遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

秋色に染まっていく彩の公園

2023年10月31日 | 日々の思い

10月30日(月)

 

池に浮かぶあずま屋と秋の空

ゴッホばりのうねる雲がいい(笑)

 

~・~・~・~

ジム通いを再開してからは、とんと来てなかった彩の公園。

家内がウオーキングしたいというので

 

▲ 来てみた。

平日でも、天気がいいから、駐車場はほぼいっぱいに。

日当たりがいいからか、ここがすっかり黄葉していて驚いた。

 

 

▲ 赤い実とともにハナミズキは、相変らず華やかにきれい。

 

 

▲ メタセコイヤの並木の黄葉は、まだまだかな。

 

 

 

▲ 銀杏の黄葉はまだ。

いつもならシーズン一番最後に輝く。

 

 

 

▲ 芝生広場

向こうに赤くなった樹がある。

行ってみよう。

 

 

 

▲ 赤と緑が入り交じる、比較的に背の高い樹

 

 

 

なんのモミジかなあ・・と思っていたが

 

▲ 信さんの「秩父ミューズパークの銀杏」レポ を読んでいたら

そこに載っているモミジバフウ紅葉葉楓かもしれない。

葉は互生しており形はカエデに似ており、5-7裂した掌状で光沢があり、美しく紅葉する。(ウィキ)

 

 

 

▲ 第二池の黄葉

 

 

 

▲ サクラ林はまだ全く紅葉していない。

 

 

 

▲ また、赤い樹が

これは先ほどのモミジバフウと違って、高木ではない。

 

 

▲ ベニカエデ 紅楓

赤発色が鮮やかなのが特徴のようだ。

 

 

モミジバフウとは葉形が大きく違う。モミジバフウはギザギザが全く無い掌状だが、ベニカエデは左右対称のギザギザが入る。

 

 

 

▲ ベニカエデの落葉

 

 

 

▲ 第一池の噴水が始まる時間になった。

 

 

 

▲ その水面(みなも)に、浮かぶ浮き花は

 

 

 

▲ これね

 

 

 

▲ スイレン 睡蓮

 

 

 

▲ お気に入りのいつものアングルから

休憩テラスで

 

 

▲ 休憩テラスの横にも

 

 

▲ くつろげるテラスがあって

 

 

 

▲ このテラスを覆う花

朝顔? まさか

昼顔?

 

 

 

▲ 第一池と正面入り口に続くポプラ並木

ポプラの黄葉も未だだ。

これから黄葉、紅葉の深化はこれからだ。

秋の最後には侘しさが募るのだが、まだハッピーハッピー。

 

 

▲ 陽も翳ってきた。

今日は、これまで。 

帰ろうか。

 

 

 


待ちに待った秋の味覚に チアーズ !! (追記あり)

2023年10月27日 | 日々の思い

10月25日(水)

 

▲ マ、マツタケー だ。

5本 もー。

 

 

▲ 予めきのう家内にライン連絡があった、松茸がきょう配送されてきた。

家内のふる里・佐久穂の友達Nちゃんから、今年も送られてきたよ。

御存知のとおり、信州で松茸は今年は天候不順で全く不作。

それでも、Nちゃんのご主人が山でなんとか、かき集めたらしい。

ありがとう、Nちゃん、タケシクン。

 

時置かずして食べるのがよろし。

▲ 早速、今晩の夕食はマツタケディナーだ。

 

 

▲ 定番のマツタケご飯を先ず炊いて。 

 

 

 

▲ ジャ~ン!!

我が家の季節限定・松茸ディナーだ。

 

 

▲ 松茸土瓶蒸し

土瓶が無いので、スープ皿になるが。

家内がレシピどおり作ったので、永谷園「松茸の味お吸いもの」と同じ味がするぞ。(笑)

しかし永谷園と違って、ホンモノの松茸が入っているぞ。

いいねえ。

 

 

▲ して、トーゼン松茸ご飯ね。

うん、味、香りともに松茸が活きている。

これは全部今食べれないので、一部冷凍保存にするようだ。

しばらく、チビチビと楽しめるぞ。

 

 

▲ 松茸アルミホイル蒸し

お酒、塩を少々入れて蒸した。

これは、シコシコ、ジワーっと松茸エキスと食感が口腔に拡がる。

これが一番、松茸充足感がある。

 

今までは、松茸を裂いてコンロで焼いたりしていたが、あれは焦げるだけで、なんかよく分からない味だった。

 

 

▲ あ、前後するが、秋の松茸に、チアーズ・乾杯 !!。

 

Nちゃん、今年もありがとうございました。

 

 

これで秋の味覚フェスタは終わったかと思ったが、そうではなかった。

 

10月26日(木)

翌日、今度は熊本の家内の友達から「栗」が届いた。

早速開封。

 

▲ 「栗蒸し羊羹」3本。

これも賞味期限は10月31日まで。

大きい栗が、ゴロゴロと惜しげもなく詰め込んであるのが特徴。

 

 

▲ 早速頂いた。

口の中で、大栗そのものの味が、羊羹の甘さとあいまって、プワーッと広がって

幸せホルモンが、ドパーッと出る。

3本の内1本を、この日のうちに家内の八王子の姉へ渡した。

義姉も今年もコレを待っていたようで、良かった。

私からもM代さん、ありがとうございました。

 

秋の味覚を十分に味わえました。

 

10月29日(日) 追記

 

 

▲ 柿が送られてきた。

 

 

▲ この柿はおおきいなあ。

どんな味がするのだろうか?

 

 

四季折々の 旬のものを食べるは 良きこと哉

 

 


ほんとの空~安達太良山の紅葉は(2)

2023年10月26日 | 山旅

10月22日(日) 【続き】

 

じゃあ、安達太良山を下山しよう。

 

▲ 先にも言ったように、左上に見える牛の背を辿って、峰の辻に下るのではなくて

この、峰の辻を直接に行く短縮ルートをとってしまった。

 

 

 

▲ 他にも多くの方が、この短縮ルートを下りていく。

 

 

 

▲ 右手の先に見える三角形の山は、篭山1548m

篭山の左下が峰の辻だ。まずは、あそこまで行く。

 

だいぶ下降してきて

▲ 今度は少し登り返す。

 

 

下ってきた道を振り返ると

▲ 向こうに安達太良山の山塊頂上が見える。

 

ズームすれば

 

▲ 次から次と、安達太良山頂上からこの短縮ルートに下ってくる人影が見える。

 

 

 

▲ 峰の辻 まで下りて来た。

 

 

▲ ここから更に前方の谷に向かって、下っていく。

 

 

 

▲ さあ、行こうぜ。

 

 

 

▲ 雪を凍らせた枝木が、綺麗なので。

 

 

 

▲ 上空を覆う雲が無ければ、山肌の紅葉が全面に輝くのにと思うと、残念。

 

 

 

 

▲ 大きな崖状になっている所へ。

 

 

谷を下って

▲ くろがね小屋に到着。12:20PM

宿泊・温泉が利用できたが、今年の3月から営業を休止中。建て替える予定だとか(2025年度完成予定)。

 

 

 

▲ ここは風も無く、みなさんようやく食事をとっているようだ。

 

 

 

▲ ボクもまだ何も食べていないが、ゆっくり食べる気にはならず、コーヒーだけ飲んだ。

6時間トイレへ行ってないので、落ち着かないのだ。(笑)

 

 

▲ 気温を見ると、4度C ぐらいだ。安達太良山頂上ではチェックする余裕がなかったが、多分零下になっていたのでは。

 

 

 

▲ 直ぐに出発。

 

 

 

▲ 右手の紅葉を眺めながら、緩やかな坂道を下っていく。

 

 

振り返ると

▲ くろがね小屋が山あいに見えた。

あの小屋はこれで見納めだな。

 

 

 

▲ 遠くの紅葉を眺めるのもいいが、一番いいのは、紅葉の中を歩くことだ。

 

 

 

▲ 山の紅葉は、今シーズンはこれが最初で最後になるかもなので、よーく見ておこう。

 

 

 

▲ 登山口に近くなってくると、紅葉は少なくなった。

 

 

そして

▲ ロープウェイ前まで戻ってきた。

 

 

 

▲ 無事下山だ。イエーイ!

旅人クン、お疲れさん。

 

 

 

▲ 駐車場に

クルマはだいたい埋まっている。

向こうの観光バス三台から、今も人が多数下りてこちらへ歩いてくる。今からロープウェイに乗って、展望台から紅葉を見るのだろう。

 

 

 

▲ Harmony ちゃん、戻ったぜ。14:23PM

8時間ほど外に出てたな。(笑)

 

まずは

▲ 遅ればせながら、ランチだ。

いつもの助六寿司をリュックから出して。

 

腹を満たしたあとは、お風呂だ。

すぐ近くに

▲ 奥岳の湯 がある。

 

 

▲ 内湯の他に、露天風呂がある。HPより

今は前方の山肌は紅葉していて、温泉につかりながら、紅葉を眺めながら、手足を温めるのは

極楽、極楽 ♬

 

 

クルマに戻って

 

▲ 湯上りには、冷たくしたシャインマスカットゼリー でして。

 

 

【今日の振り返り】

総山行時間は、7時間48分。内休憩時間が1時間10分なので、ネット山歩時間は6時間38分。いつもの「ややゆっくり」評価。平均を100%としたグラフでは、山頂からのくろがね小屋に至るルートでペースが落ちている。眺め、写真を撮っていたからな。7年前は7:20~14:00の6時間40分の山行なので、今回は1時間ほど伸びたか。

歳を経ているからな、老化しているからなと気落ちもするが、そんなことより、どこも痛くもならずに下りてこれたことに、大感謝しよう。イエーイ! (笑)

 

3Dで見ると

▲ 赤線ルートが当初通りたかったルートで、左手に爆裂火口が見れたはずだった。

 

実際、YAMAP行動記録では patagorilla さんが下記の写真を載せていた。

雪を被った爆裂火口、これが見たかったのだが。また涙、涙にくれる。

これは、「また来いよ」 ということか (笑)

思えば、今回も「ほんとの空」、安達太良山の上の青い空を見ていないのだ。

 

 

▲ 他のクルマは大方帰った。

では、ボクも出発だ。16:30PM

 

二本松IC から東北道に乗り、一番手前の安達太良SA でお泊り。

 

~・~・~・~

 

10月23日(月)

 

▲ 安達太良SA での朝

中央向こうに、のぞくのが

 

▲ 安達太良山

 

きょうも、頂上には雲がかかっている。

東京の空はほんとの空では無くて、阿多多羅山の山の上に毎日出ている青い空がほんとうの空だ、というのは実際の空というより智恵子の心もちを映した空、心象風景なのかもしれない。

光太郎と東京で生活を始めた時、自分の絵画に行き詰まりを感じていて決定的には実家の破産があった。東京に出る前二本松にいた時は天真爛漫で希望に満ちていたから。

 

午後1時頃帰宅。

2泊3日の山旅:総走行距離555km

 

過去日記

ほんとの空~安達太良山登山 - 青い空とわたし

 

 

 


ほんとの空~安達太良山の紅葉は(1)

2023年10月25日 | 山旅

 

 

福島県・安達太良山(あだたらやま)の紅葉

 

 

10月22日(日)

 

▲ 安達太良山登山の駐車場での朝

昨日から前泊している。

 

 

▲ 即食べれる朝食を摂る。

登山準備は昨日から万端。

安達太良山登山は2度目。前回は7年前の10月10日に。

前回より今回は12日ほど遅れたが、紅葉の時期が遅れているから大丈夫だろうと。

 

6時半に出発。

▲ 左手に、ロープウェイを見やりながら登山口へ。

 

 

▲ ほどなく登山口に到着。

 

 

▲ 正面に、薬師岳の頂上が見える。

ロープウェイに乗れば5分ほどで到着するはず。

しかし自分の脚で登るのが、我々のこだわりでして。(笑)

1時間半ほどかかるが。

 

 

▲ コースは7年前と同じ。

薬師岳展望台まで登ったら、安達太良山頂上を目指して、くろがね小屋を経由して下る周回コースだ。

 

登山道は一部ぬかるみがあって

▲ なぜか曲がったハシゴを登って、登山道を進むと

 

えっつ?! (じぇじぇはもう古い)

 

▲ これは、ユ、ユキ?!

 

 

▲ 雪をかぶっている。

これは想定してなかった。

大陸から寒気団が来て寒くなることは言われていたが。

 

 

▲ 薬師岳への途中の「五葉松平」で、その標柱の上には

 

 

▲ 誰が置いたのか、小さな可愛い雪だるまがあった。

 

 

さらに進んで

▲ 薬師平展望台へ来たな。

 

 

 

▲ 展望は・・

うむ・・安達太良山頂上は雲の中だ。

 

 

 

▲ あの上が頂上だが、見えない。

右に目を移すと

 

 

 

▲ 安達太良山の山並み山腹と、右には二本松市内がのぞく。

 

冒頭の紅葉シーンは、ここから切り取ったモノ。

 

▲ 薬師岳山頂の鐘を、ガンガン鳴らして晴れるのを祈願する。(笑)

1時間ほどこの展望所にとどまっていたが、願いむなしくガスは取れなかった。

 

 

しかし、展望所の左端にあるこの標柱は

▲ 今も、有った。

 

 

▲ 「この上の空がほんとの空です」の標柱。

 

智恵子は東京に空が無いといふ。

ほんとの空が見たいといふ。

・・・

智恵子は遠くを見ながら言ふ。

阿多多羅山(あたたらやま)の山の上に

毎日出ている青い空が

智恵子のほんとうの空だといふ。

あどけない空の話しである。

 

~智恵子抄「あどけない話し」より 高村光太郎~

 

 

▲ では、安達太良山の頂上へ向かおう。

 

 

 

▲ 向こうの眼下に見えるのが、智恵子の生家がある二本松市。

 

 

 

▲ 右端の頂上を見遣っても、ガスっている。

 

 

 

▲ それでも更に進んで

 

 

 

▲ 後ろを、登ってきた山を振り返る。

白化粧が美しい。

 

 

 

▲ さあ、行こう、黙々と。

 

 

 

▲ 安達太良山頂上の手前に来た。

 

 

 

▲ ほとんどの方は後ろの岩塊・頂上に登るのはあきらめて

その前の「安達太良山」の標識の前で記念撮影のようだ。

7年前に来た時は、岩塊を登るためにとぐろを巻くように順列ができていたが。今日は雪山だし風もあるし、怖気づいてしまうね。

登るルートは左からハシゴを伝う道と、右から鎖伝いに登る道の二つがあるようだ。

ボクは? もちろん登るよ。ハシゴ伝いで。少しおっかない箇所があったが。晴れていれば、何ということのない頂上だが。

 

 

 

▲ 安達太良山頂上 1700m 10:24AM

 

 

 

▲ 何も見えましぇん。

 

気を張りながら、ゆっくり下りる。

 

▲ 下りた頃には、少しガスが薄くなっていた。

ガスは晴れても、寒いねここは。本来ならここでランチだが、無理。だれもとどまらない。

下山しよう。

ルートは・・ここで大きなミスをした。爆裂火口を左手に眺めながら下る当初計画だったが。その下りルートが分からなくて、「どうせガスで見えないだろう」と口実を作ってそれ以上追求しなかった。実際は、あの岩塊下の右端を辿るだけで良かったのだが・・涙、涙。

で、ちょっと下った分岐点からの短縮ルートで「くろがね小屋」方面に向かうことになった。

 

【続く】

 

ここは: