今更留学記 Family medicine

家庭医療の実践と、指導者としての修行も兼ねて、ミシガン大学へ臨床留学中。家庭医とその周辺概念について考察する。

小児科のカンファレンス

2009-03-26 18:29:33 | 臨床留学

小児科ローテーション中の良い点として、カンファレンスがあげられます


月曜日から金曜日まで、毎朝、毎昼、それぞれ一時間のカンファレンスが食事付きであります


家庭医のレジデントは新生児研修、小児科病棟研修、小児ER研修中にこのカンファレンスに出席をします


小児科病棟研修中は、当直明けの日や、特別忙しいときを除けば


このカンファレンスに出席できるように、回診の時間が組んであります

 

食事が出るというのは魅力なのですが、質がちょっと問題です


朝はベーグルとコーヒーが定番で文句は無いのですが


昼はラザニア、ピザ、タコス、スープとパンのローテーションです


ひどい時はサラダとパンのみ

飲み物はもちろんコーラ

 

「小児の肥満」というトピックで食生活の話題が中心だった日に出されたのが、ピザだったのには参りました


肝心のカンファレンス自体はケースカンファレンスや、小児科各専門のトピックで、まずまず興味深く聞けています


一方的な講義形式が多めなのがちょっと不満ですが、


日替わりでほぼ毎日レクチャーがあるこの環境を、ありがたく思う心が薄れている自分にふと気づいてしまいました



ようやくアパートのテニスコートがつかえる暖かさになりました