースを下っていく。

 

 

 

▲ ずーっと、下りていく。

 

 

 

▲ どんどん、降りて行く。

いいね、いいね、この景色、シーナリー。

この前の八方尾根スキー場の魅力は、白馬三山等の雄大な山並みだよね。

一方、志賀高原スキー場の魅力は、シラビソなどの針葉樹が雪をまとった自然いっぱいの景観の中を滑ること

 

 

▲ コースマップにも載っているビューポイントに来た。

 

 

 

▲ 雲海がモコモコと綿菓子のようだ。

 

 

▲ さあ、だいぶ下りてきた。

志賀高原は、正面の山並みが左右に広がる。スキー場も、山並みに合わせて左右に広がる。焼額スキー場は18カ所あるスキー場の一つだ。国立公園なのでお店などは限定的。(コンビニ無し)

 

次は、第二ゴンドラに乗り換えて、焼額山の中央部を滑ろう。

 

▲ ここでも樹林帯の中を進む。

 

 

 

▲ 景色を眺めながら、さらに下って行く。

斜度の緩い写真が多いのはご容赦。

基本的には、滑りながら写真を撮っているので。キャンカーから撮る写真と同じ。止まるのがもったいなくて(笑)。

 

▲ いいね、いいね。

パシャ、パシャ。

ヤケビ、だーい好き。

 

▲ そういう中で、【速報】で既出のスポット。

どう?

カナディアンロッキーにいる気になってきたでしょう。

 

 

次に、コース横の樹林帯に入ってみよう。

こういう時は、ボクの幅の太いスキー板は便利。

 

▲ 少し赤い幹の樹は、ダケカンバ?

 

 

 

▲ うん、ダケカンバだろう。

 

 

▲ 昨夜は気温がかなり下がったから、白い雪が溶けずに霧氷状態のままだ。

 

 

 

▲ 上を見上げる

息をのむ。

キレイ・・・

 

 

焼額山は、ほぼ滑った。

隣りの、一番端のスキー場へ移動しよう。頂上で稜線をトラバースして、

▲ 奥志賀スキー場へ来た。

ここのパノラマ的な景観も好きだ。

 

進んで、

▲ エキスパートコースに来た。

奥志賀のメインバーンだ。

 

 

▲ 斜度はあるよ。

しかし、整地されているし、雪はアイスバーンではないから慎重に回していけば、でーじょうぶ。

 

まもなく72歳つーのに

変わらず滑れることが嬉しい。

来シーズンは分からないが、今を喜ぶ。

 

 

降りきったところに、このホテル。

▲ チロル風の瀟洒なホテル

ここのレストランが昼食は宿泊者以外にも開放されている。ゲレ食よりは高いけど(笑)。

 

もう1時。この時間ならいいだろう。

うん、やはりあそこが、ボクのために、空いていた。

セットランチは4種類。

ボクは・・

▲ ミニサラダ付き

別に信州りんごジュースを。

 

 

▲ オーストラリア産牛ヒレ肉のペッパーステーキ(120g)2,700円 を。

胡椒が粗挽き。口の中でゴリゴリとやると、口内に香ばしい辛さが広がった。

久しぶりのお肉の塊。

 

▲ 何回もこのレストランに来ているが、いつも入口に面したこの席。

家内と数年前、秋に来た時も。

 

「ご皇族のかたは今も来られるの?」

「はい、冬の〇〇ごろに毎年予約は入りますが、その時にならないとお見えになられるかは分からないのですが」

 

▲ 1時半がラストオーダーで、2時頃に出た時はボクが最後だった。

 

 

▲ グランフェニックス奥志賀

また来るよ。

 

お腹も満たされたし、

▲ 最後の滑りにしようか。

行くぜ!

 

 

▲ 第一ゴンドラ前の駐車場に戻った。午後3時。

少しだけ休憩。

 

休憩後、明日滑る横手山スキー場へ移動。

志賀高原の一番左手から一番右手への移動だ。30分ほどかかる。

▲ ほたる温泉・熊の湯へ

 

 

▲ 熊の湯の「ホテル一望閣」へ

確か、去年もここだった。

 

 

▲ 立ち寄り湯可。800円。(HPより)

硫黄臭の強い緑色の温泉。誰も入ってこなかった。

左手の人差し指の第一関節の辺りが熱を持って、2週間ほど前から痛みがあった。家内は「それリューマチよ。」 お湯の中でずーっと人差し指を揉んでいたよ。温泉から上がった時には痛みはなくなっていた、今も。ほんと。

 

熊の湯のあと、グルグル山道を走行していき

▲ 横手山スキー場の中腹にある陽坂駐車場に停める。

右の山頂が横手山2307mで、日本で一番高所のスキー場トップ。

 

 

▲ 夕食

昼との落差が大きい。

山に登るわけではないのに、いつものオニギリセットを買ってしまったので、食べないと。

 

明日も晴れだ。

では、またあしたがんばろう、今シーズン最後のスキー。

 

【続く】