Mrs.ベリーのVeryな一日

☆ミセス・ベリーのSmileダイアリー☆エレガントな女性目指してセルフプロデュース中(^v^)

フライ・ダディー・フライ

2006年01月31日 13時21分44秒 | ベリーの感想文(本・映画)
フライ,ダディ,フライ

東映

このアイテムの詳細を見る

天気   ときどき

DVDで、フライ・ダディー・フライ
をみました。

以前、本で読んだ金城一紀の、同名の本を、映画化した作品です。
原作にあるエピソードを、削った代わりに、映画にしかない
エピソードがあります。
原作では、主人公のオッサン鈴木さんを鍛える、
鬼コーチ役の朴舜臣(パクスンシン)
優しい一面が、描かれていましたが。
映画では、少し踏み込んで、舜臣(スンシン)の生い立ち
なぜ舜臣は、舜臣になっていったのか?という部分を
チラッと、見せていました。
脚本を、原作者である金城一紀が書いているので
取ってつけたような感覚ではなく、舜臣はこんな事があったんだよと
舜臣をよく知る人が、コッソリ教えてくれたような気がしました。

主人公に堤真一、舜臣にV6の岡田君でしたが
いや~~~~っ!岡田スンシン、あっぱれでした。
原作を読んだ人には、それぞれのスンシン像があり、
もちろん私にもありましたが、しかしその一人ひとりのイメージに
負けない、スンシンを、岡田君は演じきっていたと思います。
ちょっと、チビで華奢なスンシンもありでした。

スンシンが舞う、真の勝者が踊る、鷹の踊りは、どういう風に
なっているのか?と思っていましたが、なるほど
M・ベジャールのボレロ風な、鷹の踊りでした。

最後に堤真一は、カッコイイイメージが抜けきれてなくて
鈴木さん役、もうちょっと頑張って欲しかったですね。
情けなさを、もっと上手に表現できる役者としては
中井貴一で行って欲しかった気がしますが
やはり、所属関係で無理なんでしょうかね。

沢山のお父さんに見ていただいて、元気になってほしい映画でした。


 



最新の画像もっと見る